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旧える天まるのブログ
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ジューンブライド・ノックノック

2021-06-30 10:39:30 | ノックノック(雑記の宿)

 6月が最終日ですが、6月と言えばジューンブライト。高度成長期からバブル期を経験した世代から見れば、ジューンブライドはプレミアムな結婚行事で、6月に結婚式を挙げるのがひとつのステータスでした。

 バブル世代はとくに6月に結婚することを目指していて、『6月』という1ヵ月内で結婚を挙げるという駆け込み婚もあったような、駆け込んでまでしたいという願望がありました。

 結婚式場は6月はいつも予約満杯で、6月に式場で挙げるのもなかなか難しい時代を過ごしました。最近はそのようなこともささやかれなくもなりましたが、ひところはジューンブライドというのは若者にとっては男女とも結婚を意識した月でした。

 

 

『ウエディングベル・シュガー』『ジュガー・マルーン5』

 シュガーといえば日本では80年代に流行った女性バンドが有名ですが、なんというか結婚を皮肉ったソングでヒットしました。

 そういった意味でも6月というのは、空間の中にあって見えている現実と透明な世界を感じる月でもありました。ただやがてくる予感というのは犇々と感じてました。

「黄ばんだウエディングドレス」宮藤官九郎のオールナイトニッポンゴールド

 結婚式の思い出で言いますと、僕の場合はウエディングドレスだけは頑張っていいものをレンタルしました。日付も6月30日でも旧暦だとまだ5月21日(まだ間に合う)だからということで、旧暦的に行ったのですが実際は旧暦でもジューンブライドには間に合いませんでした。けど、シルクであの当時のウエディングデザイナーが作ったのが似合ってたので高かったでしたがドレスだけは奮発しました。ちなみにウエディングドレスデザイナーはコシノジュンコのではありませんから。どなたのかは忘れましたがあの当時はデザイナーズブランドだと担当の方に言われました。懐かしい上半期・ノックノック

<ジューンブライド>


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『ヨミガエルガール・ジャスティス』⑪BATTLE EXPRESS

2021-06-27 18:49:29 | ヨミガエルガール・ジャスティス

『ヨミガエルガール・ジャスティス』⑩Paranoia Paradise

 

 

 僕たちは雪ケンケンを蹴散らしたあと、ジェンダーオバサンと奥様は魔女にあった。ふたりはスマートウオッチをみんなに配った。なんやらGPS機能付きでメッセージを聴けたり読めたり、話すとそのまま文字になるとかいろいろ多機能なスマートウオッチだった。なぜなら、これから会うほんとのベーコさんは耳は聞えず、言葉は喋れずで、手話以外に会話を交わすには文字メッセージ付きの翻訳が必要だったからだ。

