花壇で咲いている鮮やかなピンクの花。何だろうと思ったらペンタスだった。「空に浮かぶ星のように五芒星の形」をしているので、「五」を意味するペンタの語がそのまま名前になっている。小さな花だが、集まりるきれいだ。和名はクササンタンカで「草山丹花」と表記する。山丹花は、熱帯から亜熱帯地域を原産とするアカネ科の常緑性低木で、これが小さく「草」のように改良されて、花壇でも楽しめるようになった。写真のは「ペンタス ‘バタフライ・ピンク’」。
ペンタスの基本情報
学名:Pentas lanceolata
和名:クササンタンカ
科名 / 属名:アカネ科 / クササンタンカ属(ペンタス属)
ペンタス ‘バタフライ・ピンク’
ペンタスは春から秋まで長期間開花し、暑さに負けずによく開花します。本来は低木状に育ちますが、タネから育てる矮性に改良された品種が小型~中型の鉢物や花壇苗としてよく普及しています。主な品種のシリーズとして「グラフティー」シリーズ、「バタフライ」シリーズ、「ニュールック」シリーズなどがあります。また、ほかに栄養系品種として、八重咲きの「ライカ」シリーズや大きく育ちボリューム感のある「パニックタワー」シリーズ、葉に斑が入った品種なども流通しています。
基本データ
園芸分類 熱帯植物
形態 低木 原産地 熱帯東アフリカからイエメン
草丈/樹高 0.3~1.5m 開花期 5月~10月
花色 白,赤,ピンク,紫 栽培難易度(1~5)
耐寒性 弱い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,開花期が長い