チャロン通信

チャロナー共が夢の跡

決勝トーナメント

2010-01-07 21:24:29 | エスポワール杯5 2009
やはり今回盛り上がったのは秋葉原の裏闇王GTS vs 外神田大明神・大豪寺司か。
この感動をどう伝えればいいのだろうか?
俺はどう伝えればいい?くそっ!


罪深きトーナメント作成ランダムシステムはキッチリと司とムーミンのブロックを分けた。
またこいつらの決勝か?毎年恒例だな。
みんなそう考えていたはずだ。

私もそう考えていた。司はものすごく警戒するタイプだ。
どこで負けても不思議はないと常に思っているに違いない。
しかしムーミンまで到達はすると信じていただろう。信じたかっただろう。

GTS氏。秋葉原に居るはずだが、滅多に会えない。いつもごく希に現れては丁寧な追い込みで私を倒していく。オニヤンマの類。

(※都会在住の方向けの説明 オニヤンマ・・・滅多に会えない巨大トンボ。日本昆虫の中で最速の説もある。オスは羽ばたくものはすべてメスと見なして追いかける特性を持つ)

連れてくるために一ヶ月四方八方に打診した。ネット対戦でしか話したこと無かったし・・・
ムーミンも校長も大会に復帰させるのはたいへんだったんだ。
強者ってヤツは常にタダでは動かない

今大会のベストファイト。司vsGTS。

距離、スピード、タイミング。
秋葉原に現れるレアモンスの戦略は完璧だった。
司が放ってきたデススライディングにも(壁で途中で止まったが)近接キャンセルガードでパーフェクトな対応を見せていた。

強力なリードを確保しているのに選んだ戦略はガン攻めである。距離は常に150未満と言っても差し支えない追いかけっぷりだ。実は残り10秒で、実はリードされているのがGTSではないかと思えるようなガン攻め。
互いの一撃が入る度に声を出さずにいれた人がどれだけいただろうか?

次第にあの司がそのガン攻めに耐えられなくなっていった。
丁寧な回避や反撃を展開する構えの司が飛ばされたり、硬直を晒さざるを得ないのだ。
前ビ。ジャンプ前ダッシュハート。どれも直撃である。絶望的な火力だった。

長い事このゲームを見ているが、ここまでの攻めは記憶にない。
おそらく、ベテランの漁師が新種の深海魚を引き揚げたときにこんな気持ちになるのだろう。それほどの攻めである。

司はムーミンに手が届かずに敗退となった。
GTSがあまりに執拗であまりに獰猛な追撃で司を穴だらけにしたのだ。

(※オニヤンマ・・・オスは羽ばたくものはすべてメスと見なして追いかける特性を持つ)

GTSはしかし、ムーミンの画面を埋め尽くす飽和攻撃で溶けるように死んでいった。
これを潮解という。(反 風解)
ムーミンのボックを見る度に怒首領蜂ってゲームを思い出す。

ムーミン。決して越えられぬダブルナパーム オーエンスタンレー。
(※大戦時日本軍の絶望的な山越えの舞台となった山脈)


1~3位までが秋葉原勢という結果に終わったが、そのくらい今の秋葉原は絶望的に強いのだ。まああの都市計画でゲームが弱かったら犯罪だろうし・・


決勝トーナメント総評
「開発観点からは、司のスペシネフは想定内。ムーミンのボックは想定外」
                         開発者

「これは大したアトラクション。ディズニーでは味わえない」
                         MC特攻兵

「まだ攻めるのか?そんなに攻めるのか?攻めて良いのか? GTS!!!!」
                         エスポワール

「アーケードはクソデバイス」
                         ス丸

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