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こども界りゅうがく記

教える人のふりして、大好きな人種・小→中学生の国に毎日留学中
英語技の種、見つけたらどうぞ持っていって植えて下さい

いい景色

2012年01月19日 | 那須
夢の景色が現れた、ような夜でした。

モンゴリアンビレッジ・テンゲルにて
http://www.tenger.jp/
食堂の片側(A)には教育長、宇都宮大の渡辺先生はじめ学校関係の皆さん、
もう片側(B)には私の那須 の各種友人たち。

小中学校の英語の壁を超えようという意図でAを設定したのですが、
ある朝4時に、Bの同時開催を思いついたのでした。
宴が進むにつれ、両者に交流が生まれたら、学校と外の壁も超えられるなと。

「夢を語りましょう。それを叶えていきましょう」という教育長のあいさつの時点で
既にBの皆さんからも拍手が。

そして両者の間で、既に結ばれている糸が見つかり始めました。
「え、あの方の娘さん?」「あれ、高校の先輩!」
「佐渡出身どおし」(大学教授と那須町議員さん)
「山口から来た者どおし」(テンゲルの藤村さんとcafe shozoのAさん)
「同じ車で同じ色、旦那の前の車と同じナンバー!」
「あなたの音楽を聞いて育ちました」(教育課のU先生→井ノ浦英雄さん)
「避難所で歌を聞いて以来一年近く、あなたを探してたんです」(遊行庵茶屋のOさん→助川久美子さん)

などなど。

赤と白スープの薬膳火鍋がとてもおいしくて、
ホーミーと馬頭琴の演奏に歓声が挙がって、
急きょ行われた助川&とらライブ後はCD販売に行列ができて、
温泉(内、岩、露天)が快適で、ゲルで快適に泊って(日帰り可能)、
モンゴル風の朝食を頂きながらまた話に花が咲いて・・・


この日の噂を聞いた他の先生などからも参加希望が多いので、
モンゴルナイト第二弾、企画しようと思います。

今年はたくさんの「仲人」をしていこうと思います。
仲がいいと、解決できることがたくさんあるから。

私の旅のつくりかた/珍しくマドンナ役

2012年01月10日 | 旅行

青春18キップが一回分残っており、父や友の勧める軽井沢に行ってみよう、
と日程を組んだけれど当日朝、ピンと来なくて延期。

あ、いわきの善林庵に自然食の買い物&Nさん一家に会いに行こう。
湯本駅前にみゆきの湯220円も発見、完璧プラン!

朝6時出発。郡山駅で乗り換えのため磐越東線のホームに行ったらなんと!
電車がもう走り出している。次の便は午後までない!!
追いかける私、加速する電車。今日の計画が電車と共に走り去る…。

息を切らしつつ振り向くと、あれ、電車がホームに止まってる。
さっきのは、切り離された回送車両だった。悲劇が一気に喜劇に変わる。
運転してた車掌さん、困っただろうな!客観的にビデオを再生して笑う。

無事に「本体」に乗車して30分ほどした時、初老の男性が私のそばに立ち
「見た目が恐くて申し訳ないけど」と切り出した。
思わず「いえ、うちの父もそうなので」と返答。
「乗った時から見てたけど、あなたはしっかりした人のようだ」と彼。
席を移して話をする。

福島在住の写真家という彼・Tさんは
ペットボトル入りの焼酎を飲みながら、恐い外見を時折謝りながら、
各地の温泉を鈍行で旅してること、胃がないこと、
息子さんが最近直木賞候補になったことなど話し続けた。
別れ際に、「困ったことがあったら駆けつけるから」と、
やはり初老の春のうららさんに似たコメントと連絡先をくれた。
小学生と初老男子に励まされるキャラ?

見てたのかも、私が窓の外を見ながら、畠山美由紀さんの気仙沼songを
頭の中で再生して泣いてたの。
あれ、映画の寅さんとリリーの出会いは、電車で泣いてるリリーを
寅さんが見かけたんだっけ。おー私、珍しくマドンナ側?!

いわき駅でNさん親子と再会。彼らと、那須の避難所で親しくなった。
小3のりゅう君は避難所を去る時に、毎晩共に過ごした町長、議員の
剛郎氏、押しかけボランティアの私に、箱詰めギフト
(中身は那須観光パンフレット)をくれた大者。

前が見えない中、悩みながらバカ話しながらみんなで創った避難所の毎日。
震災はとんでもないけど、それがなければ会ってなかったね、を確認した。

家に帰って、Tさんに聞いた作家の息子さんをネットでチェックしてみる。
なるほど有名人、ほう、福島から避難。
え?父親は16歳の時に他界??

・・・白昼から、酔っ払った幽霊に会ってしまったらしい。
今日もとても楽しかったな。

正しいめがねよりも楽しいめがねをかけて今年も生きたいと思う。

仕事をさがす

2012年01月07日 | 子ども、生徒


横浜で中学1年生の担任をしていた時、冬休みの前日。
一筋縄ではいかない(笑)生徒たちと、どうやって有意義に
大掃除タイムを過ごすかを考えました。

まずは美化委員(内閣掃除大臣!)を中心に目標コピーを皆で決めました。
「頭と手をフルに使って美化美化(ピカピカ)に」

1~3人組で教室&廊下を見て回り、ここをきれいにする、と決めた場所を申告します。
「黒板を徹底的に」「ロッカーの上を何もなくする」「住めるくらいの掃除ロッカーに」
など、全員が決定→ 時間限定で自分たちのプロジェクトに取り組む。

私は感心しながら、皆の工夫具合やチームワークをメモして歩き
その内容を学級便りに書き、全員を表彰。

色々なことに通じる気がします。
いい結果を出すために、自分ができることを具体的に探し出し、動く。

一人(担任)の頭で考えるより、多くの頭の方が多様で楽しいのはあたりまえ。
昔から私の基本は「生徒の力に頼る!」のようです。

事件だらけで、嫌われたりつらいことも多かったけど、鍛えられた一年。
もう一度通るのはいやだけど、通って良かった道!