エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

坊さんが屁を・・・

2007年10月30日 | 地域

世の中には他所者には解らない符丁や隠語が沢山あります。最近では亀田家だけで通用する表現が有名になりました。特に相場に関わる業界、証券会社や卸売市場などには一般人には???が非常に多いようです。

私の子供の頃にもそんな仲間内にしか通用しない言葉がやはりありました。その代表が数の数え方です。学校で教わるのは「1,2,3・・・10」で、これは全国共通の標準語でしたね。子供の世界ではこれが大変な変化をします。

鬼ごっこ缶蹴りという遊びには必ず鬼役がいます。そしてその役が当った子供は例外なく数を数えます。他の子供が隠れたり逃げたりする時間を与える為です。自分でカウントするわけですね。

カウントする数は年齢で変わったように記憶しますが、最初の頃は10くらいだったと思います。それが段々増えていき、最後には50以上くらいにもなっていった憶えがあります。実はその理由もあるのです。

当時の子供の間では簡単に沢山の数をカウント出来る方法があったのです。真面目にカウントすれば時間が掛るので子供流の略式方法を使います。

                  「坊さんが屁をこいた」

これで10文字です。この文言を唱えたら10をカウントしたことになりました。なんとも恐ろしい省略ですがこれが仲間内では公認されていました。

さあそうなると今度はカウントする数が増えていくことになります。あまりに簡単に数えられては直ぐに鬼に捕まります。カウント数が増えた理由はこれでした。しかし鬼も負けていません。従来の文言にアレンジを加えます。

            「坊さんが東京の真ん中で屁をこいた」

これで20文字になりました。これを三回唱えたら忽ちに60を数えた事になります。小学生も高学年になればかなり早口です。これはもうイタチゴッコですね。段々とカウント数が増えました。

私が子供の頃はこんな遊びをして、夕方も暗くなるまで子供達が大勢で時間を過していました。時分どきになれば各家の母親が家の前でそれぞれの子供の名前を大声で呼び遊びも終了します。実にのどかな情景です。ALWAYSの世界がそこにはあったのです。懐かしく思い出しますが、もうそこには絶対に戻れないのも知っています。


エロ本の処分

2007年10月26日 | エロ系

今から20年前に会社の費用で香港旅行をしたことがあります。パーティも終わり夜の自由時間です。男ばかりの三人で深夜の街を歩いた時の事です。

色々な店を冷やかし半分で見てまわりました。店と言うより露天商のような物売りも沢山いました。中には本屋もあり、米国製のプレイボーイなどの男性雑誌を売る男がいました。

当時の私たち日本人が目にする日本版ではなく本場アメリカで売られる物が多数並べられていました。私は売り子の男に日本語で「こんな本はつまらない、もっと刺激的な本は無いのか?」と聞きました。

恐ろしいものでこんな日本語は通用するんですね。男は露天の裏に走り込むと数冊の本を抱えて飛んできました。そして私の肩を友人のように抱えて周りからは見えなくして囁きました。

               「これ危ない本、店で売れない」

ほう!と思いながら2,3ページ見てから「いくらや?」と聞くと「2万円、全部上げると3冊の本を私に手渡しました。まるで禁止薬物の売買のような雰囲気でした。酒も入り財布の紐は緩んでいます。結局私の香港土産の一つとして日本までやって来ました。

私にとってバブル時代の無駄の代表みたいな買い物でしたが、男にはこんなどうしようもない若気の遺産があるものです。おおぴっらには処分できない困った財産ですね。この男の気持ちは実に解ります。ZAKZAKから。

エロ本こっそり公園で処分のハズが…エロ魂燃え尽きず
捨てているところを見られるのが恥ずかしかった

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独身男の思い通りには“成仏”できなかったエロ雑誌=東京都荒川区
独身男の思い通りには“成仏”できなかったエロ雑誌=東京都荒川区
 東京都荒川区で19日早朝、無職の男(26)が、所有するエロ本をこっそり処分するため公園で燃やしていたところ、煙に気づいた住民に119番通報されてしまった。ポンプ車4台に消防隊15人、大勢の消防団員にやじ馬まで出動する大騒ぎになったから、さぁ大変。男なら誰もが同情を禁じ得ない“珍事件”の顛末(てんまつ)とは-。

