フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
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ベーム ⭐︎ グランドポロネーズ

2019年03月02日 | 作品あれこれ

 

グランドポロネーズは見た目よりは吹きやすいけれどちょっと大変。

ちょいちょいの練習では私の能力じゃとても吹けない。

気合いを入れて目も頭も指も呼吸も全て整えないとね。

 

自作自演していたベームはフルートが上手かったそうだ。

「作曲だけ、演奏だけ」ではなく、楽器の改造までしちゃって。

とんでもない天才的能力の人なのだ。

改造したベーム式の楽器は祖国ドイツではなかなか認められなくて

フランスに行って日の目を見る。

フランス近代の作品がたくさんあることに合点が行く。

今私たちが使っているフルートはこのベームのシステムなのだね。

 

1794年4月9日-1881年11月25日 

ベームの生きたのはこの時代。

年代からいくと

彼の発明品のフルートを使うことができた人

彼の楽器を念頭において作曲した人は

1860年生まれから後の世代辺りかしらね? 

 

ちなみにライネッケのウンディーヌは1881年に作曲されている。

ベーム式はライネッケの頭の中では使われていたのかな?

全て整っているうちのハンサムボーイ


ああ、もう三月





 



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