エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

愛人紹介

2006年07月31日 | 友人・知人

今日は私の愛人を紹介します。名前は「ケン」と言います。何故か分からないけど性別は男です。

私が仕事で定期的にお伺いするお宅の飼い犬ですね。彼との出会いはもう五年程前になります。生まれてまだ日の浅い頃貰われてきたそうです。室内の小さなカゴの中で彼は拗ねたように丸くなっていました。

私がカゴの隙間から指を入れると最初は甘えて噛んできました。それが徐々に遠慮が無くなり力を込めだした。かなり痛かったのを私は我慢して彼のなすがままにしてやったのです。そうまるで「風の谷のナウシカ」の冒頭でナウシカがユパから小さなペット(名前は忘れた)を譲られたシーンと同じですね。痛みを堪えたナウシカと小動物の間に信頼関係が生まれたんです。

そんなかなり痛い出会いから二人の関係は始まりました。今では私が訪問すると彼は興奮してそれこそケダモノになってしまい狂ったように暴れまわります。男性自身を屹立させて私に飛びついてきます。あぁーこんなにも同性から愛されて良いものでしょうか?戸惑い中にも興奮を覚える瞬間です。

そんな時は写真にも写ってる旦那さんがリードを引き付けて二人の間に距離を作ります。おそらく第三者の目から見てもこの関係には危険な臭いを感ずるのでしょう。後戻りの出来ない一線を辛うじて踏みとどまりました。それにしても愛しい奴です。

しかし旦那さんと話してるとこのケンは、時々旦那さんの脚にしがみつき下半身を擦りつけてくるそうです。どうやら男色の気があるようですね。この浮気者め!

そう言えばかつて実家で飼ってた猫も家人の腕に体を擦りつけて自慰をよくしていました。あの時は異性に相手されない飼い猫が不憫に思えました。愚痴になりますが動物を飼いたい今日この頃であります。

 


恐竜博物館

2006年07月30日 | 地域

今月の初め一年ぶりに福井県立恐竜博物館に行ってきました。前回は雨のシトシト降る平日でしたが、今回は適当に曇り空のやはり平日でした。しかもこの日は一人じゃなくパートナーがいます。普段は動くもの全て大嫌いな、そう我女房です。いつもは私の恐竜フリークを鼻で笑ってるのに何を思ったか付いてきました。今回はその時の報告をサラサラとしましょう。

富山から北陸自動車道にのり丸岡ICで降りるルートで約二時間の道のりです。九頭竜川沿を勝山に向います。市内に入ると道沿いにそれらしいモニュメントが雰囲気を盛り上げてくれます。

            (これは本気で持って帰りたいと思いました)

           

        近づくほどに見えてくる銀色に輝くドーム!
        家内 「あれは何?」
        私 「あれがそうです!」

             

        写真で見ると大した事無いけどかなり巨大なドームです。

        博物館の正面にはタカさ10メートルもある巨大モニュメント!

        全てが大きく恐竜の偉大さを期待させます。

           

           モデルはブラキオサウルスと見た!

館内に入ると長いエスカレーターで一番下のフロアー降ります。前回はカメラの使用がかなり制限されていましたが今は緩やかでした。ただフラッシュだけは禁止されてたのが難儀しました。元来のメカ音痴なもんでどうしてもフラッシュが光り、しまいには館員の方に注意される事態になりました。ちょっと恥ずかしい大人です。それでも楽しい一時には違いありませんでした。

           

       後からラプトルに襲われる竜脚類。可愛そうな声を出してました。

           

      上のフロアーから撮りました。この時もフラッシュが光困りました。

           

       ティラノの頭骨。横の家内の大きなお腹と比較してもまだ大きい!
       やはり恐竜は偉大ですね・・・

 

一年ぶりの訪問になりましたが感動は全く錆び付いていないのが嬉しかった。今回は恐竜時代の前後の生物にも関心があり、それも満足できました。古生代や新生代の標本も充実した施設です!

