エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

何を守ろうとしてるのか?

2007年03月30日 | 時事

先の大戦の沖縄戦での教科書記述がまた変わるそうだ。現地住民の集団自決に日本軍が関与したかどうかが不明と言うのが理由らしい。もう随分と年月が過ぎ記憶も曖昧になってる人々がそれでも残っていると思うのだが。

書面として残るものは殆ど無いであろう状況からは想像できます。刑事裁判では状況証拠だけでは有力な立証にならない。その伝で言えばこの沖縄の悲劇も歴史の闇に埋もれてしまうのかもしれない。しかし生き残りの老婆の「日本軍が来なければこんな事は起こらなかった」の言葉は重い。

安倍総理の発言でアメリカでも問題になってる従軍慰安婦も同様で、当時の状況では書面で残る可能性は少ないと考える方が順当であろう。むしろ当時の日本人の常識と21世紀の我々の時代の違いと理解した方が分かり易いと思う。実際に強姦と立小便と同等の感覚の人が年配の方には多くいたのを私は知っている。かつては合法でも今は違法な事は日常にいくらでもあるのです。サカストです。

      http://www.kishida.biz/column/sakakibara/2007/s20070329.html

   本軍「強制」は修正=沖縄戦の集団自決-高校教科書の検定結果・文科省

3月30日17時1分配信 時事通信


 文部科学省は30日、主に高校2年生以上が来春から使用する教科書の検定結果を発表した。日本史で、太平洋戦争末期の沖縄戦の際、日本軍による強制で住民が集団自決したとする記述すべてに検定意見が付き、各教科書会社は「日本軍により」という部分を削ったり、「自決した住民もいた」という表現などに修正したりした。理科や数学では、学習指導要領の範囲を超える「発展的内容」が倍増した。
 沖縄戦の集団自決を扱ったのは6社8点。うち5社7点に「実態について誤解するおそれのある表現」と意見が付き、「日本軍に集団自決を強制された人もいた」が「集団自決に追い込まれた人々もいた」(清水書院)などに改められた。
 2005年度(主に高校1年生対象)は申請段階から今回意見が付けられたような記述がなかったが、04年度は「日本軍に…『集団自決』を強制されたりした」と記述した中学の歴史教科書が合格している。
 文科省は「以前から(命令や強制はなかったとする)反対説との間で争いがあり、軍の命令があったと断定するのは不適切で、今回から意見を付けた」と説明している。 

     


都知事選 面白候補

2007年03月28日 | 時事

プロ野球ドラフト会議の自由枠が今年から廃止になるそうです。当然ですね。当たり前の事をするのになんでこんなに揉めなくてはならないのか、その方が不思議です。社会が巨大で複雑になると簡単な問題の解決もなかなか大変な手続きがいるようです。

人間関係の煩わしさを嘆いてるのは私一人ではないと思います。生きる事をもっとシンプルに考え、世の中をもっと単純に理解したい人は多くいるでしょう。良し悪しは後回しにして部分的には同調できます。「あーっ面倒くせー!」の心境ですね。

       http://www.youtube.com/watch?v=ccwpbsJsWvM


すっきりした世界

2007年03月26日 | 時事

いまや環境問題は地球規模の課題です。昭和40年代、日本は公害による環境汚染で苦しみました。そして未だに被害者救済に関しては解決に至っていません。またヨーロッパでは大気汚染原因の温暖化に神経を使っています。京都議定書を批准できないアメリカさえもが州単位では厳しい規制を考えてるようです。

世界の潮流は環境の維持管理にあるのは間違いないのだけれどお隣りの国では全く関心が無いようです。山の木を全部切って岩の上から緑色のペンキを塗ったりするお国柄です。大気や河川の汚染が早晩我国にも影響を与えるのは間違いないでしょう。

なんと言っても大きな国です。人口も巨大だから大変なエネルギーがあります。そんな国がかつての高度経済成長の日本の真似をしたら環境に与える影響は甚大です。しかし彼の国には「公害」と言う概念は無いらしい。中華思想の人々を説得するのもなかなか難しいことです。いっそうのこと上の地図のような世界ならばとつい想像したくなりますね。

