季節のあしあと

小さな庭で移り変わる四季を感じています。

薔薇 ピエール・ドゥ・ロンサール

2021年05月21日 | ガーデニング

しとしと降る梅雨のイメージと大違いの昨日今日の空模様

見頃を迎えている薔薇に容赦なく強風と雨が叩きつけています。

一面に花弁が散っているし鉢薔薇も転がって土が飛び出しているし…

ため息がでるばかり

この悪天候では庭掃除もできないのでゆっくりパソコンの前に腰を据えて

撮りためた画像を整理しながら散る前の薔薇をUPしていきます。

 

今朝ひと通り見回ってみると

強風の中でもまだ枝にしがみついている「ピエール・ドゥ・ロンサール」

 

 

昨年古い枝を整理したのでいつもより寂しいけれど

新しいシュートが元気に伸びだしているので来年に期待

 

 

いつ見ても見惚れる咲き始めの整った顔立ち

 

 

おちょぼ口のような蕾も…かわいいなぁ~

 

 

 

深紅の薔薇「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」

 

 

鉢植えで育てているのでコンパクトに仕立てるつもりが

中途半端にビヨ~ンと伸びて不格好になっています。

強風にあおられてもめげず頑張ってる姿に逞しさを感じます。

 

 

同じクリムゾンレッドでこちらは株が弱って花付きが悪かった

「ウイリアムシェークスピア2000」

 

 

 

「西洋ニワトコ」「コバノズイナ」

西洋ニワトコ・ブラックレースの葉色が淡いピンクの花色を引き立てます。

植えて2年ぐらいは花がなかなか咲かなかったので剪定の時期が悪かったのか?

と思ったりしましたが

神経質にならなくても3年目から次々花を咲かせるようになってきました。

ひと夏でわさわさと茂ってくるので枝透かしが欠かせません。

「コバノズイナ」涼し気な白い花は好きなのですが

最近困っているのは地下茎でこんなところまで…と呆れるぐらいの場所まで

四方八方に地下茎を伸ばしていること。

薔薇の根元からひょっこりと芽が出てきて抜くに抜けない…

どこから出てくるのかわからない。まるでモグラ叩きのように思えてきます。

植えた頃の苗がこんな風になるとは思いませんでした。


薔薇に寄り添うように

2021年05月14日 | ガーデニング

上手に誘引ができなくって好き放題に伸びている我が家のクレマチス

 

 

薔薇「サンテグジュペリ」に絡まって咲きだした「流星」

 

細く頼り気な茎に大きな花を咲かせている「カシス」

 

 

これから中心部分が開いていくのが楽しみ

 

「ブルーライト」

 

 

 

手前の赤いバラは「アレゴリー」

 

 

薔薇「ニューウエーブ」に絡んでいるのが「マルチブルー」

 

 

こんな小さい蕾からウエーブが出ている「ニューウエーブ」

 

 

今年の「アイスバーグ」はちょっとご機嫌斜め…

出開き、ブラインドが多く例年に比べて花数が半分くらい

 

 

 

「あおい」はアイスバーグと大違いで3本のベイサルシュートをグングン伸ばし

花付きも上々

 

沢山の蕾の中で花首がかくんと折れ曲がっているところを観察すると

ゾウムシがあおいに纏わりついている

そーっとつまんで捕獲 早朝は意外と簡単に捕まえることができるけれど

捕まえた時にはもう被害にあったあとなのが残念。

 

 

コボレ種で育った「ジギタリス」

アプリコット・紫・白と植えていたのにコボレ種で育ったのは

白だけでした。

 

 

肥料不足?ヒョロヒョロとか細く花穂を伸ばしています。

 

 

西洋オダマキ「ホワイトバロー」

 

 

花が終わって涼しい半日蔭で夏越しをする予定のガーデンシクラメン

急に葉がワサワサと茂りだし蕾が上がってきて

「どうした?」とつっこんでみたくなりました。

葉をかき分けて球根を見ると小さな蕾がたくさん控えています。

 


