フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

おおっ! 第3旅客ターミナル!!

2015年07月14日 | 日々つれづれに 2014~15

日曜日に関東の友達んちに行き月曜日に札幌の自宅に帰りました。

帰路に経由したのは「成田国際空港 第3旅客ターミナル」

 

成田空港はとても広くて、第一、第二、第三ターミナルがあります。

電車の第三ターミナル駅はないので第二空港ビルで下車して

無料空港バスで第三ターミナルまで10分位移動です。

 

第三ターミナルについたらずんずんずんと国内線の方に進んで

航空会社を見つけ、自動発券機の所でネットで取得済みのバーコードをかざし、

予約番号を打ち込むと乗車券?というか、ボーディングパスが手に入ります。

 

時間があるなど思わずにさっさと手荷物検査を通ります。

(国際線はここを通ってはいけないなどと書いてありました)

そして出発口まで延々と長々と徒歩で移動です。

 

この移動、ホントに長く、途中クーラーのかかっていない金網越しの通路を通りました。

暑かったです。冬はコート無しだと寒いだろうな。

とにかく日本の空港とは思えない殺風景な造りで必要以上の経費をぜんぜんかけていない

リーズナブルな必要最低限のターミナル。(オリンピックもこの発想で準備すればいいのよ)

沢山歩いたおかげで連絡バスなど乗らずにすぐに飛行機に乗れました。

 

というわけで

片道7,000円程のお安い航空券で成田ー札幌を移動して参りました。

手厚いサービスを必要としないお客さんに対応している格安航空。

優雅にゆったり旅のサービスを受けたい方々にはお勧めしませんが

営団地下鉄レベルの只の移動手段としてこれで充分でした。thank you。

 

絶対必要条件はさくさく歩ける体力とインターネットを使える事。

やっぱりパソコンはまだしばらく必要だわ。

ちなみに格安航空券でも新千歳空港から行く時は、

成田のビックリドキドキ感はないです。

 

そうそう、富士山がくっきりと楽しめました

 

 


姿勢が良かったんです

2015年07月12日 | 日々つれづれに 2014~15

 

今日の収穫です。

トムの大好きなブルーベリー

ラズベリーは初の収穫でオカーさんほくほく。

 

 

そして、焼き物市に行ってきました。

器はみるだけ、おもちゃは増やさない、お人形は増やさない。

と、誓って行ったつもりですが全滅でした。

 

だってこの出来映えなんですものー。

 

何だか恩師に似ている様な気がして。

 

 

一丁前に燕尾服着てるんですよ

 

 

ピアノの鍵盤はちょっと大きすぎるけど

 

 

フルート吹きの姿勢のいいことったら。

 

土日の焼き物市で、土曜日の午前中に行ってみたんですが、

やっぱり運命の一個ってあるんだわー。

うーん。

買っちゃうよね。器も。

 

 


THE 余市

2015年07月09日 | 日々つれづれに 2014~15

 

7月某日快晴

 

 

 

余市の海です

NHKの連続テレビドラマの舞台となり観光客が多数訪れています

 

この辺はワインの産地なので

 

ブドウ畑

 

お隣の仁木町はサクランボで有名です

 

 

ハスカップの実もそろそろ美味しくなってきました

 

お隣にはブルーベリー

 

 

歌の達人のオネーさんに連れられて余市の散策との小旅行でございました。

手もキレイね。

 

 


美しい7月

2015年07月05日 | ミニシュナ*トム君 7

 

しろつめくさ

トム君お散歩の途中でこの花をよく食べています。

花食う犬ってちょっと優雅だと思いません?

 

今年も咲いた庭の薔薇その1

 

庭の薔薇その2

 

 

北大の池の蓮

 

これはワイルドベリーなんでしょうか?

食べられそうなんですけど。

食べられるんでしょうか?

 

 

今日のトム君

 

今年の札幌今ひとつ暑くならず、なんですが、

久しぶりのお天気でしっかり散歩して来ました~


ロマン派は江戸時代

2015年07月02日 | flute 2015

バッハの生誕は1685年プロコフィエフの没年は1953年でその間268年。

この数字に近いのは江戸幕府なのだわ。およそ250年強。

 

バッハは5代将軍綱吉の時代に生まれ

ベートーベンは11代将軍徳川家斉のあたり。

明治時代の生まれはラフマニノフ、ラヴェル辺りなので

それより前のロマン派の作曲家はみーんな、江戸時代の人達なのね。

 

家康の鎖国の前に多少は何かが入って来ていたかもしれないけど

西洋音楽って明治時代下の文明開化の中でも、とても異文化だったんだろうな。

鎖国のおかげ?で邦楽の世界じゃ現在、当たり前に

平安時代の作品が演奏されている。これもすごいことだよね。

などとつらつらと考えたりしている。

 

明治の頃わかりやすい讃美歌やスコットランド民謡辺りが

教育現場に入って来たようだけど

大正時代には浅草オペラなんかもあったようだけど

ラジオの普及した昭和初期以降の時代は外来の演奏家が来日すると

そのコンサートはラジオで放送されたりしていた。

1963年かな。ランパルなんかその1人。

 

そんな感じで少しずつ浸透して来たクラシック音楽だけど

今と50年前とじゃ、当然だけど、ずいぶん変わっている

当時は異空間の特別な感覚を覚えさせるようだった気がする。

(ドイツの音楽が優先的に入って来たのは政治的な要素が大きかったんだって)

昭和の時代の音楽教育のあり方って高度成長期のピアノの普及とともにあったりして

その辺りはヨーロッパでの産業革命以降のピアノの普及にかぶる感じがする。

 

バブルの頃に20代だった身としては

フルートが多くの人達に行き渡る時代を生きて

底辺が広がって演奏技術の水準は上がったようにも思えるけれど

飛行機じゃなく船に乗ってテープを切ってヨーロッパに留学していた

今は70才を超える世代の大先輩方の得て来たものとは意味がちがうんだな。

 

ギリシャがユーロ圏でガタツイているこのごろ。

ECのグループ化はいいとしても通貨の統一はつまんないなと思っていたけど

昨今のネット社会は音楽文化のグローバル化を推し進めてしまって、

恩師は(20年位前の話だけれど)

ドイツのフルート音楽の特色が失われつつある事を残念がっていた。

今や音楽は特色の違いよりレベルの違いとしてしか捉えられていないんじゃないかな。

 

そうは言ってもパソコン通信も携帯電話も普通に使う世代になっちゃった以上、

このグローバル化はいやいや拒否しながらも、受け入れざるを得ない

そして社会での音楽文化は細分化もしている

 

私の憧れていたあのフルート音楽は古式ゆかしき物となっているのか?

クラシック音楽に流れている時間や時代、空気感が

経済社会の移り変わった日常の中ですっかり消失してしまっていて

せっかくコンサートに足を運んでもなんだかちがうんだな。

トムちゃんに留守番させて

ヨーロッパの空気を吸いに行かないとダメかなこりゃ。

 

みんなどう感じているんだろう?