「ええとそこのラバーズレディーだっちか?」

「今は違うは、ええと、今は七光りマスターよ」

「えッ。あ、はい。七光りです」

「七光りマスターね」

「わたしはナナヒカリ。あ、カタカナのほうがいいか!!。ナナヒカリマスター」

「え、はい。いつから漢字になってた‥‥‥」

「このハンマーでこの館をぶち壊すだっち」

「は、はい。了解しました」

「こちらは奥様は魔女だっち」

「奥様は魔女よ。海棠 秋(カイドウ・アキ)さんは、わたしにつき合って」

「え!ぁはい‥‥‥」

 『海棠 秋』 わたしの本名だった。

「今は、江川ベーコだ!!」

「ルクス!」

「およしな!だっち」

「スーパースターレインジだ!」

「お話しはあとでゆっくりと。今は急ぎなのよ。奥様は魔女よ。さ、行きましょう」

「ま、待て!!‥‥‥」

「あたしに用事があるんじゃなくて‥‥‥」

「やっと満開になりましたなーー」

「遠くで見えたおじの頭は、まるでタンポポの胞子のようじゃったよ。一面のタンポポ。いつかおれが言ったのを覚えているか?おじ」

「おれがでましたな。うははは‥‥‥」

「カットッ!次のロケに行きまーす」

「うはははは‥‥‥」

「お姉さんちゃん!」

「サエさん!」

「あら!奇遇ですねーー。ここではドヨ。プレミアムドヨよ。あなた方もケンケンファンドの投資家さん?」

「いや、ぶっ壊しにきましたーー」

「MJヨリヨリのルビーには、これからは値が高く付くの。それをぶっ壊すなんて‥‥‥」

「お姉ちゃんが、かなり洗脳されてる‥‥‥」

「催眠商法だな!」

「僕たちは正義を貫くんだ!」

「ジェンダー平等だっち!」

DQX撮影⑥ 夜宴 KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム

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   僕たちコスチュームスーパースター倶楽部は、山菜の森に建てられた雪ケンケンのケンケン館。通称ケンケンファンドを中心に激戦が行われた。雪ケンケンが指揮を執った戦いは、MJと僕たちそして坂野目さんに関わった人たちが総出で集まり広大な山菜の森の籠城戦となった。

 ドヨの魔女コスプレイヤーには踊らされた。

 MJヨリヨリというルビーに踊らされて、ケンケンファンドに投資家たちが集まっていた。

 堅い(固い・硬い)と言われていたMJヨリヨリのルビーを僕たちがなんとか崩壊させることが出来た。雪ケンケンを僕たちが蹴散らせ逃げてはいったが、周辺には雪ケンケンの勇士たちがあちこちにいて、山菜の森。通称、山菜城の本丸があるかぎり油断はできなかった。

「解体に成功したか。スタンプ‥‥‥よくやった!スタンプ‥‥‥ハンマーが利いたなーー。スタンプ‥‥‥花見土木ハイスクール出身の者がいたのか、それは心強かったな。スタンプ‥‥‥。どうもSNSっていうのはよくわからん‥‥‥‥。そういやジェンダーオバサンのスタンプ買わないと。SNSは『損する』だな。どっちが得なんだ」

 僕たちは館の中に入ることが出来た。館にはいくつもの部屋のドアがあり、一部屋づつ部屋のドアを開けた。一部屋だけ鍵がかかりなかなか開かないドアがあった。そこでジェンダーオバサンが持ってきたハンマーを使いドアごと叩き壊して部屋の中に入った。

 誰もいない部屋ばかりだったが、この部屋に入ると人影が映った。

「誰かいただっち!」

「キャァーー!」

「ちょっと落ち着くんだ!」

「なんか女性だ!」

「こっち見てるーーー。に、逃げよ。クス?一緒に逃げよ」

「話しは聞いてきただっち。耳も聞こえなくてだっち、口も利けないだっち。ちょっとメッセージ送るだっち。このスマートウオッチで、『忘れた、REIYUだっち』」

「忘れた?」

「ワスレターだっち」

『トモダチはいません』

「違うだっち REIYU。あ、忘れたREIYUだっち」

『トモダチはいません』

「ちょっと僕のでやってみる」

「クスはいつでも頼りになるね」

「ここでは、ええとーー。なんだっけ? 忘れた」

「ナナヒカリマスター」

『ピピ』『七光りは‥‥‥』

「違う違う 忘れたREIYU。もう一度言うね。ワスレターREIYU」

『ピピ』『何でしょうか?』

 僕たちはやっとのことで、スマートウォッチで会話ができるようになった。

 そしてほんとのベーコさんを救出することが出来た。

 

 一方、別途隊が山菜の森を迂回するように山菜城の敷地内に歩いて入って行っていた。その名もブラックライダーたち。

「ライダーなのになんで徒歩だっちゃ!おいらヘルメットかぶってるだっちゃ!」

「ここは私有地だし、勝手に車両では歩けないの」

「なんでだっちゃ!コロモちゃんの自動車に乗りたいだっちゃ」

「こらッ!」

「哲学者さんまでついて来たですーー」

「僕が護衛しますから‥‥‥」

「見えてきたですーー」

「んッ!」

「強盗だっちゃ!!」

「ケンケンファンド衆のひとりです」

「煽り運転はためだっちゃ!退治してやるだちゃ!!」

「フルニエさん!!」

DQX撮影⑦ キラーマシンガ KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム

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 別途隊のブラックライダーたちは、ケンケンファンド5人衆のひとり、GOTOマシンを廃車に追いやった。GoToトラベルな戦いだった。