 「近くに捨てているところを、誰かに見られるのが恥ずかしかった」

 尾久署にこう供述する男の住まいは、都電荒川線沿線の8階建て高級マンション。両親と3人住まいで、事件直前まで病気で入院していたことから、久々に戻った実家で、隠してあった使用済みエロ本を一気に処分しようとしたことが悲劇の始まりだった。

 合計20冊以上のエロ本の処分に困った男は、早朝6時ごろ、室内用の小型のゴミ箱に3冊を詰め込んで外出。1キロほど離れた尾久橋近くの側溝で、持参したぼろきれにライターで火をつけ、最初の焼却を実行。キレイに燃え尽きたことに自信を得た男は、再び自宅に戻り、今度は1.5キロ離れた「都立尾久の原公園」に“出動”し、再び焼却を実施した。

 結局、往復30分以上かかる公園と自宅を、ゴミ箱を抱えたまま3回も往復し、4回目の“出動”で最後の数冊を燃やし始めた午前8時半ごろ、着火用に持参したぼろきれから思いのほか煙が上り、通報された。

 駆けつけた警察と消防に取り囲まれて確保されたとき、男は燃えゆくエロ本をしゃがんでじっと眺めていたという。

 成人男性なら誰もが一度は経験する「飽きたエロ本の後始末」。

 都内の出版社で成人雑誌編集長を務める男性(42)は、「完全に証拠隠滅したかったところをみると、AV全盛の現代にあって、エロ本をこよなく愛する青年が、お世話になった本を最後にきちんと弔いたかったのではないでしょうか」と話す。

 本の中身は「書店に売られている成人向け雑誌や漫画の類。本の内容に問題があれば違った捜査展開になったのですが、拍子抜けしました」(尾久署幹部)。

 燃えずに現場に散乱したエロ本に、特筆すべき過激な内容はなかった。

 現場の「尾久の原公園」は工場跡地約6万平方メートルを、1993年に公園にした荒川区唯一の都立公園で、西半分は首都大学東京のキャンパスとなっている。

 公園側に40年以上住んでいる文具店店主(65)は、「朝から消防車がきてワーワー騒いでいたけど、そんな理由だったの?」とあきれ顔。現場に出動した尾久消防署の消防司令も「公園は21日に実施される、荒川消防署と合同の訓練披露会の会場でした。20日にも下見する予定でしたが、まさかこんな形で下見が済んでしまうとは…」と困惑を隠さない。

 エロ本を包み込んだ炎は、周囲に燃え広がることもなく、事件性もなかっため、男は「廃棄物処理法違反」で始末書処分となり、お灸を据えられた後に釈放された。

ZAKZAK 2007/10/25


これはゴルゴ13か?

2007年10月19日 | 妄想

漫画から生まれたヒーローは数々いるけれど世の男にとって彼は別格の存在でしょう。そうゴルゴ13です。どんな時も沈着冷静で目的遂行の為に誰に対しても情を残さないドライなヒーロー。たとえ敵であっても女性ならば向こうから擦り寄ってくる奴です。仕事もできずもてない男たちの憧れ的存在ですね。

作品の中で彼は警察に捕まっても黙秘を通します。また残虐な拷問を受けても絶対に弱音を吐きません。徹底的にしゃべりません。まあ生来の口下手なのかもしれません。ただちょっと違うのは身長がゴルゴは180センチあるそうなんですが・・・読売です。

警官殴り逮捕、4か月無言の「留置17号」に猶予判決

 公務執行妨害の現行犯で逮捕されてから約4か月間、一言も発していない男の判決公判が18日、東京地裁八王子支部で開かれた。松原里美裁判官は、「一貫して黙秘を続け、反省の態度が認められない」として懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。

 男の身元は不明で、起訴状では「警視庁東大和署留置17号」とされている。判決によると、男は6月21日午前1時ごろ、東京都東村山市の歩道を無灯火の自転車で走っていたとして東大和署員に呼び止められ、職務質問を受けた際に署員の顔を殴った。

 同署によると、男は年齢40歳前後とみられ、身長は約1メートル60。逮捕時は上下とも黒いジャージー姿で、身元が確認できるものや現金は持っていなかった。

 男は取り調べにも弁護士の接見にも無言。弁護士によると、1度だけ捜査員との筆談に応じ、「警察官が暴力をふるったから殴った」と主張したという。9月6日の初公判でも、松原裁判官が「私の声が聞こえますか」「日本語がわかりますか」などと問いかけたが、反応しなかった。

 判決公判でも、検察側から「(押収した)自転車は返さなくても良いですか」などと問われたが、終始無言のままだった。

2007年10月18日14時3分  読売新聞)

あれが謝罪?

