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川の生き物 飼育ライフ

今までに出会った生き物の紹介や、自分で採取してきた生き物の飼育ライフを紹介します。でも最近は海釣りと菜園がメインです。

ネコ顔のシャクトリムシ

2013年07月15日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫


1週間ほど前のこと、散歩をしていたときに地面に何か動いているものを発見しました。


見てみると、木の枝…に似たシャクトリムシでした。


さらによく見ると、耳みたいな突起があり、ネコの顔みたいです。






そんなシャクトリムシが尺をとっている姿が、妙にかわいく見えました。



調べてみたところ、トビモンオオエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)という種類の蛾の幼虫でした。



いろいろな虫がいるものです。




ハクセキレイ

2013年03月23日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫


最近、あちこちでハクセキレイがじゃれ合う姿が見られます。


               




名前:ハクセキレイ

分類:鳥類 スズメ目セキレイ科


アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、日本などに分布する。



体形は細い。また、嘴は細く、主な獲物である昆虫類をつまむのに適している。後肢や趾、尾羽は発達する。後肢が発達する種は地表や水辺を徘徊して獲物を捕食し(獲物に素早く詰め寄ったり、浅瀬でも体が漬からず移動できる)、尾羽が発達する種は空中で獲物を捕食する傾向がある(尾羽を使い空中でバランスを取り方向変換がしやすくなる)。卵は白や褐色に、褐色の斑点が入る。

草原や水辺に生息する。多くの種は渡りを行い、夜間や渡りの際に大規模な群れを形成することもある。食性は動物食で、主に昆虫類、節足動物を食べる。獲物は地表や浅瀬を徘徊したり、飛翔しながら捕食する。

繁殖形態は卵生。主に地表に巣を作るが、水辺の断崖や建築物に巣を作ることもある。3-7個の卵を産む。抱卵期間は12-20日。雛は孵化してから12-18日で巣立つ。



『Wikipediaを参照』

               


仲睦まじく草地を跳び回っている姿が、とてもほほえましいです。


暖かくなって、虫も出てきているので、ついばんだりしているのでしょうかね。





青虫 この虫 何の虫?

2013年03月03日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫
育てているキンギョソウに水をあげていたときの事です。

何かが“ぽとっ”と落ちてきました。



よく見ると、青虫でした。




そう言えば最近、台の周り土の粒のようなものが毎日散らばっていたような…

…フンだったんですか…

それに食害にあっている葉っぱもチラホラ見かけたし…




なんとなしに見過ごしていたものが、すべてつながりました。




「さて、どうしてくれよう」


と思いつつも気になったので、シャーレに入れて調べてみました。


どうやら「キンウワバ」という蛾の一種のようです。

「ミツモンキンウワバ」か「イチジクキンウワバ」のどちらかだと思うのですが

同定することはできませんでした。



しかし、


しばらく青虫をシャーレの中に放っておくと、

なんと気づいたら繭のようなものをつくり、さなぎになっていました。









あまり気は進まないのですが…

このまま、羽化すれば同定することができますね。






アダンソンハエトリ、再び…

2012年12月30日 11時49分05秒 | 島で見られる動物・昆虫
またまたクモの話です。…


職場で、また新しいクモがいたので写真を撮って調べてみました。


おやっ、でもこれは…






調べてみると、アダンソンハエトリでした…。


でも前回の記事のモノと違う…。白いラインもないし…。



そうです。前回はオス♂だったのですが、今回はメス♀でした。


(前回の記事で紹介した♂のアダンソンハエトリ)


♂♀でずいぶん違うものですね。






気にすると、見える世界が違ってくる…

2012年12月17日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫
先日、職場で事務仕事をしていると

視界に動くものが…



「なんだ、クモか。」

とこれまでなら思っていたところですが、

ここのところブログにクモを調べてUPしていたこともあり、

種類が気になってしまいました。



どうやら、これまで見たものと違うようです。


「カメラ、カメラ」とカバンから取り出して

慎重に撮影しました。


クモの本で調べてみると、どうやらチャスジハエトリの♂であることがわかりました。


                 




名前:チャスジハエトリ♂

分類:クモ類 ハエトリグモ科 スジハエトリグモ属

分布:本州(関東以南)、四国、九州、南西諸島
(温暖化の影響で北上している。)



大型のハエトリグモ。屋内性で、人家の天井・壁・窓・塀のほか、

公園や海岸の人工物の周辺などによく生息している。

住居周辺を歩き回り、近づいてくる昆虫を捕食する。



                 


そんなに大きくなかったのですが、これでもこの種類としては大型の方のようです。

オスは背中に一直線のスジがあり、特徴的かつ印象的です。




今まで、「小さいクモがいるなぁ。」ぐらいしか思わず

全然気にも留めていなかったのですが…




興味をもって眺めてみると、普段とは違う世界が目の前に広がって

“新鮮な”発見や感動があるものですね。



次はどんな発見があるのでしょう?











全然 『コ』じゃない!!