止まらぬ汚染、汚水垂れ流し放題の黄河―甘粛省蘭州市

3月22日21時25分配信 Record China


止まらぬ汚染、汚水垂れ流し放題の黄河―甘粛省蘭州市

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黄河には大量の生活廃水が未処理のまま垂れ流されている。写真の青い汚水も、どこから流れてくるか分からぬまま黄河に流れ込むままになっている。

2007年3月20日、甘粛省蘭州市のある住宅地の後ろを流れる黄河に、大量の青い汚水が流れ込んでいる。住民らによると、この付近ではしばしば汚水が黄河に排出されているが、政府機関はまったくこれを取り締まっていないとのこと。まさに垂れ流し放題である。数人の住民がこの汚水がどこから流れているのかを探そうとしたが、なかなか汚染源が見付からないという。

黄河は全長約 5464 km で中国で 2 番目に長い川。黄河の下流域は中国文明の発祥の地であり、歴代王朝の都が置かれた。そんな歴史あふれる黄河だが、2006年の甘粛省環境保護部門のデータによると、甘粛省内の913kmの黄河流域では下水排水量が年間2億3700万tに上り、生活排水の処理率はわずか34%。大量の生活排水が未処理のまま黄河に垂れ流されている。

2006~2010年にかけて甘粛省は49億7000万元(約750億円)を投入して黄河の汚染対策を進めると発表したが、実際には工業汚染源対策と都市部の汚水処理工場建設は遅れている。また、企業の環境汚染に対する認識も欠如しており、環境汚染問題は増すばかりだ。(編集・佐々木康弘)


地震です!

2007年03月25日 | 時事

今朝の突然の地震には驚きました。まあ地震は殆どが突然なんですが。仕事の最中だったけど初めは解らなかった。つい二日前に家の窓全てが突然ガチャーンと鳴ることがありました。原因不明の衝撃波が起こったのかと思います。これは富山県南西部で広く確認されたようです。地震の始まりは同様の現象かと思ったのです。

それが窓だけでなく家全体が揺れだしドンドン大きな揺れに変わっていくのが分かりました。あっ地震や」と一緒にいた人が叫ぶと同時に地面全体が揺れる感じになりました。じっと動かずにいたのは動けなかったんですね。何をすれば良いのか頭が理解できない状態です。揺れが収まってからは立ち上がってオロオロするばかりの時間がありました。そして慌てて火の元を確認しました。

自宅の近くだったもんだから急いで家に向かうと家内が玄関の前で困った顔で立っています。二人で「怖かったね、余震があるかな?」などと会話してお互いの心を落ち着かせていました。TVをつけると能登沖が震源地で震度6と伝えています。私の住む街は震度4らしかった。

一人になるのが不安な家内を打ち捨て再び私は仕事に出ました。その後はTVを見る事も無く過していたのですが夕方帰宅して能登地方の被害の大きさに驚きました。亡くなられた方も出てきて呑気な自分を反省したのでした。

以前から富山県は地震が少なくそれの備えも貧弱と指摘されていました。恥ずかしながら私も知人や家族には地震の可能性を喧伝してきました。しかしいざ地面の揺れに直面した自分は情けない姿でした。瞬時の冷静な判断なんかどこかへ飛んでいき頭の中は真っ白でした。やはり日頃偉そうな事を言う奴ほどイザと言う時には頼りに成らないみたいですね。

直後から関西の兄弟から携帯にメールが入り返信対応が出来ました。これは意外な事でした。夕方には神戸の友人からの電話が繋がり無事を伝えました。彼は12年前の大震災時には反対にこちらが連絡に苦労した相手です。これら遠方の兄弟や友人からの連絡は本当に有り難いものでした。


なんでしょう?

