野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

サンセットカラーと呼ばれている熱帯スイレン「アフターグロー」(睡蓮シリーズ02)

2020年07月05日 10時09分30秒 | 

夕焼けのサンセットカラーと呼ばれている熱帯スイレン「アフターグロー」。オレンジピンクの花弁と黄色い花芯の蕊が夕焼けを思わせる。

(2020-06 東京都 神代植物公園) 

 

熱帯スイレン「アフターグロー」

分類
熱帯スイレン 昼咲き
品種名 After Glow (アフター・グロー)
交配-作出者-年次 (Martin E Randig)1946
花色 オレンジピンク&黄色
株-花-葉の大きさ 注1
株:大型--花:12~15cm--葉:25cm前後
特徴
花は中心部が黄色で花弁先がオレンジピンクの複色品種です。この特徴的な花色からサンセットカラーと呼ばれている品種の一つで、栽培条件により花色には多少幅があります。また、アルバートグリーンバーグとよく似ていますが、葉が鮮やかなグリーンで判別は難しくありません。本種も近年、かなり色合いの淡い誤品種が出回っているようで、注意が必要です。

 


プルーの装飾花に絞りの入るヤマアジサイ「津江の小手まり 」(アジサイシリーズ 20-29)

2020年07月05日 09時20分25秒 | 

プルーの装飾花に絞りの入るヤマアジサイ「津江の小手まり 」。小さな花が集まっておしゃべりしているようなところがかわいい。大分県産。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

「津江の小手まり 」

小さくて可愛い山紫陽花『津江の小手まり -ツエノコデマリ-』です❤
大分県原産で、透明感のあるブルーと小さなてまり咲きがかわいいです。
花びらには絞り模様が入り、なんとも言えない日本らしい美しさがあります。

おすすめポイントは小ささ!
アジサイと比べ物にならないくらいとってもお花の手まりが小さいのです^^
なんと3cm前後の小ささ!
成長しても、「このくらいか多少大きくなるくらい」だそうです❤
多花性品種で、毎年たくさんのお花を咲かせてくれます^^
山紫陽花は育て易くてとっても丈夫!
額紫陽花に比べて全体にコンパクトにまとまり、枝も細く、
花径も小さくてよりナチュラルな雰囲気です^^

 

ヤマアジサイ・シリーズ

「日高新錦山」(アジサイシリーズ 20-01)
「日向の青てまり」(アジサイシリーズ 20-02)
「瀬戸の月」(アジサイシリーズ 20-03)
「クレナイ」(アジサイシリーズ 20-04)
「天龍碧」(アジサイシリーズ 20-05)
「楊貴妃」(アジサイシリーズ 20-06)
「別子手鞠」(アジサイシリーズ 20-07)
「久住小でまり」(アジサイシリーズ 20-08)
「九重の花吹雪」(アジサイシリーズ 20-09)
「土佐涼風」(アジサイシリーズ 20-10)
「小甘茶」(アジサイシリーズ 20-11)
「満天星」(アジサイシリーズ 20-12)
「海峡」(アジサイシリーズ 20-13)
「嶺の妖精」(アジサイシリーズ 20-14)
「濃紫」(アジサイシリーズ 20-15)
「土佐のまほろば」(アジサイシリーズ 20-16)
「富士の滝」(アジサイシリーズ 20-17)
「舞子」(アジサイシリーズ 20-18)
「アジアン・ビューティー」(アジサイシリーズ 20-19)
「藍姫」(アジサイシリーズ 20-20)
「笹の舞」(アジサイシリーズ 20-21)
「広瀬の華」(アジサイシリーズ 20-22)
「さくら姫」(アジサイシリーズ 20-23)
「紫式部」(アジサイシリーズ 20-24)
「石鎚の光」(アジサイシリーズ 20-25)
「坊ヶ鶴の華」(アジサイシリーズ 20-26)
「桃色ヤマアジサイ」(アジサイシリーズ 20-27)
「伊予獅子手毬」(アジサイシリーズ 20-28)


ユリアザミとダイナミックな空

2020年07月05日 08時44分42秒 | 

ユリアザミというどっちつかずの名前がついた花。リアトリスの名前で園芸種になっていますが、大正時代に渡来したものらしいです。どちらかというとショウマ風で、アザミには少しは似ているとしても、キク科の花らしいです。槍咲き型でつんつんと伸びてかわいい。

(2020-06 東京都 神代植物公園) 

 

