4月29日、仙台駅からポンペイに直行しました。
その日から仙台博物館でポンペイ展が再開したとのことでお誘い頂いたのでした。
いくつもの大きなインパクトを受けました。
日本では弥生時代の当時、華やかな衣食住、芸術、娯楽があったこと。
その豪華な生活を奴隷が支えていたこと。
人の殺し合いを競技にしたり吐くまで飲食したり…豊かさ・本能の行く先としてそれは普通なのかな。
(その生活に反発して清貧に走るポンペイ人の自分、を勝手にイメージしました!)
その生活が火山噴火で一瞬で埋まり、驚くほどの保存状態で1700年後に発掘されたこと。
館長さんにお話を伺い、開催継続そのものがドラマだったことを知りました。
震災後、作品の返還を求めておかしくないイタリア美術館が提供の継続を申し出てくれたこと
自粛と安全性から多くの人が中止を求める中、博物館が今だからこその再開に踏み切ったこと
遠い国の遠い昔の人々の生活をこんな形で見ることができるなんて、魔法のようだとも思われ。
来てくれて本当にありがたい、と何度もおっしゃっていた館長さん、
こちらこそ、私たちにはできない魔法のお仕事、ありがとうございます。
仙台博物館にてポンペイ展、6月4日まで。
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/tenrankai/index.html