「ブラックライダーたちがGOTOマシンを解体したようだ」

「これで本丸にだいぶ近づきましたな‥‥‥」

「ん?」

「ウッキーの残党どもだわ!」

「何!!」

「他の5人衆の残党も加わって総攻撃をかけてきた!!」

「返り討ちにしてやるわ!!」

 

DQX撮影⑧ 伝説の三悪魔 KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム

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 缶詰屋原の戦いで苦戦したウッキー率いた残党が坂野目の家の側まで押し寄せた。強さには定評がある強敵で、今回ばかりは坂野目もタジタジになったが退治に成功したのだった。雪ケンケンファンドはほぼ壊滅解体状態になり、残るは本丸の解体のみとなり、MJとの関係に決着をつけなければならなくなった。

『ヨミガエルガール・ジャスティス』⑫Stop

 


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『ヨミガエルガール・ジャスティス』⑩Paranoia Paradise

2021-06-23 00:00:50 | ヨミガエルガール・ジャスティス

『ヨミガエルガール・ジャスティス』➈Fire

 

 わたしたちピンクチーマーは、うるこまマンことウクと総大将であるケリーの実質指揮官のアンモニア烏骨鶏を捕まえた。カゴ牢屋の中に入れ、ウクを座らせ尋問を行った。

 ウクは

「坂野目との戦いに勝てばサブカル帝王の座が自分に決まるはずだった」と、その通り一辺倒で応えて黙秘を続けたが、ヒデ君が寝返ったわけを話しだすと、アンモニア烏骨鶏とともに怒りがこみ上げたのか、MJのマダムである北のマダムのことまで口に出して、ついにMJを裏切るかのようにウクは喋り始めた。

「MJの子は雪ケンケンであります」

「あゝ言っちゃった」

「うるさい烏骨鶏!!」

「雪ケンケン?そもそも父親が違うのでは?」

「クローンです」

「クローン?」

「どういうことなの?」

「MJの師匠はコピーライターで実質天下を取りました。ライターな部分はMJは引き継ぎましたが、何分、それだけでは気が済まないお方でした。舶来の物は次々と取り入れ、日本のゲームが流行りだすと、自分も流行らせてやろういったことや、サブカル統一を果たそうとした野望家な師匠でした。けれど、MJの考案したゆるスーツがいけなかった。家臣でもある委託ゴミ収集作業員の謀反によって、ダンボール箱の変が起き、ゴミ回収されて死にました」

「あゝあの有名なダンボール箱の変ね」

「その後はMJがサブカル統一を達成させて、MJフェスまで行い、MJ記の作成までいたしました。けれど、坂野目らがキャッチャーミットの顧問になっていて、僕らは商社の『それ言うか証券』の上場株を手に入ればなりませんでしたが、ご覧の通り缶詰屋原で敗北し、『それ言うか証券』の株は坂野目側に値がつきました‥‥‥」

「で、クローンの話しはどこにいったの?」

「1996年・クローンヒツジが話題になったのはご存知ですか。あれから遺伝子組み換え納豆や様々な商品が出回るようになりました。クローン技術が話題になった頃、MJの師匠とMJが関心を示してました。『コピー人間を我々は作るぞ!』と事務所で意気込んでいました。『これで埋蔵金シームの穴埋めができる』とも言ってました」

「で、クローン人間を作ったの?」

「倫理上ダメなんじゃないのか?」

「結果的には後追いで作成しましたから、倫理的な部分が世に出始めた頃には闇クローンをMJは作ってました」

「闇クローン」

「『ク』がなければローン。闇金融みたいだね」

「闇金が目立って社会問題になってましたから、僕ら闇クロは目立ちませんでした」

「闇クロ!ユニクロのバッタモン!腹が立つやら呆れるやら‥‥‥」

「坂野目さんは植物に詳しいということで関わっていたんですか?」

「植物については、古くからクローン技術が農業、園芸で利用されてますから。体細胞を材料とするクローンはメリクロン栽培として実用化されてます。そういった知識人へ協力を坂野目もうけてました」