毎日の変化が楽しい春の庭

2021年04月24日 | ガーデニング

薔薇の蕾が少しずつ膨らんで早いものはガクの隙間から色が見えるようになってきました。

前回載せたフライング咲きの「アイスバーグ」

 

昨日ふんわりと開き始め

今朝の様子は…

 

 

第一号の開花になりました。

この花以外のアイスバーグの蕾はまだ親指の爪ぐらいの大きさです。

ガク割れして花色が見えるようになってきた

「アレゴリー」

 

 

我が家の薔薇の中で開花が一番進んでいるようです。

水遣りの時に蕾の様子を見ていると…

 

 

こんな虫食い跡やまさに食事中の虫を発見することもしばしば

パトロールが欠かせない時期です。

 

 

「ブルネラ・ジャックフロスト」

半日蔭の花壇に居場所が落ち着いて順調に株が育ってきました。

今年も澄んだブルーの小花が花壇の中で目立っています。

 

 

この季節には何度も登場する「ニシキシダ」

渋い色合い…

 

 

今年はアジュガの生育が悪く一面にブルーとピンクの花で埋まることがなく残念

 

 

寂しかった早春の庭から長い間咲いていた「ユーフォルビア」

まだ株が小さいのでそろそろ花茎を切ったほうが良さそうです。

 

 

キンギョソウが満開

 

 

「ラックス・アリアドネ」

 

 

庭のあちらこちらで咲いている「シラー・カンパニュラータ」

ムスカリと同じように種が飛んでいろんなところで咲きだしたり

冬の間に腐葉土をすき込んでいるときにも球根が掘り出されて

いろんな場所へ拡散されています。

 

種から育てた「矢車草」

 

 

子供のころから見慣れた花

道端で白・ピンク・ブルーの花が咲いていた景色は今でも覚えています。

ガーデニングを始めて、子供の頃によく見ていた花はあまり育てる気にはならなかったのが

ブルーの矢車草と白のオルレアが素敵な雰囲気を出していたのをネットで見かけ

今年初めて種から育てることにしました。

残念ながらオルレアがまだ小さくて絡み合うように咲く姿が見られるのか?

 

ところで、前回のブログにも少し書きましたが

最近の草花の名前が混乱しています。

昔から「矢車草」と覚えていたこの花

本当は「矢車菊」で「矢車草」は全く別の種類だったということをネットで知りました。

実際購入した種袋には…

 

 

矢車草の別名として「ヤグルマギク」が表記されているので

同じ種類だと思っていました。

おまけにおしゃれな名前の「セントーレア」も登場

「和名」「カタカナの洋名」「学術名」「オリジナル名」などなど

一つの花にいろんな名前が登場して覚えきれないし混乱しています。

別に名前にこだわる必要はないと言えばないのですが

花ともさんとの会話の中で名無しでは困るので覚えようと努力はするのですが

忘れるほうが多いこの年齢の頭ではなかなか無理難題。

ブログで間違えて書かないように事前に調べると

「へぇ~」と改めて知る勘違いの多さにびっくりです。


モコモコ…花盛り

2021年04月21日 | ガーデニング

朝夕はまだ肌寒さを感じるものの日中は汗ばむこの気温差

庭の花もあっという間に開花ピークを迎えて

これからは花びらの掃除が大変になってきます。

 

 

「カートマニージョー」

フラワースタンドの上段に置いているので

下の方に置いている鉢植えはもれなくシベと花弁のふりかけがかかってきました。

まだまだきれいなのでもうしばらくはこの場所で過ごします。

 

 

 

 

「ラナンキュラス・ラックス」

こちらもひらひらと散る花びらの量が増えてきました。

 

「ビデンス・キャンプファイヤー」

 

初めて園芸コーナーで見た時には派手な花色に戸惑いを感じたのに

今は見ているだけで元気が貰えるような…やはりビタミンカラー強し!

