今朝、山裾散歩道の古いハラン(葉蘭)の根元をまさぐって撮影してきたハランの花。
まるでミニミニヒトデが根元で触手を広げてるみたい・・
直径約2㎝の球形、地中から直にこんな花が飛び出している。
背後に見える青い球が実だと言うが、この植物にそんなものが必要なのだろうか??
撮影2016.2.22
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キジカクシ科ハラン属:常緑多年草
中国原産、庭の陰などに栽培され、地下茎は丈夫で横に這い、多くの丈夫な根が出る。
花は地下茎の鱗片葉の腋から出て高さ1~4cm、4~5個の鱗片葉がある。
鱗片葉は長さ8~10mm、花茎を包み、無毛、花は単生し、上向きに咲く。広いわん状で、直径2~2.5cm、高さ2cm、花被片は8,中部まで合生し、離生部は卵形、初めは緑色、後に褐紫色となる。
雄しべは8,花筒部の中部につき、花糸は発達していない。
花柱は長さ4mm。柱頭は楯状に花筒の内に広がる。
直径2cm、数個の種子がある。花期は4~5月。