「ベーコさんの遺骨の検査をしてみたわ。そしたらベーコさんの年齢より若い人の遺骨だった。けれど遺伝子は一致して。骨年齢まで鑑定してなければ、あれはベーコさんだと認定するところだった」

「おいらたちは一度はそう思った。しかし、メッセンジャーアプリに書いてあった文章の『罠』というのが引っかかって、遺伝子だけじゃなくてそれ以外のも調べたんだ‥‥‥」

「大豪村には彼女のクローンがいまして‥‥‥」

「1996年以降だと、二十歳前後のベーコさんね」

「蘇らなかったんですよ‥‥‥」

「殺したのねやはり‥‥‥闇クローンを」

「MJが不老不死の身体に興味がありましたから、きっと蘇ると思ってました。そもそもの誤算はクローンはホノルル方法を用いて胎子を作ることからでした。コピー人間とはまた違く、別な人格で育ちました。『なんだガキからかよ!』それが一言目でした。MJのクローンで試して、改良を重ね、彼女のコピーができると思いきや、結果は胎子からでした」

「女の仕事はお茶くみとコピーだけしてればいいんだ!って言った男目線の発想じゃ、いやらしいことをすぐにでもしたかったんでしょうけど‥‥‥」

「女性だってイケメンを目の前にすれば、そのようなことを考えるんじゃないですか?」

「人を品物としか見てない。人を生産性としか考えてない。冷戦時代を目にしてきた若者たちから見れば、マルクスとかは悪。いいとこ取りで生産力、生産効率のみ搾取したってお話しで、悪ぶってもいない。搾取の確信犯よ」

「殺したことは間違いないんだね?」

「殺したのはMJ。MJのクローンさ」

「雪ケンケンだね」

「どこにいるの?ドラゴン広場にはすでにいなかった‥‥‥」

「山菜の森で縄張ってますよ」

「MJに裏切られただけあって、よくもまあーーここまで喋ってくれたわーー」

 MJの手がかりがわかったわたしたちは、坂野目さんに連絡をした。

「そうか、山菜府にいるのか‥‥‥」

「山菜の森に雪ケンケンは砦を建設中よ。奥様は魔女よ」

「山菜の森にーー!」

「そう」

「あそこはかなりの広さでしかも難攻不落な土地じゃ。そこに更に砦を建ててるとはーー!」

「入口まで着て見たけど‥‥‥」

「まずは戻ってきてくれ。そして次のことを考えよう」

 ウクからの情報で山菜府に行った奥様は魔女は、一度、わたしたちのところへ戻った。そして坂野目さんも次の策を練っていた。

「息子たちに任せてみよう」

「承知しました」

 ルクスたちは花見キャッスルパーク内で今日も役者のバイトをしていた。

「10のCの11。ようい、スタッ!‥‥‥」

「将軍家御茶道役ともあろう織部殿がだっち、よもや軽はずみなことは、なされまいなだっち」

「ん、いけませぬか‥‥‥」

「いかんだっち。断じていかんだっち。考えてみられよだっち。宇喜多秀家殿の一命を許され、お豪の方お預けで済んだだっちは、お亡くなりになった前田利家のお力だっち‥‥‥そこで軽はずみなことをなされてはどう転ぶかだっち!。天下を取った者の気ままはだっち、秀吉公で嫌やというほどわかっとるだっち」

「カットッ!。次、家康に入りまーす」

「うふふふ。右近はどうした?」

「長崎からルソンにむかっておりまするだっち。港の外で沈める手はずは狂いだっち、取り逃がしたようにございますだっち。国内で死がれてはキリシタンが奮起したでござりましょうだっち。大阪城攻略の前にだっち、まずはめでたき事かとだっち‥‥‥」

