珍しい修理、3

さて、クラウザーのその後だが、
基本的にノーマルと同様に組んでも問題はないと思うのだが、気になる。

今回のように初めて経験する修理は、けっこうある。
現物合わせの作業ではあるが、仮組を何度も繰返し、
最終的には自分が納得出来るかどうかで判断する。
理解を超えるものについては、
結果オーライでいくしかないと考えている。



何とか組み上がったところで、手回しでクランキングしてみる。
別に異常は感じられない。



次はセルでのクランキング。
一発目は、やはり緊張。
何回かに分けクランキングする。
問題のない事を確認。
オイルラインのエアー抜きを済ませた後、いよいよエンジン始動に入る。

レストア 第一弾 その3

最後に、ペイント待ちがドッサリ。↓



100S　↓

レストア 第一弾 その2

2台目は、ペイントのみ。
こちらのオーナーは、組立の真っ最中。
さらにあと2台、ペイントする予定。


R50　↓

レストア 第一弾

今年も昨年以上に大雪となり大変だったが、
昨年よりレストア準備を進めていた車両が3台、
立ち上げの段階まできた。
準備が出来た車両から組立に取りかかる。

ここに至るまでの準備作業は、何台やっても大変だが、
これもBMWをより深く理解する上でとても勉強になり、
自身の技術向上、レベルアップにもつながっている。

それとは別に完成時の達成感と充実感は、格別のものがある。
これから順次紹介していく上で感じてもらったり、
楽しんでもらえたら嬉しく思います。

また今年は、ソロを中心にやっていきますので、
ソロの皆様には楽しんでご覧になってください。


100RSの画像。↓

その他の作業を

Ｒシリーズは、製造されてから、かなりの年数が経っている。
外観的にも色褪せ、くたびれているものが多い。
そういった中で、自分の気に入ったカラーリングに吹き替え、
楽しむオーナーが増えている。
ちょっとしたリフォーム感覚である。
出来上がって乗る時には、きっと楽しいことと思う。

この春には、乗ってきてくれると思うので、
その時はまた紹介することにしよう。

これ以外にも何台かレストアを含め、進行中の車両があるので紹介してみる。
楽しんでもらえたら幸いである。