2007年10月17日 | スポーツ

亀田親子JBCに謝罪しました。しかしTVを見ていても何に対して誤ってるのかはさっぱり判らなかった。と言うより悪戯して捕まった子供が親に連れられて不承ながら誤りに来たという印象です。本気の謝意は無いのでしょう。

一番の被害者である内藤選手に対する言葉は一欠けらも聞けなかったのは何故なんだろう。それが最大の不思議です。まあこの親子のやってきた事は全てが???でしたから仕方ないのでしょう。

それよりも今回の敗戦で浮かび上がった不都合な事実の方です。散々にこの親子を持ち上げて利用してきたのは一部のメディアです。当然ながらTBSですがその後の同局の番組を見ていてもなんら自己批判や反省はありません。

むしろ他局と同じく世論に同調した内容でした。酷いのは同局のワイドショーで、内藤選手のトランクスのお尻に書かれたスポンサーが喜んでいたとわざわざ取材してました。例の抱え上げた時のシーンです。本当にどうしようもない奴等です。

利用したのはJBCも同じでしょう。人気下降トレンドのプロボクシングにとって起死回生の役回りを亀田親子に期待していたのは事実です。だからこそ今までも問題ありという声にも耳を塞いできたのです。これが一回の敗戦で掌を返して被害者顔をしています。噴飯ものです。

今回の騒動を俯瞰して解るのは大人達の自分勝手な思惑です。亀田親子は体の良い猿回しのサルたちでした。勿論のこと親猿の史郎が一番の元凶なのは周知の通りです。この親猿がいたからこんな子猿になってしまったんだから。

それに対してインタビューを受けた内藤選手の爽やかな応対には日本中が拍手した事でしょう。彼にすれば自分が苦しんだ試合に無用な価値や意味を付けて欲しくなかったと思います。それがスポーツマンです。


ワクワクするね!

2007年10月16日 | 自然

南米アルゼンチンからのニュースです。巨大竜脚類の化石が発見されました。白亜紀後期と言われてるので重さ100トンを想定されてるアルゼンティノサウルスの子孫かも知れません。古生物ファンはワクワクしますね。亀田家族の話題ばかりでうんざりしてる時の爽やかなニュースです。ZAKZAKより。

最大級の恐竜の化石発掘…アルゼンチン、体長34メートル

石こうに覆われた世界最大級の恐竜の骨の化石(ブラジル科学アカデミー提供)(ロイター)
石こうに覆われた世界最大級の恐竜の骨の化石(ブラジル科学アカデミー提供)(ロイター)
 ブラジル科学アカデミー(リオデジャネイロ)とアルゼンチンのコマウエ大の研究チームは15日、アルゼンチン中西部ネウケン近郊で新種とみられる世界最大級の恐竜の化石を発掘したと発表、実物大のレプリカの一部を公開した。

 恐竜は草食で、ティタノサウルスの仲間とみられる。体長は推定32―34メートル、高さは13メートル、体重は70トン程度。約8800万年前の白亜紀の地層から出土した。

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15日、ブラジル科学アカデミーで、世界最大級の恐竜の化石(レプリカ)を示す研究者。右奥のパネルは恐竜の想像図=リオデジャネイロ(共同)
15日、ブラジル科学アカデミーで、世界最大級の恐竜の化石(レプリカ)を示す研究者。右奥のパネルは恐竜の想像図=リオデジャネイロ(共同)
 アルゼンチンなど各地でこれまでに出土した大型の恐竜の化石は、いずれも全体の骨格のうち1割程度の骨しか見つかっていないが、今回は約7割が出土。最も完全に近い形でそろったという。

 付近の同じ地層からは大量の植物や魚介類、肉食の恐竜の化石も見つかった。コマウエ大のポルフィリ研究員は「これほど多様な白亜紀の化石が同じ場所から出土したのは世界で初めて。当時の生態系を知る貴重な手掛かりになる」と話した。(共同)

ZAKZAK 2007/10/16

      
                イラストは「古世界の住人」から


釣り人が羨ましい

2007年10月15日 | 地域

富山県南砺市(旧井口村)にある温泉施設をよく利用します。自宅からクルマで10分ほどの距離にあり銭湯代わりには丁度良い施設です。平日なら客も疎らで、湯船を独占してゆっくり入れるので大のお気に入りなのです。