2007年03月25日 | 自然

世の中にはまだまだ解らない事が沢山あります。この地球の過去に生きていた巨大生物は魅力的な奴ばかりです。今回発見されたのは化石ではないようですね。大型の生物の脊椎骨の一部みたいにも見えますが。解りませんが期待は大きいですね。

漁師が引き上げた巨大骨はいったい何物?―福建省石獅市

3月23日9時53分配信 Record China


漁師が引き上げた巨大骨はいったい何物?―福建省石獅市

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福建省石獅市の漁民が、昨年9月、台湾海峡で巨大な骨を引き上げた。マンモスの頭の骨か?鯨の脊椎か?さまざまな議論が巻き起こっている。

2007年3月20日、福建省石獅市の漁村で、漁師たちが巨大な骨を囲んで、さまざまな議論が巻き起こっていた。マンモスの頭の骨か?鯨の脊椎か?この骨は扇の両端が垂れ下がったような形で、横幅1m、縦75cm、重さ35kg。中ほどに直径11cmほどの穴が開いており、亀裂も入っている。

引き上げた漁師によると、昨年9月、自分の漁船で台湾海峡に出ていて、網を引き上げた際に見つけたもので、二人がかりで船から降ろしたという。この村では漁師たちがたびたび骨を拾ってくることから、同市博物館では3年前から古代人や脊椎動物などの化石約4000点を分類整理しているそうだ。【 その他の写真はこちら

骨の写真は博物館から北京に送られ、現在中国科学院の専門家により鑑定が行われている。
 
                      (写真はBig-Gameさんから) 


ちょっと嬉しいニュースです

2007年03月24日 | スポーツ

プロ野球が好きで数十年応援しています。大阪に生まれ20年余り住んでいたから身体に阪神タイガースの匂いが好まなくても染み付いていたけれど、それも10年前から抜けました。今はタイガース巨人同様に好ましい球団ではありません。

友人にバット職人がいます。彼曰く「巨人や阪神などの人気球団の選手はあかん傲慢で謙虚さが無い」そうです。今はもう引退して評論家になった三代目ミスタータイガースと呼ばれる人も彼の口からは芳しい言葉は聞かれません。「まだ岡田の方がましや」と言ってました。もう20年前の事です。

巨人や阪神の選手達はマスコミからチヤホヤされて実力以上の昂揚感を擁いているのでしょう。TVで見かけるパリーグの選手は良い意味でカントリーボーイの風があります。彼らのプレーをケーブルTVで拝見するともう感動的な事をやらかしているのに。自分の力を過小評価してるんですね。可愛そうに・・・

私が高校生の頃地元のUHFサンTVではタイガースの試合を独占的に中継していました。江夏田淵の黄金バッテリーの時代です。当時の江夏は凄かった。一試合投げての三振の数で好不調を評論されていました。チームは弱かったから勝ち負けはどうでも良かったんです。

特に対広島戦なんかでは三振10個以上は当たり前で当然負ける事なんかは想定してなかった。その広島が70年代後半から急に強くなった。ルーツ監督がシーズン途中に更迭され古葉監督にバトンタッチして異様に強くなり結局そのシーズンを優勝に導いたのだ。

当時のスポーツ新聞に赤ヘル軍団と書かれたのは印象的だった。あの頃赤ヘルと言えば学生運動の革○派の方がイメージされたから、最初は「エッ?」と思ったもんです。あのネーミングは最高のセンスでした。

その広島東洋カープは長い間弱小球団でした。一時は球団の消滅さえ直面していたくらいです。これはNHKでも取り上げられています。しかも貧乏なんです。けれどもわずかづつでも32年間も利益を出していた努力は素晴らしい事です。この辺に私はシンパシーを感じてるんでしょう。トホホ・・

広島、32年連続で黒字決算 プロ野球

2007年03月23日01時54分

 広島球団は22日、広島市内のホテルで株主総会を行い、2006年決算を承認した。売上高は前年比4億9000万円減の56億8000万円で、当期利益は3600万円減の1450万円。減収減益ながら32年連続で黒字を維持した。(時事)


マックも色々です

2007年03月23日 | 社会

面白い記事がありました。マックの仕事はつまらない仕事の代名詞らしい。目下の日本では敬語の乱れの権化にされているファストフードチェーンです。英国ではマックの業務がこんな風に言われてるんですね。バイト達がちょっと可愛そうです。

