140225.tue.-1
山種美術館のKawaii展へ。
Kawaiiは今や海外でもダントツの
Cool Japan。
そんな「カワイイ」文化のルーツを
辿る、
館長、スタッフともほぼ女性という
山種ならではの企画展です。
展示変えで登場した、
若冲の「樹花鳥獣図屏風」はやはり人気。
何度見てもこのデジタルチックな
升目描きはすごいわ。
人がしないことをしたかったという
若冲らしい作品。
いったいどれくらいの日数をかけて
完成させたんだろうか。
ちまちまと塗り重ねていく作業こそが
楽しかったんではないかと、
そんなことを思わせてくれる若冲さん、
カワイイよね~。
閑話休題。
たしかにカワイイものばかり。
素材と見た目はもちろん、
対象の捉え方とか構図とか、
タッチとかいろいろな角度から集めると
こんなにたくさんのカワイイがあるわけですね。
愛らしい、健気、綺麗、小さい、可憐、
安らぐ(ゆるい?)、緻密、細密、
ユーモア、ほのぼの、無邪気などなど、
日本美術はカワイイの宝庫だわ。
兎や仔犬がカワイイのは当たり前だが、
川端龍子の「百子図」。
長い鼻を振り回して子等と遊んでいる
象の楽しげなことといったら!
大きいのにカワイイ。(笑)
でも、やっぱり一番は奥村土牛さま。
「枇杷と少女」の透明感あふれるバックと
いたいけな少女。
「鳴門」「醍醐」の次に好きな絵です。
もちろんふわっふわの白い毛の兎も。
「目が楽しいから、生き物を描くのが好き」
なんてことをおっしゃる。
対象への愛にあふれてます。
福田平八郎の雀の絵は、カワイイのに
さすがにスタイリッシュ。
土牛さま曰く、絵は人柄である、と。
ここに集められた画家達は皆さん、
カワイイのココロをお持ちだったのでしょうね。
いい展覧会でした。
山種美術館のKawaii展へ。
Kawaiiは今や海外でもダントツの
Cool Japan。
そんな「カワイイ」文化のルーツを
辿る、
館長、スタッフともほぼ女性という
山種ならではの企画展です。
展示変えで登場した、
若冲の「樹花鳥獣図屏風」はやはり人気。
何度見てもこのデジタルチックな
升目描きはすごいわ。
人がしないことをしたかったという
若冲らしい作品。
いったいどれくらいの日数をかけて
完成させたんだろうか。
ちまちまと塗り重ねていく作業こそが
楽しかったんではないかと、
そんなことを思わせてくれる若冲さん、
カワイイよね~。
閑話休題。
たしかにカワイイものばかり。
素材と見た目はもちろん、
対象の捉え方とか構図とか、
タッチとかいろいろな角度から集めると
こんなにたくさんのカワイイがあるわけですね。
愛らしい、健気、綺麗、小さい、可憐、
安らぐ(ゆるい?)、緻密、細密、
ユーモア、ほのぼの、無邪気などなど、
日本美術はカワイイの宝庫だわ。
兎や仔犬がカワイイのは当たり前だが、
川端龍子の「百子図」。
長い鼻を振り回して子等と遊んでいる
象の楽しげなことといったら!
大きいのにカワイイ。(笑)
でも、やっぱり一番は奥村土牛さま。
「枇杷と少女」の透明感あふれるバックと
いたいけな少女。
「鳴門」「醍醐」の次に好きな絵です。
もちろんふわっふわの白い毛の兎も。
「目が楽しいから、生き物を描くのが好き」
なんてことをおっしゃる。
対象への愛にあふれてます。
福田平八郎の雀の絵は、カワイイのに
さすがにスタイリッシュ。
土牛さま曰く、絵は人柄である、と。
ここに集められた画家達は皆さん、
カワイイのココロをお持ちだったのでしょうね。
いい展覧会でした。
山種美術館の鑑賞感想は仰るとおりです。伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」は圧巻でした。本日は日よりも良かったせいか、午前中から入場者でいっぱいでした。
「買いの山種」と言われ、証券相場を仕切った山崎種二氏ですが、その利益をこういった日本画美術館設立で社会に還元していることは篤実なことだと思います。
「樹花鳥獣図屏風」(静岡県立美術館蔵)は
10年前の森美術館オープニング「ハピネス」展でお目にかかって以来。
会場の広さで、こんなに印象が変わるものなのね、、、
(山種で見るほうがカワイイと感じました・笑)
芸術はパトロンなしでは成り立ちませんね。
それも上質なパトロンの。
「樹花鳥獣図屏風」をデジタルチックとは、言い得て妙~!
また、絵は人柄・・・
沁みるお言葉であります・・・
2006年に上野にきた、ジョー・プライス氏のコレクションにある
「鳥獣花木図屏風」が若冲作ではないという説もあるでしょう?
本物だとしても、一生のうちに、こんな枡目描きの屏風を
こんなに制作できるんだろうか、と思ってしまいますよね。
アシスタントはいなかったのか、とか、
どれくらい日数がかかったのかとか、気になる~~(笑)
絵は人柄、歌も人柄、すべて人柄・・ということでしょうか。
沁みますね。。。