こども界りゅうがく記

教える人のふりして、大好きな人種・小→中学生の国に毎日留学中
英語技の種、見つけたらどうぞ持っていって植えて下さい

オーダーメイド

2011年05月28日 | 那須
以前、バーというのはお酒の名前や飲み方を知った「大人」が行く所だとずっと思っていました。
縁がない、と。

でも今、お酒は飲まないのに、時々行くことが必要なバーがあります。

例えばある日の私の注文
「子どもたちには伝わるのに大人相手だとうまくいかない人に効くノンアルコールの何かプリーズ!」

マスターの技と人間性を全面信頼して楽しみに待ち、いつも、飲み物以上の何かを受けて帰ります。
病院の処方せんみたい 。とても素敵な病院です。

http://khaju.cocolog-nifty.com/message/2010/02/post-a381.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

テキストに付いている年間計画をコピーし、「この通りに授業をしてください」
という学校があります。

その時々のクラスの問題や目標を話してくれて
「こんな雰囲気の英語の時間にしたい」と伝えてくれる先生方もいます。
その望みを元に、新しいプログラムが生まれたりします。
とてもうれしい。


私の技と人間性がもっと磨かれたら、先生たちともっと
オーダーメイドの作品(授業)が作っていけるかな!?


※bar sakuご一家は、関西に引っ越されました。
※写真:飯舘の友、saku最後の日に。

暴言?!

2011年05月24日 | 子ども、生徒
先週、6年生の授業で思わず口から出たことば

「他の大人はどうかわからないけど、私はわからないことたくさんあるし人生まだまだこれからだから
みんなに教えてほしいことがたくさんあるんだ!」

言ってから、ああそうだよなあと思いました。

フラフェスタin 那須

2011年05月19日 | 音楽活動

那須人よりも那須に熱い、アロハファームの皆さんが開催するフライベント。
一度皆さんの踊りを拝見しましたが、先生の特別さと皆さんの仲の良さが素敵でした。
アート、農、平和、仲良し、ハワイ、日本…
奥深いイベントになりそうです。

フラの前に文化センター前で那須物産展、助川久美子さんライブもあり。
(11時~11:30頃、私も歌う予定!)

http://blogs.yahoo.co.jp/aloha_farm73/archive/2011/4/21


※写真:那須のアロハファームにて。先生と皆さんのフラ

ポンペイ展 仙台

2011年05月19日 | 旅行

4月29日、仙台駅からポンペイに直行しました。
その日から仙台博物館でポンペイ展が再開したとのことでお誘い頂いたのでした。

いくつもの大きなインパクトを受けました。

日本では弥生時代の当時、華やかな衣食住、芸術、娯楽があったこと。
その豪華な生活を奴隷が支えていたこと。
人の殺し合いを競技にしたり吐くまで飲食したり…豊かさ・本能の行く先としてそれは普通なのかな。
(その生活に反発して清貧に走るポンペイ人の自分、を勝手にイメージしました!)
その生活が火山噴火で一瞬で埋まり、驚くほどの保存状態で1700年後に発掘されたこと。

館長さんにお話を伺い、開催継続そのものがドラマだったことを知りました。

震災後、作品の返還を求めておかしくないイタリア美術館が提供の継続を申し出てくれたこと
自粛と安全性から多くの人が中止を求める中、博物館が今だからこその再開に踏み切ったこと

遠い国の遠い昔の人々の生活をこんな形で見ることができるなんて、魔法のようだとも思われ。

来てくれて本当にありがたい、と何度もおっしゃっていた館長さん、
こちらこそ、私たちにはできない魔法のお仕事、ありがとうございます。

仙台博物館にてポンペイ展、6月4日まで。

http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/tenrankai/index.html

短歌 みやぎにて

2011年05月15日 | 詩、短歌、ことば

バンソウコだらけの街に植えられる 花々の色 植える手の数 

仙台の取材 気仙沼の写真 プロに任せてただそこにいる 

不自由は平気だと父 中国から引き揚げ電車思い出し言う 

夏ごとに我を育てし気仙沼 みなとまつりの色 音 香り 

しょうがない 庭いじりつつ母は言う 育った家が流されたこと 

流されし祖母の庭にてスズランのこれから花を生むうす緑 

津波あと 咲くすずらんの花言葉 「だいじょうぶだよ」←今決めました 

料理する優しき人の息子さん 我と同い年 行方わからず

走る地下鉄 つくライト 母の声 当たり前とはもう思わない 

地震後に電話で家族と話すたび I love you とつぶやいて切る 

星に願へ叶えられんと仙台フィル デパート前の四重奏曲

 


気仙沼みやげ

2011年05月08日 | 旅行
GW、震災後初めて、実家の仙台と母の実家・気仙沼に行きました。

気仙沼では、叔父がゴルフ場開放イベントをしたのを手伝った後、
津波で流された南町のおばあちゃんち跡へ。

踏み入れる前に
「必要なものがあれば見つけさせてください」とお願いしました。

浴室が残ってました。あとは石段の跡と、池の跡。それだけ。

と思ったら叔母が発見したのは

スズランの若葉たち。
灰色と茶色だらけの中の、うす緑色。

海水に浸っても、時が来たから、できること(=咲く)あたりまえにしてるのかな。

私の一番好きな花 特に特別なバージョン
仙台と那須の庭に来てもらいました。


スズランと、授業用に仙台で買ってみたi-padと宮城の空気と。

今日からの私は新しいのかなそうでもないのかな。
気負わず、流れを読んで、乗るだけです。


※仙台最後の朝、30分の間に3つの番組に呼ばれ。
 NHK短歌講座、100歳詩人柴田トヨさん、「詩で戦う」ナナオサカキ氏。
 私の役割として、書く、をし続けたく。