いっちゃんの日記帳

昔ながらの原風景のふる里、京都美山で「いっちゃん」が、四季折々の風景とともに日常や出来事などを綴ります。

にぎわい市

2011年07月12日 | 日記
今日は、今年3回目の「にぎわい市」。
何時も通りに、朝早くにお店へと向かい。準備を始めました。
早くも納豆が届きます。まだまだ準備が出来ていないのに・・・
もたもたしているうちに、次から次へと生産者の皆さんが野菜を届けてくれます。
嬉しいのですが・・・整理が大変です。
他のスタッフの力を借りて何とかこなす事が出来ました。

何時も通りにお店を出て、三条名店街商店街に到着。
準備もスムースに終了。開始時間まで30分も余裕がありました。

開店直後は、何時も通りに大賑わいでしたが、20分もすると静かな雰囲気に・・・
その後は、時折お店を覗いて買ってくれるものの、本当に少ないです。

仕方なく早めの閉店と相成りました。
その分、お店での仕事が出来ましたが・・・

これからの開催に少なくとも影響が出るであろうことは考慮に入れて
取り組みを進めていかないといけないなと考えています。

にぎわい市の日は、お店に置く野菜が激減する問題も出ています。
特に開催前の土・日に野菜が少ないのも、この市が影響しているのではと云われます。

私は、真摯に野菜を依頼して、生産者の皆さんとコンタクトを取りながら野菜集めに頑張っているのです。
生産者の皆さんが、快く承知して下さるのも、私は嬉しいのです。
だから、今まで続けてこれたのだろうと考えています。

けれども、お店にも、三条名店街の皆さんにも一つの分岐点が出来たのではないかと思います。
今日、その声が耳に届いたと思っています。

今年いっぱいは頑張って盛り上げようと思っています!

次回は、7月26日(火)正午から開催します。
ぜひ!一度ご覧ください!

田歌の神楽

2011年07月12日 | 日記
7月14日は美山町田歌にある八坂神社の祭礼「田歌の神楽」(とうたのかぐら)が行われます。

田歌の氏神さんである「八坂神社」(通称祇園さん)に伝わる神楽で、毎年7月14日に奉納されます。
神楽には、天狗一人、般若面の鬼2人(子供)、髭やっこ3人、ササラを持ったひょっとこ、樽負い爺、お多福がそれぞれ一人で行われます。
般若面の鬼以外は、お囃子(笛方)も含めて成人男性が執り行います。

毎年7月初めから「神楽宿」(当番宿)で練習を行い、祭礼の準備を進めます。
当番宿は、毎年順番に家々を巡り、その年の当番宿が祭礼の出発地となります。

神楽宿での神事や、お囃子の後、一行は神社へと向かいます。
道中では、髭やっこが「やっこ振り」を披露しながら進み、神社へ到着します。

神社では、小さな神楽堂(太鼓を載せた屋台)を前に「ならし」「かぐら」「さんぎり」「にぎまくら」と演じて、
「三人舞い」でクライマックスを迎えます。

この祭礼が終わると、美山にも本格的な夏がやって来ます。
「田歌の神楽」は、平成3年に京都府登録無形民俗文化財の指定を受けています。

今年の神楽は、7月14日(木)のお昼頃から始まります。
少し早めに行かれた方が良いかと思います。
今年の「神楽宿」は、神社のすぐ前だそうで、道中も短いそうです。

美山でも珍しい神楽です。一度ご覧になられては!


写真は、神楽の一行が神社へと入るところです。