やっとノビルのムカゴに花の付いたのが見れる時期になった。

木津川提にノビルのローソクが頭を上げ始めて約二ヶ月 ・・・

連日のように見ながら通る散歩コースの木津川提には大群落が・・

ほぼ半月も経つと殆どすべてのノビルがこんな状態・・・・・重たいムカゴがゆらゆらゆら・・

これはもうムカゴ・・、それじゃ花はいつ咲いたのか??連日のように見ていたのにそんな気配は無かった・・・

うろうろ花を探し歩くうち、ある場所のノビルには一斉に花をつけていた。

遺伝要素か自然環境か??一部グループでは花を付けその他大部分ではムカゴのままで花は付けない。


勿論ラッキョウや、ニラの花にそっくりそのままの花を付ける。

一方、零余子から直に発芽したこんな個体も・・・

このような個体も限られた場所でグループ化していた。

この発芽したノビルにまたあのローソクが付いたら、さぞかし奇妙奇天烈

こんなものまで見つかりました・・・

アルビノムカゴとでも言ったら良いのか・・・・。

一粒で三度美味しいこんなノビルも見つけました。
花を付けるノビルは千分の一、ムカゴから発芽する個体は更にその十分の一も無く、花と発芽を一緒に付ける個体はこの一個体だけ確認した。
撮影2013.4.26/5.2/5.14/5.24/6.6
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ノビル(野蒜)はネギ属の多年草、一部地域では、のびろ、ネビルとも呼称される。
地下に球根を持ち、地上に細い葉を伸ばす。葉は線形で20 - 30cmのものを数本出す。雑草にまぎれて花茎が伸びてきてはじめて気がつくことが多いが、葉の表面に白く粉を噴くので慣れると見つけやすい。
タバコ位の太さにしかならず、小さな玉葱のようである。まっすぐ立ち上がる花茎は60cmに達し、先端に一個だけ花序(散形花序)をつける。
花は長さ数mmの楕円形の花弁が六枚、小さいチューリップのように集まったもので、白または薄紫を帯びる。花柄はやや長い。
花は開花するが種子ができる系統はごくまれである。代わりに花序には開花後ないしは開花前から小さな球根のような珠芽(むかご)を着生し、それを散布体とする。珠芽は紫褐色で固く密生する。
たくさん集まると表面に突起の出たボールのようになる。むかごの着生が遅れれば通常の花序となるが、開花前からむかごの肥大が始まり、開花がほとんど認められないことが多い。