たまには冒険して買ってみるのもいいかもと思ったひと株でした。

 

 

ふわふわ、もこもこの「ユーフォルビア・フェンズルビー」

 

 

3~4年ぐらい前に剪定をした時の枝を花壇の土にそのままぶっ刺した

「クレマチス・ベルオブウォーキング」

無事に根付いてツルを伸ばしていましたが

一昨年、昨年はツルが伸びるだけで花を見ることはありませんでしたが

やっと今年蕾が2つあがってきました。

挿し穂を水揚げして、発根剤を付けて、挿し芽用土のポットに挿して

丁寧にした時の方が失敗するってどういうこと?

と思うことが私の「ガーデニングあるある」です。

 

 

黒々とした西洋ニワトコの葉の間に蕾がたくさんでてきました。

強い日差しを受けるとすぐにしなぁ~とうなだれて

まだまだこの気温と日差しに順応しきれていないようです。

 

 

極小の花が見ごろを迎えている山野草ばかりを植えこんでいる一鉢

地下茎が鉢のヘリに伸びていくので真ん中がすっぽりと空いてきています。

 

 

 

白く小さな花清楚でとっても可愛らしい(白飛びして写しにくい)

今までブログでは「八重咲イチリンソウ」(園芸店のラベル表記)と書いてきましたが

「ヤブイチゲ」が正しい?のか

最近植物の名称が複雑すぎて本当にわかりにくい。

 

薔薇の開花も桜の開花と同様に今年は早くなりそうですね。

少しずつ蕾がふくらんでGWごろにはどのぐらい咲くかな~と思っていたら

枝が重なって目につかないところで…

 

 

ガク割れした「アイスバーグ」を発見

このひと花以外のアイスバーグの蕾はまだまだ小さく固いので

一枝だけフライングしてるけど…我が家の開花一号間違いなし。


変化が楽しい春の庭

2021年04月11日 | ガーデニング

気温の変化が激しいこの季節

目覚めのスイッチが入ってからの植物の変化は

一日一日違う表情を見せてくれるのでとても楽しみになります。

 

 

芽吹きの時だけ見ることができるこのゴールドの葉

葉が開いてくると赤味を帯びた茎も伸びてそのコントラストも素敵な

ホスタ「ファイヤーアイランド」

徐々にライムグリーンへ変化していくのでいっときの美しい葉色を楽しみます

 

(撮影日 2021.4.03)

地上に顔を出したニシキシダ

 

 

シルバーの美しい色が徐々にでてきました。

 

 

今年も力強く出てきた「カサブランカ」

 

 

「カートマニージョー」5~6分咲きぐらいでしょうか?

花付きの悪くなった古枝を切り詰めた後に伸びた枝が充実して

以前のようにこんもりと咲いています。

 

 

冬にコンパクトに切り詰めた「セラトシグマ・デザートスカイ」

ゴールドの葉が密に芽吹いています。

 

 

濃い色の「ベロニカ・オックスブルー」と淡い色の「ベロニカ・マダムマルシア」

 

 

ヒューケラ・ティアレア・ヒューケレア…

それぞれの種類を育てていましたが

ラベルが風化してなくなり

植え替えたり寄せ植えしたり挿し芽で殖やしたり

繰り返して数年経つと

どれが何なのか?さっぱり分からなくなってきました。

ティアレアだけは花で区別がついていたはずなのに

そういえばこのところティアレアの花を見た記憶がない。

ティアレアがいつのまにか消えていたのか?

歳とともに大雑把になってきました。

 

 

くっきり鮮やかな花ビデンス「キャンプファイヤー」

今年の冬の寒さで地上部が傷んでやっと花が咲くまで復活してきました。

 

 

殆どの薔薇に蕾があがっていよいよ楽しみな季節がやってきます。

油断していると新芽がカサカサに枯れている…バラゾウムシの仕業

開花の楽しみと同時に病害虫との戦いもスタートです。