【こぼれ話】英語辞典の「マクドナルド=つまらない仕事」の定義改正へキャンペーン

時事通信社(AFP)
【こぼれ話】英語辞典の「マクドナルド=つまらない仕事」の定義改正へキャンペーン
【ロンドン20日】ファストフード大手のマクドナルドが、英語辞典の最高権威オックスフォード英語辞典(OED)に載った「McJob(マックの仕事)」の定義が不正確で従業員を侮辱しているとして、改正のための大キャンペーンに乗り出した。≪写真は、マクドナルドのフライドポテト≫
 OEDは「McJob」の単語を載せ、その意味を「将来性がなく、無味乾燥で低賃金の仕事」と定義している。英経済紙フィナンシャル・タイムズは、北ヨーロッパ・マクドナルドの人材活用最高責任者デービッド・フェアハースト氏の「現実を把握していない時代遅れの定義で、何よりも重要なことは才能があり、一生懸命に働いている(マクドナルドの)従業員を侮辱している」との反論を掲載、マクドナルドが定義改正を訴えるキャンペーンに乗り出したと報じている。
 同紙は、マクドナルドは最近、料理サービス・ホテル業の専門誌で最良の職場に選ばれたと指摘。フェアハースト氏は、辞書の定義は刺激的でやりがいのあるマクドナルドの仕事を反映して書き換えられるべきだと主張している。
 OEDのスポークスマンはこれに対して、「我々は言葉の変化を常にモニターしており、発見した証拠に基づいて、それを辞書の定義に反映している」と語っている。
〔AFP=時事〕〔AFP=時事〕
 
先日このマックのドライブスルーを利用しました。例のマイクに向かって注文するあれです。型どおりに車を寄せて喋りました。スピーカーから返ってきた声に驚きました。落ち着いた耳障りの良い声が聞こえてきました。しっとりとした大人の話し方で、例のマニュアルに則った語尾が跳ね上がる不快感がない。「これは、!」と正直感動しました。期待と不安を懐きながら車を受け渡しの窓口に寄せて行きました。そこで見たのは二十歳過ぎの細面の感じの良い方でした「なるほど、この女性なら」と思わせる素敵な方でした。興味のある方はお越しください。南砺市のドライブスルーのあるマックです。

朝の駄目押し

2007年03月22日 | スポーツ

春場所前から場外で八百長を週刊誌に書かれ、初日から二連敗でスタートした横綱朝青龍です。私はTV桟敷ながら仕切りの最中から彼の異常さを見抜きました。

時間前の仕切りの所作がぎこちなく相手の力士に合せようと苦労していました。結果は案の定まさかの完敗でした。しかも翌日も連敗するオマケを付けて春場所が始まりました。これはどうなるかと心配しましたが三日目からは立ち直りいつもの横綱に戻りました。

この人の相撲の評判の悪さはその品格にあります。具体的には勝負が決まった後も相手力士に攻撃をするところです。過去の名力士は勝負が決まれば一気に力を抜き相手に優しくなります。これは怪我を防ぐ意味もあるのでしょう。

ところがこの横綱は厳しい。相手を土俵に転がした後に上から抑えたり乗っかたりします。俵を割った相手を更に突き飛ばして土俵下まで落します。日本的な美学に叛く行為ですね。相撲もラグビーも勝負が終わればノーサイドです。侍も紳士も共通する美意識ですね。

そんな事で嫌う人が多い朝青龍ですが、この一年余り前から穏やかになり相撲ぶりも様変わりしました。まあ手荒くしなくても勝てるからでしょうが野生の荒々しさが消えました。

しかし今場所の連敗で本人も初心に返ったようです。何日めかの相撲では相手力士を転がしてから更に膝蹴りを食らわしていました。まさに「野生の証明」ですね。私は思わず「これだ!」とTVの前で叫びました。

