名残のドライブ

120304.sun.

来週、新車が納車されるので、
このところの週末は名残のミニドライブ。
本日は、懐かしの多摩ニュータウンへ。
結婚してから10年住んだ街。
最初の賃貸、次に住んだ分譲の公団へと
懐かしい道をなぞってみる。

いまでも自然は多いし、この15年でますます整備されて
たくさんの公共施設や店舗もできていて、住みやすそうな街です。
公団の最上階の5階に住むことになったとき
ずっと向こうまで続く同じような建物を眺めて
ここには似たような間取りの、何百戸という家庭があって
私たちもその中のひとつなんだなあ、なんて思ったことを
昨日のことのように思い出してしまった。


長崎ラーメン「西海」はすっかり有名になっていて、
いまでは府中と聖蹟桜ヶ丘にも支店を出しているようだが、
オープンしたときから、長崎生まれの夫が気に入って、よく行ったものだ。
昼どきを過ぎているのに、店の前には大勢の人が待っていてびっくり！
あごだしはさっぱりしていて、なおかつこくがあって美味。


並びのケーキショップ「グラン・クリュ」も店舗を拡大していて
こちらも繁盛している様子。
もちろん買って食べたが、美味～～。

いいところだったね、多摩。
なーんて言いながら、尾根環を通って球技場へ行ってみると
女子サッカー大会が始まったところ。
中学生くらいかな。ピンクのユニフォームがかわいい。
あまりに寒くて、ちょっと眺めただけで退散したが
元気いっぱいでいいこと！　がんばれ、なでしこジュニア！


ところで、今の車を私、一度も運転してないことが心残りでした。
多摩に住んでいた頃は車がないと生活できなかったから
当然のように乗り回していたのだが、
杉並に来てからはまったく必要なかったんだもの。
プレリュードからアウディに変えたため、なんか重そうでやだ～、と
ますます遠のいてしまっていたのだ。

実は、先月東北に行った際、ドライバーＡ氏の不調？故に、
いっときＡ氏のインプレッサを運転せざるをえなくなった私。
そりゃあね、多摩時代にはＡ氏所有の当時のレガシィを、
皆で海だの山だの遊びに行く度に、うちの車よりも頻繁に運転していた私ですよ。
だけどね、これだけのブランクがあるんだよ。
と言っても、聞く耳持たず、さっさと助手席に座るＡ氏。（勇気あるなあ・・・）
で、しかたなく、なんと13年ぶりに、いきなり常磐道を走ったわけで。
後部席に座るＩ氏のひきつった顔をバックミラーで見ては、
「Ｉさん、ごめんね～。眠れないよね」
・・・私だってひきつっていたのですよ。
すいている常磐道を100キロほど運転してから交代。ああ疲れた～。
今思えば、ほんと冷や汗ものでしたが、
少しだけ感覚が戻ってきたことも確かで・・・。（笑）

そんなこともあって、ちょこっとだけアウディを運転してみた。
隣の夫から、「ハンドルきって！」だの「ブレーキ遅い！」だの
言われながらですけどね。ちぇ。
新しい車は、サイドブレーキもウインカーもコンピュータ制御のボタンになるので
ほんとにこの感覚はもう最後なんだなあ、としみじみ。
いろんな意味で、名残のドライブでございました。