アル・ゴアさんの「不都合な真実」の事ではありません。そんな難しい話題ではなく極当たり前の話です。本来私は環境に優しい人ではありませんから、ゴアさんに見つかれば叱られそうな奴です。
私も50年余り生きてきて振り返ればろくな事をしてきていません。一人床の中にいる時なんかは思い返して絶叫する事もしばしばです。いやはや困った人であります。自分の中では反省しきりの人生なのです。
そんな反省ばかりの私ですがあらためて他人様から指摘を受ける事は愉快な事ではありません。自分なりに考えて自己批判もしながらそれを他人から批判されるのは我慢ならない性格なのです。人間性に欠陥があるのかなとさらに落ち込む事になります。だから素直に周りの批評を受け入れる人を尊敬します。
批判をされるとまずはあれやこれやと言い訳をします。そして終いには自分の正当化に走ります。そして目先の攻撃をかわして取り合えず満足するのです。けれどもそれが問題の解決になんら寄与せず、ただ原因を糊塗するだけな事も知っているのです。
厄介なもので「他人に言われると腹が立つ」事は多いのです。そしてその殆どは自分でも分かっているのが理由なのです。「おまえに言われたくないわ」という気持ちですね。日常的に頻繁に起こる心情です。大人に成りきれない所以です。
これは個人の問題なのである意味笑って過せます。けれどこの傾向は集団や組織にもよく見られます。この自分たちにとって「不都合な事実」を批判される事に様々な言い訳や隠蔽がされます。私同様大人に成りきれていないからと思われます。
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