その温泉施設のすぐ横に赤祖父池があります。この池は近隣の農地の灌漑用に作られた人工の池です。詳しくは調べてませんが、戦前からあるのではと思います。隣りの旧城端町にある桜が池ほどは大きくないけれどなかなか趣のある佇まいです。

            
      天気が悪くて残念ですが、奥に見える緑色は隣接のゴルフ場です

小さな池ですがここは全国でも有名なイベントがあります。ヘラブナ釣り大会が毎年開かれています。ヘラブナは地味な魚ですが、釣りの対象とするのには非情に難しい魚だそうです。警戒心が強くてなかなか釣れないようです。

            
                   平日でも釣り客はいます

私は10年前にふつりとゴルフを止めました。若い頃から野球やソフトボールをし中年からはゴルフに現を抜かしていました。理由は色々あったんですが、ともかくそれに代わる趣味を釣りに考えた時期がありました。

ノンビリと釣り糸を垂らす釣り人の姿にある種憧れみたいな感情も擁きました。これなら左程に金も掛らないだろうし日常の些事の気晴らしにもなるかなと思いました。この時分からこの温泉に来るようになり、赤祖父池の釣り人が羨ましくなったのです。

             
                    こんな人達が羨ましい

当時は本気で釣りをしようかと考えていたのですが、思いの外の障害がある事に気が付きました。私は釣りのエサとなるミミズが嫌いなんです。絶対に触れませんね。小学生の頃なら平気で捕まえていたのに何故か理由は判りません。

一口に釣りと言っても様々な容態があるのは知りました。だからエサのミミズを嫌いならそれを使わない方法でやれば済むのですが・・・ともかく一気にモチベーションが下がってしまったのはこれが理由でした。ちょっと情けないのですがそれが今に至っています。しかし今でも釣り人を見るとやはり羨ましい気持ちは変わりませんね。


箕面の思い出

2007年10月13日 | 地域

大阪の景勝地として最も手近な印象があります。と言うのも子供の頃、町内会や小学校の遠足で度々訪れたのがここ箕面でした。

一番の想いでは、やはりあの性質の悪いサル共です。とにかく酷かった。これは最近知った事ですが、奴等は大人と子供の区別がつくらしい。私たち子供のリュックを狙って傍若無人の振る舞いでした。今も変わらないのでしょう。

箕面は自然が豊富で都会では見られない昆虫も沢山いました。カラスアゲハジャノメ蝶を初めて見たのもここでした。特に感動したのがヤママユガです。これは特大の蛾で、小学生の頃図鑑だけで知っていた虫です。こいつが大量にいたのに驚きました。今なら気持ち悪いだけですが・・・

町内会の日帰り旅行で行った時の事です。箕面の滝に続く道にはセメントの偽木で作った柵が設えてありました。季節は少し蒸し暑い夏だったでしょう。偽木のあちこちにカタツムリが這い出しています。

私は父親に並んで歩いていました。父親はその偽木の柵の方を私は反対にある店の側を歩きました。私は店で揚げてる紅葉揚げばかりに気が向いていました。そんな時ふと父親を見ると歩きながら時々柵に触って何かしています。

不思議に思い注意して見てると、なんと彼は偽木に張り付くカタツムリを大きな親指で一つ一つ潰しているではありませんか。ブチュブチュと音がします。まるで今のプチプチみたいな感覚でした。気色悪かったのを憶えています。

そんな時も私の心はズラリと並ぶお店で売られる紅葉揚げでした。母親には当然、父親にも食べたいと言いました。あっさりと却下されました。大人の目からはお金を支払ってまでも食べる意味は無い物と映っていたようです。その感覚は今の私なら納得できます。

しかし夜店の怪しげな駄菓子と同様で分別の無い子供にはとても魅力的な食べ物でした。以下のサイトで40年ぶりに思い出しました。こうして見るとやっぱり一度は食べてみたいと思えてきました。

         http://www.hisakuni.net/what.htm

 


こんなもんでしょう

2007年10月12日 | スポーツ

亀田兄弟の一人が世界戦にデビューしました。結果は予想の範囲でしたがオマケが付いてきました。タイトルマッチでは過去に見られない反則技の連発です。今朝からのTVを見ましたがボクシングじゃないですね。大口たたきの現実がこれでは恥ずかしくてもう世間に出られませんね。スポニチです。

 大毅の最終回の反則行為に、ボクシング界から厳しい声が上がった。WBC審判委員も務める森田レフェリーは「わたしなら失格負けにする。あの行為はひどい」とあきれ顔。前WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男も「ボクシングを汚している」と話した。

