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うーめん三昧

2019-08-08 11:51:31 | 雑記の宿

<うーめん三昧>

 夏の暑さと貧乏神と暮らす中、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 我が家の食卓では、『白石温麺』で暑さと飢えを凌いでおります。白石温麺は、宮城県南部の白石市の名産ですが、私の住む宮城県北部の食料品店でも白石うーめんは売ってあります。直線距離でいえば、約100キロ地点の差がありますが、我が家では身近な食料品になっています。

 そうめんと似た麺類ですが、長けがそうめんより短いのが特長です。その特長を生かし、さまざまな具材と絡め、食べるフリー共同体。自由じゃなくてフリーです。勘違いをする人もいるだろうから、ここではフリーです。free community。

 納豆かけうーめん。刻みネギと小皿に種なしスイカと揃えました。

 明太子と玉子豆腐とニンジンの醬油漬け盛り冷やしぶっかけうーめん。

長けが短い麺なので、明太子のようなものでも絡めやすく、玉子豆腐はよく冷えたのをのっけました。ニンジン漬けは、父親が福島出身で、スルメニンジンが我が家のおかずになっていました。かみさんは松前漬けのようにして食べていたようですが、今は貧乏ぐらしなので、スルメも昆布もない、ただのニンジン漬けを添えました。シャキシャキ感がほしかったので。わさびはお好みということで。

 みそ汁うーめん。

 冷えた身体にはあったかいうーめんも食べたくもなり、インスタントのみそ汁を入れた、みそ汁温麺です。小鉢にわさび和えきゅうりとオムレツとチャーシュー。チャーシューは総菜コーナーのものをそのまま揃えました。

 宮城の秋の食文化、芋煮会は味噌味です。県北地区でも自家製味噌作りの講習会をやるほど、味噌にはこだわりがあります。醬油は身分が高い人にしか味わえなかった。なので、貧乏人は味噌を自前で作ってました。うちの祖父母の家でも昔は味噌を作ってました。

 競売に負けて、爺さん婆さんんちが人の手に渡り、いまではその上にアスファルトの道路が通り、その景色をみるたび私はいつも悲しんでいます。なにもかも、そこの家の倅が悪いんですけどね。長生きはしたくないと、思う日も沢山あります。

いずれその道路には幽霊が現れるでしょう。

 

 


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