ユリアザミ
 ゆりあざみ(百合薊) キク科    分類:草  学名:Liatris spicata
別名・別読み: キリンギク(麒麟菊)、リアトリス

和名は ノアザミ  などアザミの仲間だが、葉が タカサゴユリ  などの百合の葉に似ることから。北アメリカ原産で、約40種ある野生種のうちの一つが、園芸用のリアトリスの名前で大正時代に渡来。槍咲き種と玉咲き種がある。

 

今朝の空もダイナミックでした。晴れているときより、雲の勢いのある空のほうが面白いですね。


ピンクを帯びた白地のペタルがしとやかなラン「シンビジウム・ラッキー・レインボー・サントラピーヌ」(蘭シリーズ 20-59)

2020年07月05日 08時32分36秒 | 

ピンクを帯びた白地のペタルがしとやかなラン「シンビジウム・ラッキー・レインボー・サントラピーヌ」。リップのピンクの斑点と花芯の黄色がアクセント。

(2020-02 東京都 神代植物公園) 

 

 

ラッキーレインボー・サントラピーヌ

 河野メリクロンの人気品種ラッキーレインボー系の花です。ピンクのいろいろな花が出ていましたが、この花は毎年よく咲いてくれます。
 中型のシンビジュームで、葉もそれほど大きくならず、管理しやすい品種ではないかと思います。
 花弁はふんわりと白い縁取りが入ったような配色をしていますが、通常はもっとピンク色が多かったように思います。
 また、リップの濃いピンクの斑点はマリリンモンローのリップとよく似ている感じがします。
 ピンク花としては、とても親しみやすい花ではないかと気に入っている品種のひとつです。

 

蘭シリーズ・リスト


「エピデンドラム・プリティーレディーミスミ」(蘭シリーズ 20-01)
「スリーピング ルナグラード 」(蘭シリーズ 20-02)
「シンビジウム・アリス・ルナ」(蘭シリーズ 20-03)
「オンキディウム・アンプリアツム」(蘭シリーズ 20-04)
「エピデンドラム 'スター・バレー'」(蘭シリーズ 20-05)
「デンドロビウム・スペルバウンド・ミュー」(蘭シリーズ 20-06)
「シンビジューム・スウィートワイン」(蘭シリーズ 20-07)
「カトリアンセ  ジュエル・ボックス シェヘラザード」(蘭シリーズ 20-08)
「カトレヤ・ウェンディーズ・バレンタイン」(蘭シリーズ 20-09)
「カトレア・コッキネア」(蘭シリーズ 20-10)
「デンドロビウム・フォーミディブル」(蘭シリーズ 20-11)
「ファレノプシス・サクラコ・ファレノ」(蘭シリーズ 20-12)
「ファレノプシス・シレリアナ」(蘭シリーズ 20-13)
「ファレノプシス・メモリア・アン・フェジェン」(蘭シリーズ 20-14)
「ファレノプシス・リトル・メリー・チェリー・ソング」(蘭シリーズ 20-15)
「ファレノプシス・シルク・オレンジ」(蘭シリーズ 20-16)
「ドリテノプシス・シティーガール モリタNo.2」(蘭シリーズ 20-17)
「ファレノプシス・ビーチアナ」(蘭シリーズ 20-18)
「ドリテノプシス・リビングストンズ・ジェム」(蘭シリーズ 20-19)
「ファレノプシス・オトヒメ」(蘭シリーズ 20-20)
「ファレノプシス・ゴールデン・エンペラー "スイート"」(蘭シリーズ 20-21)
「ホンコンシュスラン」(蘭シリーズ 20-22)
「エピデンドラム・コスモ・ドリームカラー アスカ」(蘭シリーズ 20-23)
「エピデンドラム・カショクサイサイ」(蘭シリーズ 20-24)
「デンドロビウム・アオヤマ」(蘭シリーズ 20-25)
「デンドロビウム・ラウシー・ビカラー」(蘭シリーズ 20-26)
「オンシジウム・トゥインクル」(蘭シリーズ 20-27)
「デンドロビウム・ロイ・トクナガ」(蘭シリーズ 20-28)
「マキシラリア・ポルフィロステレ」(蘭シリーズ 20-29)
「デンドロビウム・カシオペ」(蘭シリーズ 20-30)
「デンドロビウム・キンギアナム」 (蘭シリーズ 20-31)
「オドンティオダ・ラブリー・アップル」 (蘭シリーズ 20-32)
「クロウエシア・グレイスダン 'Chadds Ford' 」 (蘭シリーズ 20-33)
「オンシディオダ・チャールズワーシー」(蘭シリーズ 20-34)
「ワルツェウィツェラ・メリオン」(蘭シリーズ 20-35)
「デンロビウム・エンジェルベイビー グリーン愛」(蘭シリーズ 20-36)
「デンドロビウム・ファレノプシス・サクラ」(蘭シリーズ 20-37)
「リカステ・ナガイ・インターナショナル」(蘭シリーズ 20-38)
「リカステ・ワイルドファイア・タカツ」(蘭シリーズ 20-39)
「デンドロビウム・イエローチンサイ・マジカルカラー」(蘭シリーズ 20-40)
「デンドロビウム・タイ・ジャスミン」(蘭シリーズ 20-41)
「デンドロビウム・スノーフレーク・オトメ」(蘭シリーズ 20-42)
「デンドロビウム・チンサイ」(蘭シリーズ 20-43)
「スパトグロッティス・ゼブリナ 」(蘭シリーズ 20-44)
「オンシジウム・マカリイ・ゴトー」(蘭シリーズ 20-45)
「デンドロビウム・ミレニウム・グリーン」(蘭シリーズ 20-46)
「セロジネ・スペシオサ」(蘭シリーズ 20-47)
「オンシディオダ・モーニングメドレー・サクラ」(蘭シリーズ 20-48)
「セロジネ フラクシダ ’ラッキーボーイ’」(蘭シリーズ 20-49)
「オンシジウム・スプレンディダム」(蘭シリーズ 20-50)
「セロジネ・クリスタータ」(蘭シリーズ 20-51)
「ミルトニア・バート・フィールド ドロレス」(蘭シリーズ 20-52)
「デンドロビウム・アンドリー・ミラー」(蘭シリーズ 20-53)
「ミルタシア アズテック エバグラデス グリーン」(蘭シリーズ 20-54)
「デンドロビウム・シノノメ」(蘭シリーズ 20-55)
「パフィオペディルム・ハリシアヌム」(蘭シリーズ 20-56)
「フラグミペディウム・シリミイ」(蘭シリーズ 20-57)
「パフィオペディルム・ロビンフッド」(蘭シリーズ 20-58)