2012年12月14日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫
島に来た当初

驚いいたことはいっぱいあったのですが

これを見たときには、びっくりしました。


             



名前:コアシダカグモ

種類:クモ類アシダカグモ科コアシダカグモ属

分布:本州、四国、九州


体長は2~3cmぐらい(頭胸部先端から腹部後端まで)。

平地から山地に生息し、人家や神社、寺社などの建物の周囲や石垣、

崖地、洞窟や太い樹木等で見られる。

昼間は隙間や割れ目に潜んでいるが、夜間に隠れ場所から出て、

近くにいるゴキブリ、カマドウマ、コオロギ、ガ等の昆虫を捕食する。

             


足を広げると10cmを超えるものも結構いるので、

どこが、アシダカグモなんだ!? などと思いますが

これよりも、アシダカグモは、これよりも巨大なのでしょうね…。

おそろしや…




あのゴキブリなどを食べてしまう益虫なので、補殺することはありませんが…

さすがに住宅でみかけたときは、外に出すようにしています。


でも、職場で見かけたときは、温かい目で見守っています。









水槽を守るもの

2012年12月08日 16時36分03秒 | 島で見られる動物・昆虫
玄関にあるメダカ水槽のまわりに

いつも見られるクモがいます。



ときどき水槽面にははりついて

中のメダカ達を見守るように

じっとしています。



気になったので

このクモの種類を調べてみました。





                 



名前:アダンソンハエトリ(♀)

分類:クモ類 ハエトリグモ科 オビジロハエトリグモ属

分布:本州、四国、九州、南西諸島
(温暖化の影響で北上しているらしい)


屋内性のクモで、人家の壁や周囲の塀を歩き回ってハエや蚊などの害虫を

捕食する。メスは褐色の頭胸部に茶色の腹部で目立った特徴はないがオス

は頭胸部後方と腹部前方に白色斑があり、特に腹部後方の2対の白点と

触肢の白色毛がよく目立つ。

                 



つまり、水周りに集まる虫たちを捕食している…



いや、メダカを守っているんですよね。














ヒシバッタ

2012年12月03日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫
釣りから帰ってきて

住宅の外で釣り道具を洗っていると

何かが飛び跳ねて

壁に移動しました。



よ~く見ると、小さなバッタです。


ヒシバッタ」という種類のバッタでした。


調べてみると


            



名前:ヒシバッタ

分類:昆虫 直翅目 ヒシバッタ科



生息域は日本全土に分布しており、荒地や低湿地を好む。

その他に、朝鮮半島や中国、シベリアなどにも生息している。


体長は、8~14mmほどで、4月~11月頃に見られる。


羽で飛ぶことはなく(できないとのこと)、強力な後ろ脚で跳躍する。


            


島の生き物も、

いろいろ観察したり調べたりしています。


「島独特の生き物が多いのかなぁ」

と初めは思っていましたが、

意外と内地に見られる動植物が多いことに気づかされます。



追々、島にいるいろいろな生き物を

更新していけたらと思います。







鳥を素手で捕まえました…ウソ

2012年11月29日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫
別に嘘をついたわけではありません。

「ウソ」という鳥を捕まえた訳でして…


               




名前:ウソ

分類:鳥類 スズメ目アトリ科


ヨーロッパ、アジアの北部に分布し、冬季に南へ移動する 。

日本では本州中部以北で繁殖して、冬は九州以北の暖地に渡る。

全長15-16cm、体重21-34g、翼長8.5cm。体はスズメよりやや大きい。

頭の上と尾、翼の大部分は黒色で背中は灰青色。

頬と喉の淡桃色はオスの特徴で雌には見られない。

くちばしは太く短く黒い。

木の実や芽(時には花やつぼみも)、昆虫などを食べる。

「フィー、フィー」と口笛のような澄んだ声で啼く。

               




休日、買い物がてら散歩に出ました。

メジロなどの野鳥やツワブキなどの秋花が目に入り

写真を撮っていると…



今まで見たことない鳥がいます。

素早い動きなので、カメラに収められずがっかりしていると


道脇の茂みに留まっている…。



すぐそばでこの鳥に気付いたのですが、

全く動かない。




チャ~ンス



とばかりにパシャパシャ撮影。



(まさに「頭隠して尻隠さず」状態です。)


「あれっ、でも待てよ。どんどん近付いても全く動かないよ?」


そっと手を近付けて 片手で包むように握ると

あっけなく捕まえられてしまいました。



(まさに「ウソのような本当の出来事」です…



ケガをしている様子もない。

でも、ブルブル震えていました。

風邪でしょうか?




撮影した後、どうしようか

手乗りインコ状態で歩きながら考えていると

しばらくして自分から飛び立っていきました。




まさか 昆虫とかトカゲを捕まえる要領で

鳥を捕まえられるとは思いませんでした。




きっと弱っていたのでしょうね。








「謎の生き物」が成虫に…

2012年11月28日 00時01分00秒 | 島で見られる動物・昆虫
11月13日の記事でUPした

水槽に発生した「謎の生き物」ですが、



勤労感謝の日に

へエサやりのために玄関に行くと



成虫へと羽化していました。





こ、こやつは…

よくお風呂で見る、あの生き物です。


名前は知らなかったので

検索してみると


「ホシチョウバエ」

という名前であることがわかりました。



チョウとかハエとか名前にありますが

種類としては蚊の仲間であるそうです。



たしかに、

幼虫はボウフラに似ています。




細長い幼虫は、

羽化直前には短く太くなって

水面に浮かんで

そこで成虫へと変わるようです。


            


謎が解けて すっきりはしましたが…

まぁ、見ていて気持ちの良いものではありませんね。