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里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ウマノスズクサの花

2014年06月25日 | 6月の花

春先、幼苗の芽吹く頃より待ちに待ったウマノスズクサの花に出会えた。

 いつもの散歩コース、木津川左岸サイクリング道脇の堤防敷。

雨上がり、水玉を一杯つけたあの独特な匂いの葉を捲り上げ覗いてみると、ラッキーにも2~3個の待ちに待ったこの奇妙な花に出会えた。

奇妙奇天烈、長い花序に丸い膨らみが有り、そこからラッパ状の筒先を伸ばしている。

パックリ開いた「口だけお化け」のような花・・・この花を多分誰も美しいとは言わないだろう。

変な匂いに誘われやってきたハエや昆虫を落とす落とし穴、食中植物にもこんな花が有ったような。

こちらはこの葉を食草にするホソオチョウの幼虫。

 同じくこちらはこの草を食草にするジャコウアゲハの幼虫

 

 ジャコウアゲハはやがてこんな蛹となり・・・

 

蛹を脱皮すると、こんな姿で野山を飛び廻る。 

因みにこちらはゆらゆら飛び廻るホソオチョウの黒い個体。

しかしこの後直ぐに木津川堤の夏草刈が始まり根こそぎ切れさっぱり刈り取られ、今年のウマノスズクサはこの1株で見納めかも??

撮影2014.6.12:2014.6.15

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ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属つる性多年草


関東地方以西~九州の川の土手や畑、林のふちなどに生え、全体に無毛で粉白を帯びる。

茎は細くて上部でよく分枝し、ほかの木や草にからみ、葉は互生し、長さ4~7cmの三角状卵形。

基部は心形で両側が耳状に張りだし、葉腋にサキソフォンに似た形の花が1個ずつつく。

花は花弁はなく、3個の萼片が合着して筒状になり、先端は広がり、萼筒はゆるく湾曲し、先端は斜めにスパっと切り落としたような形で、ややそり返る。

外側は黄緑色、内部は紫褐色。先端部には内側に向いた毛が密生して虫が入りやすく、出にくくなっている。奥に花柱があり、6個の柱頭がある。

果実はやや細長い球形のさく果。熟すと6個に裂開し、長い果柄の先にぶら下がる。中に多数の種子が入る。(結実率が非常に低いらしい)

花期は7~9月。


ネジキ(捩木)

2014年06月24日 | 6月の花

 

いつもの山裾散歩道で馬酔木の花を一まわり大きくしたような花を発見。

山裾斜面から垂れ下がった枝先に白く小さな筒状花を房状に付けている。

早速帰ってNET検索・・・・、ネジキ(捩木)だと判明したけど、始めて見聞きするものでした。

60年以上生きてきたけど知らない事が多過ぎる。

長い山裾散歩道でも見かけたのはこれ1株だけでした。

撮影2014.6.9

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ツツジ科ネジキ属:落葉小高木

本州・四国・九州の各地に生え、高さ約6m直径7~25cmになり、樹皮は灰黒褐色または褐色。

縦に裂け目が入り薄くはがれ、成長すると幹がねじれ、葉は互生し、葉身は長さ5~10cm、幅2~6cmの広卵形または卵状楕円形。

両面に伏毛がまばらに生え、裏面の主脈から葉柄の上部に白色の毛が密生、葉柄は長さ5~10mm。前年枝の葉腋から長さ4~6cmの総状花序をだし、白色の花を下向きに多数つける。

ときに花冠の先が淡紅色を帯び、花冠は長さ8~10mmの壷型で、浅く5裂し、外面に細かい毛が散生する。

雄しべは10個、子房は有毛、萼は5深裂し、萼片の先はとがり、果実はさく果。

花期は6月頃。 


コナスビ(小茄子)

2014年06月23日 | 6月の花

 