ため息がでるほどに美しい殿堂入りのパラ「ダブル・ディライト」(春薔薇シリーズ20-004)

2020年07月05日 07時54分40秒 | 

ため息がでるほどに美しい殿堂入りのパラ「ダブル・ディライト」。芳香と美しさの「二つの喜び」という名前を裏切らない。

(2020-06 東京都 神代植物公園) 

昨年の記事はこちら。

優美な花と豊潤な香りの両方を楽しめるバラ「ダブルディライト」(薔薇シリーズ03)

 

パラ「ダブル・ディライト」

ダブル デライトの詳細
爽やかな柑橘系のフルーツ香です。クリーム色に紅の覆輪、半剣弁高芯咲きの大輪で、開花につれ紅色がのる。花名は「二重の喜び」の、芳香と美しさを指しています。花の美しさは、大袈裟ではなく思わずため息が出るほど。香りも素晴らしく芳香品種の中でも3本の指に入るほど強く香ります。樹形は横張り性で、強健ですが、葉に薬害を生じやすいので薬剤散布時には注意が必要です。1977年にAARS、1985年にWFRS「バラの栄誉の殿堂」入りなど、ほか多数を受賞している名花の一つ。ピースの子孫にあたります。

※基本的に強健ですが、園主の経験上、殺菌剤のダコニールとの相性が悪いような気がします。葉焼けを起こすことが多いので、他の殺菌剤がお勧めです。 (2019/7/19更新)

品種名 ダブル デライト
英語名 Double Delight
系統 ハイブリッドティ
作出年/国 1976年/アメリカ
作出者 Swim,H. & Ellis,A.
香り 強い
開花習性 四季咲き
花形 丸弁高芯咲き 12cm
樹高 1.5m


白の花が繊細な「ナデシコ・リトル・メイデン」(箱根シリーズ 029)

2020年07月05日 07時25分41秒 | 

白の花が繊細な「ナデシコ・リトル・メイデン」。外国産の希少なナデシコ。地面に広がる葉との対比もきれい。

(2020-06 神奈川県 箱根) 

 

「ナデシコ・リトル・メイデン」
葉は‘ライオンロック’などの品種のように丈夫で密集し地面を覆うタイプ
花は河原ナデシコのように繊細で美しい
マット状に広がる銀葉がきれいでグランドカバーにも向く
花には良い芳香がある

DATA
花期;初夏~秋草丈;約 15cm耐寒性;強耐暑性;強日照;日向~やや半日陰原産地;ヨーロッパ