141028.tue.-2
東博の国宝展は、あたりまえだが
めくるめく国宝のオンパレード。
本館国宝室で、今月のお宝をありがたく
見せていただくのとはわけが違う。
急に思いついて向かったのだが、
まずひとつ。不意打ちのように
「飛青磁花入」が見られてラッキーでした。
私はこの青磁器が大好きで、
出品されるたびに追っかけていた時期も。
その時々で、見方が変わる。
あの時の自分、今の自分を映し出してくれる
そんな存在だったのだと、
久しぶりに会って思った次第。
10~11月の奈良博でしか見られない
正倉院宝物も11点出品の大サービス。
いきなり目に飛び込んできたのは
美しい細工が施された小ぶりの紅い撥。
螺鈿紫檀琵琶はあまりに有名だが、
この撥で演奏されていたとは、
なんてファンタスティック!
鳥毛立女屏風の平安美人も健在。
玉虫厨子の捨身飼虎図も拡大図付きだし、
久能寺経の見返しの料紙の見事さとか、
合掌土偶のひたむきな造形とか、
この間も出光美術館で会ったね、の
海の正倉院・沖ノ島の祭祀遺跡出土品とか、
相変わらず存在感たっぷり、厳かな
神功皇后坐像と僧形八幡神とか、
三千院の観音菩薩、勢至菩薩様の
前屈みの真摯な坐像スタイルとか、
雪舟の秋冬山水図に等伯の松に秋草図等々、
もうお腹いっぱい~な感じ。
どれもスルーできないんだもの。
なのであるが、
古より神や仏への祈りのかたちが
こうした絵画、仏像、仏画、工芸品として
残されてきたのである。
信仰の力が日本文化を作ってきたことに
しみじみ思いを馳せる秋もいいものですよ。
陽が落ちるのも早くなりましたね。
閉館後、外に出ると、
ふっくらした三日月がぽつんと。
シンボルのユリノキも
少し黄葉してきていましたよ。
東博の国宝展は、あたりまえだが
めくるめく国宝のオンパレード。
本館国宝室で、今月のお宝をありがたく
見せていただくのとはわけが違う。
急に思いついて向かったのだが、
まずひとつ。不意打ちのように
「飛青磁花入」が見られてラッキーでした。
私はこの青磁器が大好きで、
出品されるたびに追っかけていた時期も。
その時々で、見方が変わる。
あの時の自分、今の自分を映し出してくれる
そんな存在だったのだと、
久しぶりに会って思った次第。
10~11月の奈良博でしか見られない
正倉院宝物も11点出品の大サービス。
いきなり目に飛び込んできたのは
美しい細工が施された小ぶりの紅い撥。
螺鈿紫檀琵琶はあまりに有名だが、
この撥で演奏されていたとは、
なんてファンタスティック!
鳥毛立女屏風の平安美人も健在。
玉虫厨子の捨身飼虎図も拡大図付きだし、
久能寺経の見返しの料紙の見事さとか、
合掌土偶のひたむきな造形とか、
この間も出光美術館で会ったね、の
海の正倉院・沖ノ島の祭祀遺跡出土品とか、
相変わらず存在感たっぷり、厳かな
神功皇后坐像と僧形八幡神とか、
三千院の観音菩薩、勢至菩薩様の
前屈みの真摯な坐像スタイルとか、
雪舟の秋冬山水図に等伯の松に秋草図等々、
もうお腹いっぱい~な感じ。
どれもスルーできないんだもの。
なのであるが、
古より神や仏への祈りのかたちが
こうした絵画、仏像、仏画、工芸品として
残されてきたのである。
信仰の力が日本文化を作ってきたことに
しみじみ思いを馳せる秋もいいものですよ。
陽が落ちるのも早くなりましたね。
閉館後、外に出ると、
ふっくらした三日月がぽつんと。
シンボルのユリノキも
少し黄葉してきていましたよ。
螺鈿のまねごとしていたころは ちょこちょこ観に行きましたが 琵琶と撥はあまりに美しく 音色が想像できません。
上野は遠くて 暫くご無沙汰です。
わあ!螺鈿まで!?すごーい!
本当に、どんな音色だったんでしょうね~U+1F3B6
国宝展だったか本館展示か忘れちゃいましたが、
琉球の文箱の螺鈿細工はコバルトブルーで
それもまた見事でしたよ。
贅沢な時間を過ごしていますね。
一昨日会員限定の「菱田春草展」のチケットを無駄にしてしまいました~。
忙しくて・・・・
やっぱり秋はじっくりいいものを見たくなりますね。
国宝展は14年ぶりですって。
はじまったばかりですから、ぜひ!
春草は飯田の誇り (^_-)-☆
明後日見に行こうかなと思ってまする~