フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

ベルリンの壁

2018年05月08日 | 恩師 増永弘昭先生

 


恩師の恩師は H・P・シュミッツさんという。

フルトヴェングラーの時代にベルリンフィルで

演奏していた大先生です。

素晴らしい室内楽をやってらしたのですが

ベルリンの壁ができてメンバーと分断され

演奏を辞めてしまわれた。

その後は指導者として大学の教授だったのね。


 

つい最近のテレビ番組でベルリンの壁を取り上げていて

シビアにじっくりと見てしまった。

ベルリンの壁が壊されたのは1989年の話。

30年前の話だ。


1988年の夏、シュミッツ先生の夏期講習会に私は参加している。

シュミッツ先生が亡くなられたのは確か1995年。

昔の室内楽の仲間とは再会できていたのだろうか?

 


先生達からの宿題をおさらいしている私の日々は

戦争も壁も無く平和だ。

 

 

 


皆既月食

2018年02月01日 | 恩師 増永弘昭先生

 

茶色の月を見上げながら夜の散歩をしました

雲もほとんど無く素晴らしい月食ショー

自宅の庭でなんと

 

流れ星

 大きくはっきりと

 

我家地方の明るさで見たのは初めてです,

月明かりがかげっていたいたからでしょうか?

 

きれいだったわ〜

 

小学生の頃の月は歌の歌詞の通り丸いお月さまだったけど

宇宙があって地球や太陽や月があることを教えられて

実感ないままにこんな配列なのかと記憶して・・・

 

すっかり年齢を重ねた今は

月は球体に見えるし地球の近くにあるんだなぁと何となく実感がある。

宇宙の中で浮かんでいる地球の上にポツンと自分がいて

私たちの呼吸は宇宙の中にあるんだなぁと

届かない月に手を伸ばして

そう、宇宙空間に手を伸ばしてみたりしている。

 

皆既月食のおかげで背後の太陽の存在もはっきりとわかる。

宇宙の仕組みに気がついた先人はすごい想像力があるのだ。

 

単純に豊かな想像力なんて言うけれど

理解しうる範疇で考えていたら

自分のいる足元が大きな球体の一部だなんて

とてつもないことで、

月と太陽と地球の関係に気がつくなんて想像力が大きすぎる。

 

理解しうる範疇を越えなければいけないことは

そういえば・・・増永先生に教わっていた。

先生は天文学が好きだった

 

 

 

もう一度、話がしたいなぁ

 

 


17回忌なんだな。

2017年06月11日 | 恩師 増永弘昭先生

増永先生が亡くなって何年かな。

ええっと、16年目ということは今年の秋は17回忌になるのね。

レッスンを受けられなくなってからずいぶん長くなりました。

無理をかけて演奏しているとどんどん大切なことが壊れて行ってしまうので、

耳にも意識にもシュミッツのメソードに戻れと訴えて修正をかけたり

読むべきものを読んだりしています。

自分がいいと思っていることが正しい判断じゃないことは

演奏しているとけっこうあるので、常に中庸を探す感じです。

 

先日のラヴィアンローズのコンサートではドビュッシーの時代を中心に

プログラムが並んでいたのでいろいろ調べるとつながりが面白く、

知らない作曲家も知り合いになり  ヴェリズモという言葉も初めて知り

大いにお勉強になったのでありました。

 

 


お暑うございます

2015年07月30日 | 恩師 増永弘昭先生

札幌でも暑い日々を迎えています

クーラーのない生活を頑張って続けているのですが

夜だけは勘弁して欲しい感じになってきました。

湿度、高いですー。北海道じゃないみたい。

亜熱帯気候なのか温帯なのか亜寒帯なのか?

この数日の札幌の夏は「東南アジア」ですー。

 

でも朝早くの散歩は軽井沢の夏を思い出すんです。

20代前半の2年間シュミッツ先生の夏期講習に参加していました。

合宿所は緑に囲まれた素晴らしい所で

うだるような猛暑の東京から向かった軽井沢は湿度は高かったですけど

本当に涼しく感じていました。。

 

講習会は増永先生がお膳立てしてムラマツフルートの協力で行われていて

それはそれは素晴らしい内容の日々が一週間毎日続けられました。

その時の数々の作品はその後の私の人生の宿題となり、

今も取り上げられていたクーラウの作品を練習しています

講習会の沢山の書き込みがあるので参考になるんですよ

 

録画されていた講習会はその後発売される予定でしたけど

数曲のみがムラマツの商品になったっきりお蔵入りしています

なんてもったいない。

翻訳するはずだった増永先生が亡くなってしまったから仕方ないのかな。

 


お花もお線香も

2015年06月17日 | 恩師 増永弘昭先生

 

久しぶりに関東に出向いてきました

 

室内楽の練習をしたり

趣味の小物の買い物に行ったり

友人と小旅行に行ったり

 

 

さあ、今日は秩父に行こう! と言う段階で  

二日酔いの人が約一名。じゃ、お大事にと放置。

 

久しぶりの仕事仲間に朝イチでメールして、

ナビを見ながら車で、いつものように恩師のお墓参りに。

自動車学校の裏って認識してたけど、お墓を探せど・・・ない。

どうも風景がちがう? と言う事で聞いてみたらあら。

ご近所の違うお寺にたどり着いておりました。

いつも2人で駅から歩いて行っていたからね。

 

というわけで

一方通行の細~い道を再びウロウロしてたどり着き

無事  お墓発見

お線香もお花も置く場所のないシンプルなデザインなので

手ぶらで身軽に行けます

 

お墓にあるブロンズのフルートを

丁寧に磨き上げてきました