昔からの諺で「死者に鞭打つ」があります。よい時に使いませんね。敗者に対して更に過酷な対応をする事です。この諺と朝青龍の相撲の合せ技で考えたのが次の言葉、死者に鞭打つ、朝の駄目押し」。どうでしょう、なかなかいけてると思うのですが・・・

いずれにしても横綱の連敗で今場所は面白くなりました。大関以下の力士には丁度良いハンディキャップになったようです。それを思うとまだまだ朝青龍の天下は続きそうですね。強い横綱は素晴らしいとつくづく感じた春場所前半でした。


不都合な事実

2007年03月21日 | その他

アル・ゴアさんの「不都合な真実」の事ではありません。そんな難しい話題ではなく極当たり前の話です。本来私は環境に優しい人ではありませんから、ゴアさんに見つかれば叱られそうな奴です。

私も50年余り生きてきて振り返ればろくな事をしてきていません。一人床の中にいる時なんかは思い返して絶叫する事もしばしばです。いやはや困った人であります。自分の中では反省しきりの人生なのです。

そんな反省ばかりの私ですがあらためて他人様から指摘を受ける事は愉快な事ではありません。自分なりに考えて自己批判もしながらそれを他人から批判されるのは我慢ならない性格なのです。人間性に欠陥があるのかなとさらに落ち込む事になります。だから素直に周りの批評を受け入れる人を尊敬します。

批判をされるとまずはあれやこれやと言い訳をします。そして終いには自分の正当化に走ります。そして目先の攻撃をかわして取り合えず満足するのです。けれどもそれが問題の解決になんら寄与せず、ただ原因を糊塗するだけな事も知っているのです。

厄介なもので「他人に言われると腹が立つ」事は多いのです。そしてその殆どは自分でも分かっているのが理由なのです。おまえに言われたくないわ」という気持ちですね。日常的に頻繁に起こる心情です。大人に成りきれない所以です。

これは個人の問題なのである意味笑って過せます。けれどこの傾向は集団や組織にもよく見られます。この自分たちにとって「不都合な事実」を批判される事に様々な言い訳や隠蔽がされます。私同様大人に成りきれていないからと思われます。

 


ドラフト止めれば

2007年03月14日 | スポーツ

西武球団による栄養費の問題が騒がれてます。相変らずのプロ野球のスカウト活動であります。一昨年になりますか、一場投手に対する栄養費で数球団の社長が辞任しました。

この時も感じましたが貰う選手の甘えよりも美味いエサで釣る上げる大人達に罪深さを見ました。相手は野球好きの世間知らずの子供です。世の中こんなもんだと言われればそうかなと思います。

今回はその親たちも絡んでいますが全く同様で、球団の好意を拒絶する必要は考えなかったでしょう。いや、いつの時も親や選手の指導者は知らないはずはないのです。双方ともが美味い汁を吸い得をすれば誰も文句はありません。

巷間言われるように希望枠の撤廃で不明朗な金銭授受は少しは防げるかもしれません。しかしそれだけでは解決しないでしょう。根本的には球団ごとの人気不人気が影響します。

過去にも希望球団以外は拒否する選手は多くいました。ナベツネさんは拒否選手のメジャー流出を懸念しています。また抱き合わせにFA権取得年数の短縮を求めている。しかし広島などの選手養成の上手な球団は反対しています。これからって時に取られるのだから理解できます。

そんな十二球団が会議をしてもなかなか合意には至りません。それなら思い切ってドラフト制度自体を廃止にして自由競争に戻せばどうでしょう?当然ですが金持ち人気球団には選手が集り、そうではない球団は敬遠されるでしょう。

日本は一応資本主義の競争社会です。格差が生じるのが基本的前提であります。ドラフト制度の主旨は各チームの戦力の均衡です。しかし今日本は格差社会が流行です。ここは一気にこの流れに乗るのも一計です。

個人的な案としては出身地別に入団チームを設定するのが面白いと思うのですが。例えば佐賀県出身なら九州の球団が指名権を有する。勿論FA権は早めに取得できることにする。そうすれば球団の所在地も全国に散らばるのではと思います。四国が穴場になりますね。