「何がめでたいのじゃ!外国勢とつるんで逆襲にでたらどうする」

「はッ。ところで古田織部が加賀へ参りまするだっち。お豪の方の屋敷に茶会に出席するだっちとか‥‥‥」

「加賀の前田へとか。あやつは何を考えておるのじゃ」

「カットッ!お疲れ様でしたーー」

「ルクス。スマホ読んだだっちか?」

「山菜の森へ行くのか」

「クスたちと、そしてクスのお父さんに会ってだっち」

「雪ケンケンのことは知っていたんだーー」

「通信武闘をしてただっちか?」

「あれから習うようにしたよ‥‥‥」

 「おお、よくぞ来てくれたーー」

 僕たちはベーコと曼陀羅ダラ男、クスとココちゃんたちとクスのお父さん、坂野目竹夫さんのところで話しを聞いた。

「前回は都市伝説にはなりませんでしたが、ドジ伝説にはなりましたな。スーパースターレインジ。僕ちゃんたちはそもそも籠城戦が得意なのですよ。野戦に持ち込まれたゆるこまマンがアホだ。コロ中で勝つのは我らじゃ‥‥‥」

「このケンケン館で返り討ちにしてやる。それにしても寒いな。寒い時ほど僕ちゃん得意だから」

 

 

「今度はこちらから申し込んだのか?」

「今回で決着つけてやるんだ」

「それにしてもかなりの難所だな」

「雪ケンケンのところまでなかなか行けない‥‥‥」

「迷路だ」

「曼陀羅さんはあとでくるのか?」

「ここではジェンダーオバサンだ」

「そ、そうだった‥‥‥」

「こないだは結果的に大猫城を降伏したけど、通信武闘に通うことで許しがでたんだからがんばって!」

「う、うん‥‥‥」

「七光りクスって言われないようにね」

「まいったなーー」

 僕たちは雪ケンケンが建てたケンケン館までの山菜の森の中を進んだ。缶詰屋原の戦いに敗れたゆるこまマン側の者たちもそこに集まって、サブカル統一の奪還を狙っていた。『それ言うか証券』で損した者たちも、雪ケンケン投資ファンドを行っていたのだった。

「僕ちゃんのところに着きましたですねーー」

「待たせたわ!」

「あら、威勢が良いですねーー。ベーコちゃん」

「あと、そこについて着たのはドジ伝説のもうひとつのペアですなーー」

「うるさい!!。僕たちは正義を貫くんだーー」

「行くよ!」

DQX撮影⑤ ④ KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム

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 僕たちは雪ケンケンと戦った。しかし、この奥には更に参考不落な矢倉があった。その矢倉の中にきっとベーコさんが閉じ込められているんだと、そう信じて戦った。

「この城を落とせるかな。坂野目の雑魚たちめ。あッ坂野目と『め』が一緒になった」

「そこのキミたちは目を合わさないんだな‥‥‥」

「まあ、いいーー。これからはMJヨリヨリがサブカル界の帝王になるんだ‥‥‥」

『ヨミガエルガール・ジャスティス』⑪BATTLE EXPRESS

 


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パークゴルフ・老いるショック・日曜地獄・ノックノック

2021-06-20 21:59:23 | ノックノック(雑記の宿)

パークゴルフ日曜地獄・老いるショック

 去年からパークゴルフを始めて初夏を迎えました。去年から覚えたことは日焼けによる皮膚の痛みを軽減するために紫外線の強い今の時期は日焼け対策として長袖シャツを着て行うようにしました。

 水分補給は必要です。去年は18ホール基本歩きましたが、今年は18×2・32ホール歩くこともあります。暑くなるにつれ、「もう18ホール」と思いつつ行ってても熱中症が心配なので、残り9ホールでやめたりもしました。暑くなってると、身体がそれに耐えてる気分になって下手に頑張ろうとしてしまうことにも意識がゆきます。年齢を考えたら「やめておこう」という考えになって帰宅します。