 反則を差し引いても、実力不足を指摘する声がほとんど。元世界ミニマム級王者・大橋秀行氏が「ガードを固めてプレッシャーをかけ、内藤の良さを殺した印象は残ったが、あれではポイントは取れない」と話すなど、元世界王者の感想は一様に大毅の完敗だった。

 日本ボクシングコミッション(JBC)も大毅の反則について「国内では記憶にない」と驚きを隠さなかった。ライセンス停止などの処分も予想されたが「試合で減点を科せられているので(処分は)いまのところは未定」と明言を避けた。


子供の学費は1千万円!

2007年10月12日 | 社会


        「子供が一人前の大人になるまでの費用はいくらかかるか?」

これは子供を持つ親の間では大きな関心事です。我が家は男女二人の子供がいますが、下の子が漸く来春卒業の予定なので学費の心配は終わりました。

まだ子供が小さい頃知り合いから聞かされたのは「子供の大学の4年間での費用は1千万円」でした。当時はまだまだ現実感が無く「まさか、それは大袈裟やろう・・」という印象でした。

ところが娘が京都の私立大学に入学してその厳しい現実に驚きました。本当に一年平均で250万円くらいが必要でした。都会なら自宅通学が可能ですが地方在住者はそうはいかない。アパートを借りてやって生活費を仕送りしました。

子供にも奨学金を申請してもらい、上手にヤリクリした家内には感謝しました。当時の私の収入で二人の子供を同時に大学へやるのは至難の業でしたから。本当によくやってくれました。

「子供への出費は投資だ」などとTVCMで言ってた事があったけど、私はこれは誤りで投機だと思います。かなりバクチ性が高いのです。こんなにお金を使っても子供はなかなか期待通りの収益は上げてくれません。NHKニュースからです。


              高校大学の学費は1千万円

この調査は、国民生活金融公庫がことし7月、高校生以上の子どもがいる世帯を対象とした国の教育ローンを利用するおよそ2700世帯に対し、アンケート調査したものです。それによりますと、1人当たりの平均の入学費は、高校が48万円、大学が99万円で、授業料や塾などで1年間にかかる平均の費用は、高校が100万円、大学が149万円となっています。その結果、子どもが高校に入学してから大学を卒業するまでの7年間にかかる教育費は、1人当たり1045万円に上ることがわかりました。また、教育費をどのようにねん出しているか尋ねたところ、「ほかの支出を削る」が60%と最も多く、節約している支出として、旅行やレジャー、それに外食があげられました。国民生活金融公庫では「自宅以外から通う場合は仕送りでさらに年間100万円余りかかっており、収入が伸び悩む中、重い教育費の負担を何とかやりくりしている厳しい実態がうかがえる」と話しています。

 


身嗜みは大丈夫?

2007年10月11日 | その他

以前まだ会社勤めをしていた時の話です。顧客のお宅を訪問し色々説明や解説をし辞してきました。今回は自分なりに上手く話しをまとめられ満足感に浸りながら車に乗りました。

シートに腰を下ろし何気なくルームミラーで自分の顔を見ました。「げっ!」なんと一本の長い鼻毛が鼻腔から伸びているのが確認できました。「ヒぇーこんな顔で自信満々で語っていたのか!」といっぺんに落ち込みました。

相手は上品で綺麗な奥様です。おそらくは私の話よりも鼻から出ている黒い鼻毛の方に関心が行き話の内容なんか頭に残らなかった事でしょう。なんとも情けないエピソードですが20年前の事実です。

学生の頃母親からよく言われたのが「男は清潔感が一番や!女みたいにペチャペチャ付けんで宜しい!」でした。昭和40年代くらいから男子の間で整髪料を付けるのが定着しました。液状のヘアーリキッドやトニックですね。彼女の目には朝の忙しい時間に頭髪をいじくってる三人の息子が情けなく映ったんでしょう。

私たちの父親の世代はポマードやチックという固形ないしゲル状の整髪料が定番でした。それがバイタリスあたりから液体の商品が出回り、その後資生堂が発売したMG5若者に劇的に受けて整髪料のヒット商品になりました。

私等が学生の頃は長髪が流行りました。これは今のロン毛ではありません。決してキムタクのとは違います。中には女子よりも長い男もいました。けれども頭の皮脂が髪に染込み今のキムタクなんかとは似て非なる汚いものでした。

