スマイル。

ホームグランドとしていつも走っている、航空公園に目の不自由な男性ランナーさんがいます。いつも奥様が自転車の後ろに伴走用の紐をつけて、横に並んで誘導しながら2人でとても楽しそうに走っていらっしゃいます。いつも黙々ととても、長い距離を走っていると思います。ダンナも知っていて、「あの人は1日一杯は延々と走っているよね。」と、言っています。鍛え上げられた見事な筋肉はとても逞しく、如何に強いランナーかを思わせます。

生まれつき不自由なのか、後天的に障害を負ったのかは分りませんが、いずれにしても光のない世界で生活をすることは、言葉で単純に言ってしまえないほどに大変だと思います。でも、いつも、彼は笑顔で本当に楽しそうです。奥様と仲良くお話しながらニコニコと走っています。

彼の笑顔に合うたびに、私も元気を貰うのですがでも、いつも反省してしまいます。私は、そんな風にいつも笑顔じゃぁないなぁ・・って。

毎日面白おかしい事ばかりじゃないです。でも、些細な事で感じられる幸せや感謝の気持ちを忘れてしまっているから。あんなふうに笑顔になれない。笑顔って周りの人もほんわかとした気持ちにさせますよね。改めて、笑顔でいたいし、笑顔になれるようにやわらかい心を持ちたいと思うこの頃です。