山裾散歩道、棚畑土手にひっそり咲いてた。

多分今までも咲いているのを見たことが有るのだろうが??見逃して居たのだろう。

多分「ヘビイチゴ」とでも混同していたのだろう・・・・葉は全くちがうのに。

まるで大きなハコベの葉に黄色い5弁花つけた様です。

コナスビと言うからにはナスを小さくしたような実を付けるのだろうか??・・・。

撮影2014.6.9

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サクラソウ科オカトラノオ属:多年草

日本各地の平地から山地の道端や畑に生える。茎には軟毛が生え地面を這い、葉は対生ときに互生し、長さ5~10mmの葉柄がある。

葉身は広卵形で先は短くとがり、基部は円形で、長さ10~25mm、幅7~20mm、葉腋から短い柄を伸ばし、葉陰に隠れるように黄色の花をつける。

花冠は黄色で5裂し、直径6~7mm。果実は球形のさく果で、直径4~5mm。熟すと5つに割れて、多数の種子を出す。

種子は稜のある楕円形で黒色、長さ約1mm、こぶ状の突起が密にある。花期は5~6月だが、秋まで咲くものもある。


ハルシャギク  

2014年06月22日 | 6月の花

木津川左岸サイクリングロード下、広い空き地を黄色く埋め尽くすように咲き誇っている。 

これだけ蔓延るのは帰化植物に違いなし、在来種はいくら群生してもここまで蔓延る事はない。

黄色の花弁中心に濃茶の一つ目小僧が長い茎頂でゆらゆら揺れる。

子供の頃にはこんな花など見たことも無かったのに・・・・

 いつの間にやらこの有様。

広い空き地で見かけた草はどれもこれも帰化植物ばかり、おしとやかな在来種などここでは全く見れなかった。

ゆらゆら黄色い蛇の目傘が我が世の春を謳歌している。 

撮影2014.6.14

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キク科 ハルシャギク属

ハルシャギクは北米西部原産の帰化植物、明治の初期に観賞用に導入された一年草、荒地・路傍に野生化している。

ロゼットで越冬し高さ1m程度、全体無毛で葉は対生し、葉は2回羽状複葉で細く、コスモスに似ている。

花は6月に咲き、舌状花は先端側が黄色で基部が紫紅褐色、蛇の目模様に見えることから、ジャノメギクの異名を持つ。

開いたばかりの花は花弁が平開しているが、次第に花弁が下に下がり、花弁が下がった状態の花は、まさに蛇の目傘である。


ササユリ(笹百合)

2014年06月21日 | 6月の花

 

 子供の頃、もう40~50年前には里山山裾ではどこでも見られ「山百合」と呼んでいた。

 

 その後列島改造(改悪)が進み、山裾や山畑は見放されすっかり荒れ果て、このササユリもどんどん姿を消していった。

山裾斜面に残された棚畑果樹園にポツポツ咲き誇っていた。

茎頭に大きな薄ピンクの花を楚々として咲かせて居る。

こんな山畑にも帰化植物がどんどん侵攻しだしているのがちょっと心配・・・。

撮影2014.6.9

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ササユリは本州中部から九州に分布する多年草、山地の草原や明るい森林に生育する。

小さなものは根生葉のみであるが、大きく育ったものは花茎をのばし、6月から7月にかけて美しい花を咲かせる。

花は1つであることが多いが、複数咲くこともあり、花の長さは10~15cmの淡紅色。

雄しべは6本で葯は鮮やかな赤褐色。強い香りがある。葉は厚く、名前の由来になっているように、ササの葉によく似ている。

ササに擬態しているわけではなかろうが、ササと混生していると、花が咲かないとわかりにくい。


クサイ(草藺)

2014年06月20日 | 6月の花
 
 ガキ大将の子供の頃、学校帰りの野道に生えたこの草で、友達の足を掬う草罠を造って遊んだ。
 この写真は河川敷内道の脇に群生していたもの・・・。
 
野面地道の轍間なら何処ででも見られ、引き抜くのも容易では無く、ある意味雑草の雑草たる所以・・・ 
 
苦労して撮影した花は花径約3~4mm、鋭く尖った5枚の萼の様な花被片を持っている。
撮影2014.6.1
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イグサ科イグサ属
多年草 全国各地の人里近くの踏み後などに生え、高さ30~50cmになる。
葉は扁平で細く、葉鞘と葉身の境に膜質の葉耳、茎の先端に集散花序をつけ、最下の苞は葉状で花序より長い。
長さ約4mmのは先が鋭くとがった披針形でふちは白い膜質、さく果は卵状楕円形、花被片と同長、またはやや短い。

ヤブジラミ(薮蝨)

2014年06月13日 | 6月の花

まだ10日ほど前、山裾道と言わず河川敷と言わず、この白い花が咲き誇っていた。

夏草の草叢から顔を覗かせ大群生を造っている。

 

よく似たものにオヤブジラミがあるが、あちらは季節が早く、咲く場所も山裾近くと限定されている。

ヤブジラミのシラミはその実が「ヒッツキムシ」に因るためなのだろう??・・・

その名称に係わらず小さな五弁花は、よく見るととても愛らしく見える。

撮影2014.6.2

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セリ科ヤブジラミ属:花期は5~7月

北海道~九州の野原に生え、茎は直立、上部で枝分かれし、高さ30~80cm。

葉は2~3回羽状複葉で羽片は細かく分裂し、両面にあらい短毛がある。

複散形花序を数個だし、更に小散形花序をつくり、小さな白花をやや密につける。

花弁は5個で内側に曲がるり、雄しべは5個。

果実は2.5~3.5mmの褐色で卵状楕円形、刺状の毛が密生し、先端はカギ状に曲がる。

似た仲間にオヤブジラミがあり、小果柄が長い。


ヤブカラシの花

2013年07月04日 | 6月の花

ノブドウだと思って撮影、帰って検索すると何かが違う・・・・・・。

同じブドウ科らしいのだが葉が五葉にわかれていて全く別種の植物

同じく花は中々見つからなかったが、やっとゲット・・・・撮影中には青虫がいた事など全く気づかなかった・・・・。

早いものでつい先日見たら、もう実を付けていた。

撮影2013.6.24/6.28

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つるが巻き付き、藪の植物を枯らしてしまうほど繁殖するのが名前の由来。

