エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

地震です!

2007年03月25日 | 時事

今朝の突然の地震には驚きました。まあ地震は殆どが突然なんですが。仕事の最中だったけど初めは解らなかった。つい二日前に家の窓全てが突然ガチャーンと鳴ることがありました。原因不明の衝撃波が起こったのかと思います。これは富山県南西部で広く確認されたようです。地震の始まりは同様の現象かと思ったのです。

それが窓だけでなく家全体が揺れだしドンドン大きな揺れに変わっていくのが分かりました。あっ地震や」と一緒にいた人が叫ぶと同時に地面全体が揺れる感じになりました。じっと動かずにいたのは動けなかったんですね。何をすれば良いのか頭が理解できない状態です。揺れが収まってからは立ち上がってオロオロするばかりの時間がありました。そして慌てて火の元を確認しました。

自宅の近くだったもんだから急いで家に向かうと家内が玄関の前で困った顔で立っています。二人で「怖かったね、余震があるかな?」などと会話してお互いの心を落ち着かせていました。TVをつけると能登沖が震源地で震度6と伝えています。私の住む街は震度4らしかった。

一人になるのが不安な家内を打ち捨て再び私は仕事に出ました。その後はTVを見る事も無く過していたのですが夕方帰宅して能登地方の被害の大きさに驚きました。亡くなられた方も出てきて呑気な自分を反省したのでした。

以前から富山県は地震が少なくそれの備えも貧弱と指摘されていました。恥ずかしながら私も知人や家族には地震の可能性を喧伝してきました。しかしいざ地面の揺れに直面した自分は情けない姿でした。瞬時の冷静な判断なんかどこかへ飛んでいき頭の中は真っ白でした。やはり日頃偉そうな事を言う奴ほどイザと言う時には頼りに成らないみたいですね。

直後から関西の兄弟から携帯にメールが入り返信対応が出来ました。これは意外な事でした。夕方には神戸の友人からの電話が繋がり無事を伝えました。彼は12年前の大震災時には反対にこちらが連絡に苦労した相手です。これら遠方の兄弟や友人からの連絡は本当に有り難いものでした。


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