今回の騒動では記者会見する東京ガスの選手がなんとも可哀想で見てられませんでした。スポーツ選手がピュアで純真なんて誰も思わないけど、大人の都合で人生を弄ばれるのは気の毒です。それならいっそうのこと本来の自由競争にすればと感じました。

希望枠の撤廃求める=関与の高校関係者も処分へ-日本高野連

3月12日22時0分配信 時事通信


 プロ野球の西武が2人のアマチュア選手に金銭を渡していた問題で、日本高校野球連盟の田名部和裕参事は12日、問題の根本的な原因にドラフトの希望入団枠の存在があるとして、大学、社会人とともに同枠の撤廃を求めていくことを確認した。同日、日本学生野球協会の内藤雅之事務局長、日本野球連盟の鈴木義信副会長と電話などで話し、意見が一致した。
 田名部参事は「そういうものがある以上、裏の行動は止められないし、高校側にも累が及ぶ。大学、社会人と一枚岩になって、プロに撤廃の要望を出す」と述べた。22日に開く高野連の全国理事会で決議する見込み。
 またこの日、西武が提出した調査報告書の内容説明を日本プロ野球組織から電話で受けた。当該選手が高校に在学している時から接触があったとみられ、「指導者抜きで高校生がスカウトと接触できるとは考えられない。高校野球関係者が関与した疑いが深まった」とした。近々開く審議委員会で関係者の処分を検討する。同参事は「話が古いかどうかは関係ない。アマ野球の根幹にかかわる問題なので、重要な処分になるだろう」と強い口調で語った。 


それはないやろ立花さん

2007年03月13日 | 時事

喫茶店に行かなくなってから週刊誌は殆ど読まなくなった。理由は簡単で身銭を切ってまで読む値打ちは無いと思うからだ。だから時々の病院や歯医者の待合室では読む機会がある。週刊誌のチェックは新聞の広告で充分だろう。

先日もあまりに下品で情けない記事が目に付いた。「安倍総理が紙オムツをしてるなんて馬鹿馬鹿しいタイトルだった。週刊現代だったかと思う。過日横綱朝青龍に根も葉もない腐れ記事を載せた奴等だ。おかげで今場所の横綱の相撲がおかしくなってしまった。心技体の心が揺れていて仕切りの段階からこの場所は不安定になってしまった。全く迷惑な連中だ。

話がそれたけど安倍さんの件だ。また馬鹿なことを書いてるわと気にもせずいたら付随してとんでもない人が日経BPに関連記事を書いていた。以下のURLをクリックして読んでいただこう。

   http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070221_kenkou/

「知」で売ってる立花隆ともあろう人がおよそ似つかわしくないコラムである。こんな事を書かれたら総理でなくても怒るだろう。例え近所の親爺さんでも怒鳴り込んでくるに違いない。実に馬鹿げた内容だ。

先日の当ブログで作家半村良の言葉として「面白い小説とは事実をちりばめて嘘を書く」と載せた。今度の日経BPの立花氏の記事は全くこの手法である。

我々だって長命の家系と短命の家系がある事くらい経験で知っている。わざわざ米国の科学者の言葉を借りて権威付ける必要は無い。いや安倍さん自身が一番知ってる事だろう。そもそも若死にした人の中にも素晴らしい偉業を残した人は少なからずいる事実の方が重要だと思う。

大体ネタ元が週刊誌なんだから底が知れている。裏の無い与太話をたたき台にして話を展開するという無責任極まりない所業である。憶測を土台にして思考を廻らすのは先日全員の無罪判決が出た鹿児島県警の不始末と同じと言わざるを得ない。

この手の手法は有名な評論家はよく使う。おそらくTVなどの露出度が高い仕事が多く裏を取る時間が無いのだろう。あの桜井よし子氏も同様だ。氏の話を聞いてると憶測をベースに理論展開する事が多くみられる。

安倍総理の話題ではこんな事より従軍慰安婦問題に関する見解の方がはるかに重いと思う。保守系の政治家の間には未だにこの意見は多いらしい。従軍経験者の方から聞いた話では様々なケースがあったらしい。しかし軍が指導した強制的な連行やサギまがいの拉致も多かったのも事実だ。北朝鮮による拉致事件の解決はアメリカの協力無しには不可能なのだから政治家は発言に配慮せねば。

