先の大戦の沖縄戦での教科書記述がまた変わるそうだ。現地住民の集団自決に日本軍が関与したかどうかが不明と言うのが理由らしい。もう随分と年月が過ぎ記憶も曖昧になってる人々がそれでも残っていると思うのだが。
書面として残るものは殆ど無いであろう状況からは想像できます。刑事裁判では状況証拠だけでは有力な立証にならない。その伝で言えばこの沖縄の悲劇も歴史の闇に埋もれてしまうのかもしれない。しかし生き残りの老婆の「日本軍が来なければこんな事は起こらなかった」の言葉は重い。
安倍総理の発言でアメリカでも問題になってる従軍慰安婦も同様で、当時の状況では書面で残る可能性は少ないと考える方が順当であろう。むしろ当時の日本人の常識と21世紀の我々の時代の違いと理解した方が分かり易いと思う。実際に強姦と立小便と同等の感覚の人が年配の方には多くいたのを私は知っている。かつては合法でも今は違法な事は日常にいくらでもあるのです。サカストです。
http://www.kishida.biz/column/sakakibara/2007/s20070329.html
本軍「強制」は修正=沖縄戦の集団自決-高校教科書の検定結果・文科省
3月30日17時1分配信 時事通信
文部科学省は30日、主に高校2年生以上が来春から使用する教科書の検定結果を発表した。日本史で、太平洋戦争末期の沖縄戦の際、日本軍による強制で住民が集団自決したとする記述すべてに検定意見が付き、各教科書会社は「日本軍により」という部分を削ったり、「自決した住民もいた」という表現などに修正したりした。理科や数学では、学習指導要領の範囲を超える「発展的内容」が倍増した。 沖縄戦の集団自決を扱ったのは6社8点。うち5社7点に「実態について誤解するおそれのある表現」と意見が付き、「日本軍に集団自決を強制された人もいた」が「集団自決に追い込まれた人々もいた」(清水書院)などに改められた。 2005年度(主に高校1年生対象)は申請段階から今回意見が付けられたような記述がなかったが、04年度は「日本軍に…『集団自決』を強制されたりした」と記述した中学の歴史教科書が合格している。 文科省は「以前から(命令や強制はなかったとする)反対説との間で争いがあり、軍の命令があったと断定するのは不適切で、今回から意見を付けた」と説明している。 |