瑠璃色の小さな花がマット状の細長い葉とコントラストを作る「ミヤマホタルカヅラ」。ヨーロッパの海岸に生える常緑の低木だという。ムラサキ科の花らしく、花はムラサキに少し似ている。
(2020-06 神奈川県 箱根)
ミヤマホタルカズラの基本情報
学名:Lithodora diffusa (Lithospermum diffusum)
和名:ミヤマホタルカズラ その他の名前:リソドラ・デュッフーサ
科名 / 属名:ムラサキ科 / ミヤマホタルカズラ属(リソドラ属)
ミヤマホタルカズラはフランス西部からスペイン、ポルトガルにかけて、海岸の砂浜や松林、やぶのそばなどに生える常緑低木です。
茎は枝分かれしながら地面を這い、マット状に広がります。細く小さな葉は堅く、茎に多数ついています。春に、花径2cm前後で冴えた青色の花をたくさん咲かせ、ロックガーデンの定番ともいえる植物です。いくつもの園芸品種があり、なかでも日本では‘スター’が人気があります。
基本データ
園芸分類 草花,山野草
形態 低木 原産地 ヨーロッパ南西部
草丈/樹高 15cm(横方向に30~50cm広がる) 開花期 4月~5月(促成栽培のものは2月から)
花色 青,紫,白 栽培難易度(1~5)
耐寒性 普通 耐暑性 強い