米下院、慰安婦決議案への支持広がる=首相訪米時の「踏み絵」に

3月10日15時0分配信 時事通信


 【ワシントン10日時事】第二次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり日本政府に謝罪を求める決議案を審議中の米下院で、同案支持の動きが広がっている。安倍晋三首相が「狭義の強制性」を否定したことなどを受け、当初6人だった決議案の共同提案者は10日までに40人を超えた。米メディアでも日本に厳しい論調が目立ち、首相訪米を控え、大きな火種となる可能性が出てきた。決議案の代表提出者のホンダ議員(民主)の事務所によると、9日時点で共同提案者は共和・民主両党の計42人で、さらに増える見通し。リベラル派議員が多いが、軍拡や移民規制強化の主張で知られる保守派のハンター前軍事委員長(共和)も名を連ねている。 


ジャイロボールの思い出

2007年03月10日 | スポーツ

メジャー挑戦中の松坂投手がアメリカのマスコミを賑わせています。もう既に有名になったジャイロボールのおかげです。野球に関心を持つ方なら皆さんご存知ですがそうでない方には「?」の球種です。素人の説明よりも興味のある方はこちらをご覧下さい。

          http://baseballers.fc2web.com/pitching/jairo-index.html

流行のジャイロボールを言い出したのは手塚一志さんです。そんなわけで今彼はアメリカのメディアでも引っ張りダコです。私がこの名前を聞いたのは10年程前のことです。

私が住む草深い田舎町に手塚氏が来られ、近隣の野球青少年を集めて講習会を開きました。我が家の息子も中学の野球部として参加し帰宅後色々話を聞きました。感想は「へー、そうなんか。野球理論も日々進化するもんやねでした。

私達はボールの回転軸は進行方向に向かい水平な直角になるのが理想と聞いていました。それが一番早くしかも伸びるボールを投げる方法だとずっと信じていました。驚天動地、まさにコペルニクス的転回でした。

氏によると野茂秀雄が理想的なフォームで投げているらしく、ボールもジャイロ回転をしているそうでした。そんな中一人の中学生を見つけ絶賛しました。息子の一年先輩のW君でした。

彼は中学でもエースを張っていました。けれどその投球は巧いけどそんなに力強い印象はありませんでした。ただカーブは大きく打者には打ちづらい投手でした。彼を名指しで手塚さんは「この子は投手になる為に生まれてきた」とまで言いました。素晴らしい褒め言葉ですね。その少年は高校でもエースを通し、その後も名古屋大学でも野球を続けたそうです。

新しい理論や考えが導入されるのは何も産業界だけではありません。スポーツの世界も同様です。息子は高校でも野球を続けました。そこで知ったのがまた面白い道具でした。

                 

「イマトニックアーム」です。大学の先生が開発した投球練習のための器具です。ネーミングが素敵ですね。今任さんと言う大学の先生が作りました。だからイマトニックなんです。

簡単に言えば50センチ程の棒です。手元の握りの部分になんやらセンサーやボタンの他液晶の窓があります。これを握って振るのです。昔ならシャドーピッチングでタオルを持ってしていたのを棒に変えるわけです。

説明書を見れば様々なことが書いてあり、メジャーのシアトルマリナーズでも採用されてるらしい。これがなかなか高価で2万円以上もする。高校の監督さんも数本は購入したけれど足らない分は同じ長さの竹の棒で代用していました。それを見たら全部竹の棒でも良かったんじゃと正直思いました。

道具だけではなく練習方法も随分と昔とは違うようです。しかしそれは理論より子供達の気質の変遷に起因するみたいですね。嘗てのように鬼監督が千本ノックを揮う姿は少ないのでしょう。「やらされる練習では身に付かない。理解して自主的に取り組まなくてはダメ」とその監督さんはよく言っていました。

