季節のあしあと

小さな庭で移り変わる四季を感じています。

宿根フロックス

2016年08月04日 | ガーデニング

開花時期の長い夏の貴重な花 宿根フロックス

小さな花が集まって次から次へ咲きすすんで行きます。

今一番元気に咲いているのが

 

フロックス・オールインワン

 

優しいラベンダーピンクと白の可愛らしい花

 

 

バックに太い幹が見えていますが今頭を悩ませているケヤキです。

 

家を建てた頃は周囲が空き地で植えた時も細い幹の3本の株立でした。

そもそも広い庭で自然樹形を活かしたケヤキが植わっているのならともかく

極小庭に植えるべきではないケヤキを植えてしまったことで20年近く経って問題になってしまいました。

植栽を含めエクステリアを散歩中に注意してみているとその家が建った年代が分かるほど

流行が見えてきます。

我が家が建った頃はコニファー、ハナミズキ、がどの家も定番のように植わっていました。

たまに見かけたケヤキの植栽に憧れて我が家にも植えてしまったのです。

株立のケヤキはあっという間に大きくなって

3本から1本に伐採しその勢力が1本に集中したのか益々巨木化してきました。

空き地だった周囲も3年前には全部家が建ち並んで

枝葉が隣地にはみ出したり落ち葉のシーズンにはご迷惑をかけてしまいます。

我が家の庭には不釣り合いなケヤキ 本当は根元からバッサリ切ってしまいたいのですが

20年近く我が家で育ってきたケヤキを切るにはお祓いが必要なのでは…と

庭師さんに言わせれば最近そんなことを考える庭主さんはいないらしいのですが

庭主自身シニア世代になってくると切ったたたりで体調を崩した…なんてことになるのが怖いのです。

そんなことで切るに切れないまま大きく枝葉を拡げて隣近所のご迷惑になってしまう頃合いで

庭師さんにバッサリ強剪定をしてもらっています。

 

 

夏場はケヤキの木蔭が心地よいと思っていた植物がいきなり強い陽ざしをうけて

葉焼け続出です。

その中で喜んでいるのが宿根フロックスなのかもしれません。

 

毎年きれいに花が開かない『フロックス・ミスティックグリーン』

 

昨年の画像を見ても

 

(2015.7 撮影)

 

この状態のまま開くことなく茶色に変色して枯れてしまい

今年で3年目ですが一枚も開いた花の画像が無いのです。

 

今年もずーっと蕾の状態が続いていたのにケヤキを剪定して日差しをいっぱい浴びだしたら

蕾がふんわりと緩んできました。

 

 

光量不足だったのでしょうね…きっと。

 

昨年のフロックスの様子です。 

 

 (2015.7 撮影)

 

手前『オールインワン』と後方に『シャーベット・ブレンド』

その間に蕾の『ミスティックグリーン』が写っています。

 

 

 今年はきれいに咲いていない『シャーベット・ブレンド』

(2015.7 撮影)

 

昨年はきれいにさいていたのに…

 

 

今年もグリーン色が花のどこにも見当たらない『ジェイド』

強い陽ざしを浴びて色の変化が出てくるのかな?