別名のビンボウカズラも嫌われる植物にふさわしい、しかし、花びらがないと、コンペイトウのような形。 


ノブドウの花

2013年07月03日 | 6月の花

秋にあの赤紫の小さな実を付ける野ブドウの花、いつ見ても花芯ばかりで花弁が無かった。

調べてみると朝早くに咲き花弁は直ぐに落ちてしまうらしい・・・・。

それでもなんとか一輪見つけたが小さすぎてたったこれ一枚だけ。

花を撮影するには小さすぎる。

撮影2013.6.13

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ノブドウは北海道から沖縄まで分布する木本のツル植物、木本性であるが、太くなって高木に届くまでになることは無い。

主に藪や草原に繁茂している。花は夏に開き、花弁は5枚、雄しべも5本、花弁と雄しべは早期に脱落するようであるが、その後も蜜を分泌するようで、アリが多数訪れている。

花の形はヤブガラシとよく似て果実は淡い紫色を経て空色に熟す。

空色の果実は珍しく、コバルトブルーが秋の野山を彩る。残念ながら、切花にするとすぐに色あせてしまう。やはり野にあってこその美しさである。

この果実は悪味でとても食べられない。


イヌホウズキの花

2013年07月02日 | 6月の花

ワルナスビの花を小型化した様な花を付けるが草自身はそれよりずっと大きい。

耕作放棄畑や道路脇の荒地で見かける事が多い。

花は小さく撮影にも苦労するほど・・

もうこんな実が成って居ました。

撮影2013.6.7

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イヌホオズキは世界の熱帯~暖帯に分布、日本には古い時代に入ってきたものとも思われており(史前帰化),北海道~琉球に普通に見られる。

名前は,役に立たない酸漿(ほおずき)との意味、全草に毒がある。


ワルナスビ

2013年07月01日 | 6月の花

気の毒な名前をつけられ道路脇の斜面に群生している。

茄子そっくりの白い花を付けているがその実はまん丸。

食べられるかどうかは試したことがない・・・本当帰化植物の強さは脅威です。

ここ10年ぐらいで勢力を急増したように感じる。

撮影2013.6.1

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ワルナスビはナス科の多年草、アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)の原産、日本も含め世界的に帰化している外来種である。


ジャンボニンニクの花

2013年06月30日 | 6月の花

最近散歩道の自家用野菜畑で よく見かけるように成ったジャンボニンニクの花。

濃い紫のネギ坊主をゆらゆら風に揺らしてる。

果たしてこれは食用なのか観賞用なのか??

ドアップで撮るとこんな感じ・・・

田舎の畑でも最近見かける作物が変化している。

撮影2013.6.6

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ジャンボニンニクはネギ属に属する植物、無臭ニンニクと呼ばれて販売されているが、ニンニクとは別の種で、リーキと同じ種の別変種である。

背が高くて中実の花柄と広くて平らな葉はリーキによく似ているが、ニンニクに似た鱗片からなる大きな鱗茎を作る。


ホタルブクロ

2013年06月29日 | 6月の花

里山、山裾の散歩道にはやっぱりこれ・・・・。

鬱陶しい梅雨の時期、咲くのは今でしょう・・・とばかりに咲いている。

子供の頃にはやっぱりどこにでも飛んでいた蛍を捕まえ、この中に閉じ込め淡い光に喜んだ。

少し赤っぽいのと白っぽい花があるけど・・

主流、我が山城では白花が主流ですが、 どちらが本来の色なのだろうか??

撮影2013.6.18


コヒルガオ

2013年06月28日 | 6月の花

木津川提に一輪二輪花を付けだしたコヒルガオ 

まだほんの数箇所で見れるだけ

検索すると、日本古来の植物だという ・・・・・なんかほっとするような気分。

 

最近はどれを見ても帰化植物ではないかと疑いの眼差し。

撮影2013.6.6,

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コヒルガオは本州から九州に分布する在来の多年草であるが、東南アジアに分布し、沖縄に帰化しているとのこと。

路傍の荒地などに生育、葉は三角状の鉾形で、側裂片がよく発達して通常2裂する点が、本種の特徴。

6月から8月に淡い紅色からほとんど白色の花を開く。花冠は直径3~5cmで、昼に開花し、基部に長さ1~2cmの大きな苞が2枚ある。花柄の断面は四角形で、稜には縮れた翼がある。


マサキの花

2013年06月27日 | 6月の花

生垣のマサキに小さな白い花がいっぱい。

花の蜜につられたアリンコが花弁を忙しそうに動き廻る。

初夏の田舎道では良く見かける。

撮影2013.6.15

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ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木、別名、オオバマサキ、ナガバマサキ、コバマサキ、ボウシュウマサキ、ヤクシママサキ。

樹高は1-5mになり、若い茎は円く緑色。

葉は、短い葉柄をもって対生し、葉身は倒卵円形から楕円形で、長さ3-8cm、幅2-4cmになり、厚く革質で、強いつやがある。

葉先は鋭頭で、基部は円形からくさび形、縁には低い鋸歯がある。斑入りのものもある。

花期は6-7月。今年枝の上部の葉腋から、集散花序を付ける。花は黄緑色で小さく、目立たない。

秋に果実が熟すと、裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子があらわれる。