 去年と違うのは、『カリカリ梅』を持参してプレイするようになりました。水分だけじゃなく塩分補給も考えての行動です。ここ数年、塩分補給は言われてることですが、以前は水分補給だけで夏場のディズニーランドへ行ってかなり疲労して歩いた覚えがありまして、あの時は何か塩分があるものを持参して歩けばよかったと今になって思うことです。

 それからだいぶ年齢も重ねて、いろいろあって身体は不自由な状態です。パークゴルフに杖を持ちながら歩いてまわったこともありますが、今は杖なしでパークゴルフはやってますが、さすがに今日のハイキングコースは歩くのが大変でした。

 去年はこのコースでホールインワンをしたこともあるのですが、今年は少し歩いただけで疲れました。ここ数年、ストレス性の体調不良がありまして、1年経ってもあまり元気ではありません。

 パソコンのスキャンをしましたら、2020年1月9日に感染した記録がありました。

 ちなみに2020年・1月9日のこちらの記事は

『毛皮を着たヴィーナス』置手紙

2020-01-09 01:28:42 | DQX毛皮を着たヴィーナス
 
 その日はこれを記事にしてました。その時、何かがあったことは確かです。
 
 体調不良もありますが、身体はほっとけないので、こまめに動かすようにはしています。
 
 
 今日はラジオを聴きながらパークゴルフのハイキングコースでちょっと疲れました。ノックノック
 
 
 
 
 

 


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『ヨミガエルガール・ジャスティス』➈Fire

2021-06-18 09:50:54 | ヨミガエルガール・ジャスティス

『ヨミガエルガール・ジャスティス』⑧BAD BOYS

 わたしたちピンクチーマーはウッキー率いる爬虫類マニアたちと攻防を繰りひろげていた。ウクのうるこまマン勢の中でも活動的に前線を押し上げていた。

 そして、その中でも孤軍奮闘していたのがモグラ率いるヨッシーだった。ヨッシーはウクの数少ない幼馴染で親友のひとりでもあった。鈴木宗男をかばう松山千春のようにウクに非があるときでもいつもかばっていた。ヨッシーの支えがなければサブカル継承の天下分け目のキャンプ場の顔になることもなかったと、言っていいほどウクを次のサブカル帝王候補に引き上げた。モグラ戦が得意なこともあり、候補者は次々と墓穴を掘ったり、落とし穴に落ちてウクが浮上していった。また、モグラは植物オタク、坂野目にとっても厄介な存在だったのだ。

「ヨッシーはいつも僕の味方だった」

「ウク、マニアックなキミには拙者は必要なんだ。たとえ日の光が見えぬとも、拙者はキミの足を引っ張る」

「引っ張る?」

「ごめん、キミを牽引するだった‥‥‥」

「足は坂野目のを引っ張ってくれよ、ヨッシー」

「任せろウク」

 

 

 ヨッシーは坂野目の陣地まで攻めかかった。

 かつて、木材で大成果をあげた坂野目を相手に怯むことなく立ち向かってゆくヨッシー。

 モグラ戦法で木が立つ地盤を緩めて行き、坂野目の足場が不安定になった。

 モグラを退治する者が現れても、ヨッシーは勇敢に立ち向かった。

「ヨッシーがこちらにどんどんと攻め込んできてますぜ!」

「けれど、今動いてるのはウッキーとヨッシーだけね」

「そいつらだけでもかなり押されてますぜ。そこに援軍が加われば、花配り山まで占領されてしまいますぞ、坂野目さん‥‥‥」

「モグラは厄介だな。お、おーー。コロモちゃん!」

「通信武闘で初段になったですーー」

「そうか。私も通信武闘をやっててな。これは頼もしい人が来たぞ」

「早速、ヨッシーを抑えてくれない?」

「はいですー」

 リポーターの仕事をしているコロモちゃんは、仕事が減った間に通信武闘で有段者になった。坂野目さんとは、花が咲くシーズンやガーデニング特集でホームセンターのリポートの時によく逢っていた。そのコロモちゃんがヨッシーを相手にしてる間に次の策を練っていた。

「ほんとにそのようなことを‥‥‥」

「きっと巧くやるわ‥‥‥」

DQX撮影動画② KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム

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 ヨッシーは思いのほか強かった。ヨッシーの奮闘でウクことゆるこまマン側の優勢が明らかだった。

