遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

紅葉の栗駒山登山(下)~須川温泉から

2022年10月13日 | 山旅

10月8日(日)【続き】

 

モンサンミシェル

 

~・~・~・~・~・~

 

▲ 40分ほど頂上で休憩したあと、栗駒山(須川岳)を下山だ。

周回していく。

 

▲ 左手には、いわかがみ平の中央コースが尾根づたいに続く。

 

右手、遠くには

アレは・・・ズームすると

▲ 須川高原温泉の駐車場だ

赤い建物は須川高原温泉。

更にズームアップすると

▲ ボクのHarmonyちゃんが見える

駐車場は満杯に近いな。

 

 

▲ さあ、進もう。

前方中央の黒い岩群、天狗岩だ。

天狗岩までの稜線、更に先に続く稜線(雲で見えないが)が天狗平と呼ばれる。

 

 

▲ 右手の須川温泉方面に湖が見えてきた。

須川温泉からあの昭和湖を経由して栗駒山に登ってくるコースが直線で、人気があったようだが今は崩落で通行止めになっている。

 

 

▲ 昭和湖

昭和というからには、昭和に噴火でできた? 知らんけど(笑)。

 

 

▲ 天狗平稜線は下降に入った。

ここから下りながら、右上部端へ稜線づたいが続く。

 

 

▲ このルンルンのはずの稜線が、ぬかるみ続けて大変だった。

右に、左に、真ん中に落ちないように、八艘跳びしていかねばならなかった。幸い、ぬかるみには落ちなかったが靴もズボンも泥だらけになった。

 

 

▲ 次は、まずあの小山を越えなくては

 

 

▲ 後ろを振り返ると、少し雲がかかっている栗駒山頂上が。

 

 

▲ 再び、前方はあの小山を越えねば・・

 

 

 

▲ 名は知らねどお花。

殆ど今は花は無かった。秋なんです。

 

小山を越えると

▲ ウムム・・

アレかな・・前方に見えてきた・・

 

 

▲ 草紅葉いっぱいの、野っぱらの向こうに、小高い山が目に入ってきた。

 

 

▲ うん、あれか、あれだな。

誰が付けた名か知らねど、モンサンミシェル。

 

 

▲ 岩稜の山だ。

頂上には人もいる。

これを見たかったのだ。

 

モンサンミシェルとは

フランス西海岸の海上に浮かぶ修道院島の名前だ。もちろん世界遺産。陸とははじめ砂洲でつながっていて、のちに道が付けられ、今は橋(2014年)がかけられた。40年前ノルマンディー地方を旅行した時、ここへ渡った。

 

 

▲ ボクもあの岩稜の上に上ってみよう。

 

 

▲ 見晴らしいいよ、モンサンミシェル。

 

 

▲ 来た方向の、右から左へ撮る

 

 

 

 

 

 

ワイド撮影でお見せすれば

 

スマホなら横ワイドで ↓

 

ここの気温は5℃だった。

 

風景を目に焼き付けて、モンサンミシェルを下りて、再び前進する。

▲ 前方には秣岳(まぐさだけ)。

馬に与えるまぐさからの名前。馬由来だからといって、まぐそと混同しないように。

 

▲ 振り返れば、モンサンミシェル。

こちら側は綺麗に紅葉している。

よかった、見れてモンサンミシェル(訳せば聖ミカエル山)。

聖ミカエルに感謝。

 

 

▲ さあ、この山、まぐそじゃなかったまぐさ岳に登って

 

 

▲ 秣岳 頂上 1424m

何のことはないのだが。

水を飲んで、すぐに出発。

 

▲ 須川湖も見えてきた。

あそこまで行かねばならない。

晴れていれば、向こうに2回登った鳥海山が見えるようだが、それは叶わなかった。

樹林帯をどんどん下りて行って

 

▲ 秣岳・登山口に出た。

 

 

▲ ここからが大変だった。

この舗装道路を約4km、40分超かけて、テクテク上っていったのだ。

しかし周回コースはこのテクテクを入れなければ成り立たない。

この路駐の人たちは、尋ねてみたら、ここからの頂上とのピストン(往復)だった。

 

 

▲ 須川高原温泉駐車場に無事戻った。16:20

 

8時間ちょっとの山行と相成った。

コースタイムは6時間だが、休憩時間、通常遅れをいれればこんなものだろう。

 

▲ 舗装道路のテクテクが長いね。

しかし、須川温泉⇔頂上 よりモンサンミシェルも見れる稜線歩き主体の周回コースで良かった。

よくやった!!

 

少しだけ車内で休んだあと、何はともあれ温泉だな。

千人風呂は4時で終わっているので、8時ごろまでやっている露天風呂だ。

▲ 青色の硫黄温泉。少し雨が降ってきたが、体も洗って、温めて。

 

▲ 出てきたときは、もう薄暗くなっていた。

 

今日はこれまで。

今日の日よさようなら。