朝の散歩道、河川敷畑脇に真っ赤な木瓜の花が何輪か咲きだした。
それも、この年の瀬の寒くなった頃を見計らって咲きだした。
花径2~3cm、真っ赤な五弁花、横から見ると桜花の様に花柄が長い。
通常の木瓜は3~4月頃に薄いピンクの花を開くが、この寒い時期に花開くのを「カンボケ」と呼ぶらしい。
この花のない時期に真っ赤な花が見られるのは嬉しい。
撮影2014.12.19
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バラ科ボケ属
バラ科の落葉低木、高さ1~2m、中国原産で、日本には 享保年間に渡来したと云われています。
もっぱら観賞用として庭園や盆栽に栽培され、種類によっては早春から、トゲのある枝にウメに似た 5弁花がかたまって咲きます。
初春から早春に咲くのは「カンボケ」「サラサボケ」 花の緋色なのは「緋木瓜」白いのは「白木瓜」赤に白が 混じったのが「カイドウボケ」と云うぐらいです。
江戸時代から、お祝い事には生けてはならない花とされて いて、オニユリやヒガンバナも同じだそうです。