そうは言ってもなかなか結果が出ません。監督の思いを理解できる生徒は少ないようです。バックネット裏から見ている私たちには昔ながらの鬼監督の方が良いのではと感じました。家庭でも教室でも叱られる事の少ない子供達です。せめてグラウンドでくらい頭に雷が落ちるくらいに叱った方が効果があると思いました。


遠い背中

2007年03月09日 | その他

昨夜BSで久し振りにTVドラマ「奥様は魔女を見た。いえ、米倉涼子の方じゃなく昔のアメリカ版の方です。私が小学6年生から中学生の頃に放映していました。相変らず懐かしく楽しみました。

主演のエリザベス・モンゴメリーは美しくそれ以上に可愛い奥さんを演じていました。当時のアメリカン・ホームコメディの常としてきわどいシーンや苦味などは一切無く家族が揃って見ていても安心なドラマです。

                  

それにしても強く感じたのはアメリカの豊かさです。設定は中流家庭、それもやや上の方かと思います。所謂アッパーミドルという階層でしょう。今の日本で言えばベンツやBMWなんかを含めて外車の2,3台を所有する家庭かな。しかし目一杯な瀬戸際間も無くゆったりとした生活感を醸し出しています。       

現在TV視聴率でトップ争いをする「華麗なる一族」は日本の上流階級を設定しています。時代的にはこの「魔女」さんと同じです。ところがそこから伺える雰囲気は精一杯な感じがします。演じる役者の違いというより本来日本人には広い家や大きな自動車は似合わないように思えてきました。

21世紀の日本に暮す私が、50年前のアメリカの生活を見てとても敵わないなと感じました。やはりアメリカの背中はまだまだ遠くにあるのでしょう。スパイドラマの金字塔「ナポレオンソロ」でも感じましたが、いつかは日本も追い着けるかという夢はかなり難しそうですね。          


変人28号や

2007年03月08日 | 妄想

世の中には頭の良い?人がいるもんです。家庭でコントローラーを探す事は多い。TVやらビデオやらオーディオやらと殆どの家電にはこのコントローラーが着いています。いちいち探すのが面倒な人の為に考案された商品らしい。(ギズモード・ジャパンから)

頭にリモコンをくっつけておくヘッドバンド

3月6日17時36分配信 ギズモード・ジャパン


 
いっつも家でリモコン探してる人向けではあるのですが。

この「Remote Control Wrangler」は、表面がマジックテープになっているヘッドバンドです。で、家のリモコン全てにやはりマジックテープをつけて、いつも頭にリモコンをくっつけておけばなくさなくて済むじゃん! やべキミ超頭いいね! という、そういうグッズです。

コンセプト製品なのですが、これが真剣に欲しいと思うのはギズモード編集部くらいなものだと思うので、たぶん永遠にコンセプトのままだと思います。リモコンを発明した人が見たら、どう思いますかね…


オペルとポルシェじゃ当然

2007年03月07日 | クルマ

色んな調査があります。最近のクルマは性能が良くてどんな素人でもアクセルを踏めばそれなりのスピードが出ます。けれど限界のスピードはやはりその自動車によって異なるし安定感も違ってきます。

当然ですが性能の高い車は価格も高い。大衆車では怖くて出せないスピードも高性能なスポーツカーなら出せます。即ち調査結果は必然で収入格差は高速道路にも現れるわけですね。

ドイツの高速道路、速く走るのはお金持ち=調査

[フランクフルト 27日 ロイター] ドイツの高速道路を走る自動車には、ドライバーの収入とスピードに相関関係があることが明らかになった。収入が多いほどスピードを出す傾向があるという。調査会社TNSインフラテストが27日に発表した。
 それによると、月収1500ユーロ(約23万円)以下のドライバーのうち、推奨巡航速度である時速130キロ以上で走ると答えたのはわずか37%。
 一方、月収2500ユーロ以上のドライバーは、大多数が推奨巡航速度以上のスピードで走るとしており、燃費や環境汚染への関心も低いことが分かった。
 調査は、2007年2月時点で運転免許を保有する18歳以上のドライバー1002人を対象に実施された。