 

「我々が優位じゃ。このまま押し切ろう。ヒデ君、ここで行ってくれないか?‥‥‥」

「うーん。やだ」

「そんなこと言わないでさ、このままいけば勝てるよ。いつもお部屋でゲームばっかりしてないでさ、たまには外で発散しようよ、ヒデ君」

「トイレ行ってくる‥‥‥」

「トイレ済んだら行ってねーー」

 ゲームマニアのヒデ君が優勢な陣に加われば、ゆるこまマンの勝利は見えたものだった。ゲームマニアだけあってこういう場面では張りきるかと思いきや、インドア派のヒデ君にはキャンプは馴染めず早く部屋に戻りたそうにしていた。

「よくぞ参った」

「ゲームある?」

「あゝどうぞどうぞ‥‥‥」

DQX撮影③ KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム

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 ヒデ君がゆるこまマンのキャンプ場から帰った。というか寝返った。当初からゆるこまマン側にいるとされた缶詰屋原の宿屋で働くセンリンがヒデ君を坂野目のほうに呼び寄せた。そしてセンリンがヨッシーと戦って、コロモちゃん側に加わったことで、坂野目の陣が息を吹き返した。

「ウクのところはWi-Fiも置いてないんだよ。それじゃスマホもできなくて退屈ーー」

「うちはポケットWi-Fiもあるから、心置きなくスマホもいじっていいよ」

「缶詰屋原が落ち着いたら、そこで泊りましょう。あそこならもっと心置きなくインドアが出来ます」

「早くウクたちを退治して帰る。センリンさんがいてくれてよかった。ぼく、アウトドア苦手なんで‥‥‥」

「都会のオアシス、ベランダで植物を育てるのも快適ですぞ」

「そうだね、それもいいね‥‥‥」

 

「ヒデ君が寝返った!!」

「というか家に帰ったんじゃないの‥‥‥‥」

「北のマダム、どういうことですか?」

「さあ‥‥‥」

「ヒデ君をいつも可愛がってたじゃないですか!」

「ヒデ君も反抗期なのよ」

「そ、そんなーー」

「よっしーが!!」

「倒れましたーー!!」

「お酒は用意したわ」

「では、私らが行こうか‥‥‥。途中でコロモちゃんたちと合流して、ウッキーのやまたのおろちと戦う。その間、ピンクチーマーは、うるこまマンを捕まえる段取りにしよう‥‥‥」

「坂野目さんたちが来たわ」

「一端、ここから引き下がろう‥‥‥」

 わたしたちは、ここは坂野目さんに預けて次の段階に入った。

「中央は崩壊した。ここは私たちに任せください」

「うるこまマンを追ってください」

「はい」

 

 

「まずはウッキーらに酒を飲ませる‥‥‥」

「そして寝てる間に攻め落とす」

「了解」

「コロモちゃんはおろちを寝かしておいてくれ」

「はいですーー」

DQX撮影④ KAWAGANI DQX 紙芝居magNET 演目アイテム

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「ウッキーも倒されました!!」

「なぜキミは援軍に加わらないんだ!」

「こんな小さなボクが行っても足で惑いだからさ」

「じゃ、なぜキャンプに来た?」

「キャンプに来ただけさ。喧嘩する気などないよ」

「チッ!」

 ヤシの実原生場にキャンプを張ったゆるこまマンたちは、前半、ヨッシーやウッキーの奮闘で坂野目さんは劣勢に立たされたが、ヒデ君の寝返り、というかネット帰りで状況が一辺した。缶詰屋原でゆるこまマンたちは崩壊し、わたしたちピンクチーマーはウクを追ってヤシの実原生キャンプ場に入った。

 そして逃げてゆくうるこまマンことウクをわたしたちは追いかけたのち捕まえることが出来た。わたしたちはウクに様々な尋問を行うこととなった。

『ヨミガエルガール・ジャスティス』⑩Paranoia Paradise

 


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