家内もそれなりに楽しそうでで安心しましたが、残念だったのは化石やグッズの販売店が無くなっていたことです。商業的に合わないからなんだろうけどそれだけ来館者が少ないんだろうか?最近は公益法人にも厳しくなってるから施設の存続を考えると少し心配になりました。

 

今回は所謂ブログ風な構成にしてみました。長いブランクのおかげでネタはそれなりにありますのでおいおいやります。あっ それと帰りに寄った食堂のことを書きます。「オロシ蕎麦」を二人で食べたんだけど案外でした。越前蕎麦を期待したけどガッカリしました。やはり事前に調べるべきだと反省しました。


高校野球裏話

2006年07月30日 | スポーツ

例年にない活動で各地に多大な被害をもたらした梅雨前線も漸く衰え列島にも本格的な夏がやってきそうです。夏と言えばそうあれです、来月から全国高校野球選手権大会が始まります。

我野球後進県の富山でも28日に決勝戦を終え、栄冠は福岡高校に輝きました。県内の方はご存知ですが今回は全くのダークホースの学校でした。大本命二重丸は名門高岡商業高校でした。昨年の夏以来無敵の強さをほこり、昨秋の神宮大会でも駒大苫小牧と僅差の試合をしました。どんな素人が見ても動かしがたい予想になりました。その高岡商を三回戦で3対1のスコアで破って勢いをつけて勝ち上がったのが福岡高校でした。

思い起こせば六年前、我が家の息子が地元の弱小高校の部員だった頃は同じ位のレベルの野球部でした。それがこんなに大変身したのには理由がありました。指導者が変わったのです。四年前に高岡商の監督から転任された水野さんが来られてから変わりました。だから今回の結果は勝負の世界で言う所謂「恩返し」になりますね。ところが現実はそんな美談ではないことを報告しましょう。

現在高岡商の監督をされている宮袋さんは現役時、同校の主将として春夏の甲子園を経験した選手でした。しかし日体大に進学した時にはすでに選手としてではなく監督を目標にしていました。アメリカ留学なども経験しマネージャー学を学びました。縁があり私も子供の頃の彼を多少知っていますが頭の良い子供でした。高校進学時には高岡高校も入れる学業成績だったらしい。当然周りも彼には期待しいずれは母校の監督にと思惑していました。

その前任者が水野さんだったのです。しかしなかなか結果が出せずに苦労しました。始末の悪い事に名門校には口も手も出す喧しいOB連中がいます。これは全国何処の学校も同様ですが。選手の起用方法なんかにもクレームをつけます。なにせ監督に土下座させる人達ですからその力は絶大です。

そのうちに水野さんの自宅の窓ガラスが割られたり車が傷つけられたりするようになったらしい。宮袋待望論もあった中での中傷もあったらしい。そんな雰囲気の中で彼は福岡高校に転任していきました。その胸の内は怒りや悔しさで充満していたと思われます。

そんな彼が監督に赴任後の福岡高校は着実に結果を残していきました。上ばかり見ている野球ファンには分からなかったでしょうが、つい昨日まで同じレベルでやっていた者からするとえらい変化でした。我が家でも二年前からの同校の変貌振りに皆驚いていました。水野さん自身も今年のチームには些か自信があったようで親しい人には「甲子園」を口に出していたようです。

息子も決勝戦にはスコアブック書きのバイトで球場に行ってたけれど帰宅後「福岡はよく打つ」と感心していました。もうこうなればこの勢いを持続して甲子園でも是非勝利を掴んで欲しいと思います。その時にこそ本当の「恩返し」が出来たんだと思います。

高校野球には指導者による暴力的指導がつきものです。県内のある私立高校の監督は気まぐれで生徒を殴ります。練習の前から今日はコイツと決めているようです。県外選手をメインにスタメンを組むので有名ですがその理由はこうです。関西のシニアリーグの指導者とのコネで選手を集めるもんだから、どうしても顔を立てるために県内の子供は後回しにするそうです。だから上手な県内の選手は監督から疎んじられるのが実情なようです。変な学校ですね。

 

今回のブランクは長かった。実は家内が四月の中旬に病気になりました。肺炎を患ったんですがそれはすぐに治りました。しかしその後喘息が残り治癒するのに約一ヶ月かかりました。その間私も主婦をしたりなかなか大変でしたが、おかげさまで当ブログにも大きな穴が空きました。一度休むと再開するのにはかなりなエネルギーがいりました。「継続は力也」つくづく思い知りました。またボチボチ更新して行きますので適当にお付き合いくださいませ・・・