えらい古い話になり恐縮ですが今回のテーマは身嗜みです。これもやはり20年程前の「鼻毛事件」の頃です。店にお爺さんが来ました。ニコニコと穏やかな笑顔の方でした。在所で農業を数十年も営んでそこからは殆ど出た事が無いような感じです。

カウンター越しに接客したんですが、ニコリと笑うその口の中の歯は形容しがたい状態でした。何十年も歯磨きをしていない感じで薄茶色の層が幾重にも重なり元の歯が分からないくらいです。私もヘビースモーカーだから他人様に威張れるものじゃないけれどその比ではないのです。

それだけではありません。彼の両耳の穴からは長さ1センチくらいの耳毛が数本づつ放射状に飛び出してるではありませんか。お客に対して失礼ではありましたが、私はその爺様の顔を見ることが出来ませんでした。もう目線を中空に漂わすか口も耳も見ずに眼だけを見て話すしかありません。

母親は「男は歯を磨いて、髭を剃れば充分だ」と言いましたが、耳毛だけは想定していなかったようです。恐るべし耳毛でしたが、最近の私も「老」の字が気になりだしたので家内に確認しました。今のところ大丈夫だったようです。こればかりは鏡を使っても自分では判りませんから始末が悪いのです。

子供の頃から親や先生に喧しく言われた「身嗜み」が50歳を過ぎて気になりました。若い頃は気にとめなかったけど年をとると汚さに敏感になりだします。加齢に伴う衰えが見苦しく感ずるのでしょう。美しく齢を重ねるのは大変に難しい事を実感しました。

 


助け合う夫婦になれるか?

2007年10月10日 | 男女もの

今日あるご夫婦に久し振りに会いました。旦那さんの方は年に数回は顔を合せるんだけれど奥さんとは二年振りくらいでした。はっきりとは判らないけれどその奥さんの様子が以前と違うように感じました。

何故か落ち着きがなく終始苛々した印象を受けました。彼女が席をはずしてから旦那さんにそれとなく聞いてみました。やはり近頃はかなり不機嫌で、粗暴な振る舞いもあるそうでした。

旦那さんが疲れて帰宅したら彼女の愚痴を聞かされるのが毎日らしい。苛々が高ずると時には物が飛んでくることもあるようです。また以前は優しかった祖母にも意地悪をするようになったと彼は嘆いていました。

原因はハッキリしていて、同居の母親が入院したからです。今まで母親がしていた事が全部自分に掛ってきたもんだから耐えられなくなったようです。小さな二人の子供の面倒や家事だけでなく家業もあるのでストレスが溜まりすぎてるんでしょう。

根が生真面目な女性だから100点満点の結果を求めます。傍からはもっと気楽にすればと思えるのにそうは出来ない性分なんです。旦那さんも我慢強い人だから今のところは奥さんの憤懣のはけ口になっているそうでした。つくづく夫婦は大変です。

配偶者や恋人の影響が相手にも色々とあるのは間違いない事実です。だから結婚相手を選ぶのには慎重になるんですが。ただその旦那さんの言葉「女性って子供が出来ると随分変わるんですね」には、結婚30年の私も大きく頷きました。ロイターの記事です。

        恋愛や結婚の相手によっては心臓病の確立が上がる

 [ロンドン 8日 ロイター] 英国のロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの研究チームが行った調査によると、悪い恋愛関係によって心臓発作や胸痛が引き起こされる可能性があるという。

 同チームは、1985─1988年、および1989─1990年の期間、9000人の英国公務員を対象に、配偶者や親しい友人を含む人間関係のネガティブな局面に関する質問を行った。さらに同チームは、これらの回答者に対して12年後に追跡調査を行ったところ、以前の質問で口論や非難などが日常的なものだと答えた者は、そうでない者と比べて、心臓発作や胸痛を引き起こす危険性が34%も高いことが分かった。同研究を率いたロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの疫学者Roberto De Vogli氏によると、これらは、肥満や喫煙、飲酒、家系といった危険因子を取り除いても、23%と高い数値を示したという。

 De Vogli氏は電話取材で、「周囲に良い人がいれば、健康にもよい。後ろ向きな人が周りにいれば健康の悪化にもつながる」と語った。

 研究結果は、専門誌「Archives of Internal Medicine」上で発表された。

脳内メーカー

2007年10月09日 | 家族

最近流行の脳内メーカー、やってみました。あまり流行には敏感ではない質なんです。いやむしろワザと流行には背を向けるタイプです。だから今までもその名前は聞きながら無視してきました。

