FLAT-SK フラット商会

バイク屋おやじの日々
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100CS+GP700サイドカー その7

2010-07-30 | レストア
次は、ブレーキのO/H と変更。

キャリパーシールの交換。↓



ブレーキの性能を上げるため、マスターASSY を
15パイから16パイへ変更。↓



ブレーキホースも、ゴムホースからメッシュホースへ変更。↓


100CS+GP700サイドカー その6

2010-07-29 | レストア
次は、足回りについて。

まずは、組付後。↓



振れ取り。↓



ベアリングのチェック。
以前に交換されてあるようなので、グリスアップ。↓





Rホイルのスポークが2本折れていた。
サイドカーのスポーク使用で怖いのが、これである。
定期的に増締めをしないといけない。
15インチともなると、スポークだけを手に入れるのは難しい。
しかし今回は、運よく手に入ったので、40本交換できて助かった。↓



スイングアームのベアリングも清掃後、グリスアップ。↓


100CS+GP700サイドカー その5

2010-07-26 | レストア
ペイントで最後まで残ったのが、Fフェンダー。
ノーマルフェンダーを利用することが多いのだが、
アールズフォーク用としては、少し短く、見た目のバランスもよくない。
しかも雨天時の泥はねがエンジンにかかってしまう。
そこで一品もので製作した。↓



デフのO/H。↓



バラしてビックリ!
ピニオン側のシムが、バラバラになっていた。
ソロでは考えられないケースだが、
カーを引くことで、デフにもかなりの負担がかかっているようだ。↓





無鉛対策ヘッドも施した。
バルブガイドには、オイル下り対策として、
オイルシールを取り付け加工。↓



ヘッドO/H時には、バルブストリングも合わせて交換した方が、
ベストですよ。↓


100CS+GP700サイドカー その4

2010-07-03 | レストア
ペイントは、オーナー本人の希望で、同じカラーではなく、
90S カラーにして、気分を変えて乗りたいとのこと。
出来上がりのイメージがどう変わるかが、楽しみである。



ペイントで難しいのは、ボカシとライン入れだ。
これには毎回、手間と時間がかかる。
一発で決まることは、ほとんどないからだ。





シートを閉じた時のラインの位置合わせも、なかなか大変。
子持ラインともなると、さらに手間がかかる。
納得のいく仕上がりにするには、何工程もかけていく。
集中力が途切れないよう、ペイントに取り掛かったら、
他の仕事は一切しない。