しかし先日家内と話し中にうかうかとやってしまいました。見事な結果が出ました。頭の中は全て「嘘」の文字で埋まっていました。なるほどそうかいなという感想を擁いたのですが、横で見ていた家内は大笑いして言い放ちました。

             「やっぱり!そうやろうと思ってたわ!」

ズバリ言い当てられた悔しさと、認めたくない心理が私の脳内で揺れ動きました。ちなみに家内の結果は「休」の文字に包まれた「悩」「秘」など幾つもの文字が詰まっていました。まあこれもそれらしく感じました。

大体占いの類いは信じないし寄り付かないようにしてるので、この脳内メーカーの結果も一時の笑い話と受け取っています。しかしお遊びのソフトにしては良く出来ていると感心しました。

ちょっと悔しかったので私のハンドルネームでやった結果が上の画像です。やはり予想通りに「愛」の字で満たされていました。見たとおり当ブログを書いているときの私は愛で満ち溢れているのです。

             http://maker.usoko.net/nounai/


死刑制度に思う

2007年10月08日 | 時事

先日TVの「たかじんのここまで言って委員会」を見ました。名誉毀損問題で物議をかもした番組ですが、率直な意見もおかしくて時々見ています。今回は大学の法律学の先生を呼んで死刑制度を話題にしていました。

この問題に関してはもう40年以上前から喧喧諤諤の状態です。今更ながらとは思っていたけれど、今日では例の光市の母子殺人事件の公判と平行して議論される事が多いのです。これ自体が遺族の方には過酷な事態なのですが。

私事ですが正直に告白しますと、高校生や大学生の頃はただ漠然と死刑制度には反対でした。勿論深くも考えない状態でのなんとなくの考えでした。今から思えば情けない事ですが当時の流行でした。

根本にあるのは「人権」でした。社会党や共産党中心の左翼的な人は進歩的で慣習にとらわれない理知的なイメージがありました。いや、イメージだけが一人歩きしていただけです。本当に今なら笑い話ですが。

ファッションや音楽の世界のある流行が政治や思想の世界にもあります。ただそのスパンはポピュラーな世界よりズット長いのです。その長いスパンも我々一般人の間では変化して行きました。

けれどもその忌まわしき「逆人権」意識に未だに捉われている業界が在った事が判りました。そのTV番組で弁護士である橋下氏がいみじくも言い放ちました。

     「弁護士という業界では人権派を名乗る事が未だに進歩的で主流だ」

それはともかく、人権派名乗る弁護士たちの所業と世間の感覚がずれて来た事が大きな問題なのでしょう。オーム真理教の公判あたりから感じ出した違和感が今回の光市母子殺人事件で沸騰した感があります。

30年前と較べて今日の違いを思うとその原因が判ります。当時はまだ将来に漠然とした期待感や希望がありました。つまり今は悪くても将来には良くなるんじゃないかなという明るさを心に持てました。

一度や二度失敗しても再出発が出来、犯罪行為を犯しても更正出来るような雰囲気がありました。ところが今の日本にはそんな有り難いムードはありません。法を守って堅実に生活していてもなかなか自分には運が廻ってこないと感じてる人は多い。

伸び白が少なくなり余裕が無くなってきた事を実感する社会になりました。他人の我儘に不寛容になったんだと思います。おそらくそんな世の中の雰囲気が司法の判断にも反応しだしたと考えます。

なんのかのと言いながらこの私も今では死刑制度存続派です。結局は世の中は「巡る因果の糸車」で、自分の行いには相応の報いがあることが当然であり健全なのではと思います。人を殺せば自分の命を絶たれるのは仕方ないでしょう。

話は戻ります。この光市の殺人事件の容疑者の少年の弁護団はつくづくあさましい感じです。世間とズレタ時代遅れの正義感を振り回して大事な妻と娘を殺された遺族を更に苦しませる愚行を続けるつもりです。奴等こそ地獄行きは間違いないでしょう。


やっぱり真央か

2007年10月07日 | スポーツ

今夜のTBS放送日米対抗フィギュアスケート」を見て思いました。いえ、あらためて確信しました。

         日本の女子フィギュアスケートのリーダーは浅田真央です。

先達の安藤美姫が転倒した直後の大きなプレッシャーが圧し掛かるなか、見事な滑りを見せました。これはなかなか出来る事ではありません。

個人的に浅田真央が大好きなのです。だからこれは公平な評価ではありません。長年女子フィギュアを見てきて世界に誇れる選手と断言できます。その大きな理由は彼女のプロポーションにあります。

かつて伊藤みどり渡部絵美なども騒がれましたが欧米の選手には見劣りしました。一番の原因は見栄えでした。日本人伝統の胴長短足の呪縛から逃れる事が出来ませんでした。

昨年のトリノで荒川選手が最高のメダルを取り溜飲を下げました。彼女も浅田真央も欧米の選手に負けない、いえ彼女等を凌ぐプロポーションを持っています。だから荒川選手の後を継げるのは真央しかいないでしょう。明日も楽しんでTVにかじり付きます。


エロ爺の次はエロ教師

2007年10月06日 | エロ系

人付き合いは気苦労もあるけど面白いもんです。特に意外な面を発見するとそれだけで楽しくなります。だいたい人間は多面的な存在なので単純な切り口だけでは語れません。だから面白いしやっていけるんだと確信しています。けれどもこれだけは勘弁して欲しいという組み合わせもあります。色欲の強い先生です。安心して子供を預けられませんから・・・

エロ教頭の性教育…ロリコン雑誌投稿、衝撃の中身とは
1800万荒稼ぎ

 札幌市で16歳の少女にわいせつな行為をしたとして小学校教頭が逮捕されたが、教頭はロリコン雑誌の世界では「カリスマ投稿師」として知られ、付録のDVDにもたびたび登場していた。今月発売の最新号にも“男優”として出演していたうえ、同僚教師をにおわせる女性との情事を、自ら撮影・投稿していた疑いまで浮上している。

 札幌中央署によると、逮捕された小学校教頭(54)は1991年以降、出会い系喫茶などで知り合った女子中高生計600人あまりのわいせつな写真を、判明しているだけで26誌ものロリコン雑誌に繰り返し投稿していた。

 「アスピリンスノー」「北極星」「北斗七星」といった地元北海道を連想させるペンネームを使い分け、掲載謝礼として毎月20万円以上を荒稼ぎし、総額は1800万円にも上っているという。

 同教頭自ら執筆する写真解説も、保護者が見たら卒倒しそうなエロ放言のオンパレード。某誌最新号では、17-18歳と思われる巨乳少女の写真とともに、「私の投稿キャリアの中でもトップレベルの上玉・ゆずな(女の子の名前)です。≪中略≫これもゆとり教育とやらの弊害でしょうか。今後はみっちりと性教育を施し、立派な性の奴隷に育て上げたいと思います」と、教頭先生ならではの“性教育論”を展開している。また、特集「本物教師折檻LIVE」では、同僚と思われる女性教師が登場する。モデルの女性が「教師である前に女ですから…」と告白していることに加え、女性と同名の教師が、容疑者が勤務する小学校に実在していたことで、ネット上で騒ぎになった。

 別の雑誌では、同教頭が投稿した写真の特集記事が組まれ、「50代ナンパの秘密その1 オヤジが少女に信頼されるには」と題し、“600人斬り”の秘訣(ひけつ)を伝授していた。

 「まず身なりがキチンとしていること。≪中略≫言葉遣いにも気を使うこと。車は最低でも国産高級車。僕は酒も煙草も一切やらないですけど、口臭や体臭にも気をつけてね。あとは心を広く持つことですね」と、教育者らしい理路整然さで解説していた。

 教え子たちも仰天のカリスマぶりだが、実際に雑誌の投稿で1800万円も稼ぐことが可能だったのか。かつて容疑者の投稿を受け付けていた成人雑誌編集長(48)は「写真投稿誌の世界は多重投稿OKなので1枚で何誌でも投稿できます。とはいえ、せいぜい1ページ5000円程度。彼の場合、ハメ撮り画像や女の子の下着を売りさばいたり、AVモデルに登録させ、ギャラの一部をハネていたようです」と実情を明かす。清潔感のある顔立ちと落ち着いた語り口が「品の良い紳士風」と父母の評判も良く、担任時代は児童の人気も高かったという同教頭。逮捕直前に勤務先の小学校で配布した保護者向け学級通信「かがやき」では「大人だって人から褒められれば嬉しいのですから子どもならなおさらです」と、褒めることの大切さを説いていたが、教頭先生の隠された日常はまったく褒められたものではなかった。

ZAKZAK 2007/10/05