とんがり帽子のエリコ 《福田恵利子》

だいじょうぶ??マイフレンド
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★こじんまり。

2023-05-01 08:03:00 | ●その他
お義母さんを近しい身内だけで見送ってきました。
“小さなお葬式”にお願いすることになりましたが、これいいですね。
こんな近くにあったことも知りませんでしたが(歩ける直ぐの距離なのに)、ゆったりとお義母さんを送り出すことができました。
姫路は火葬場も街の真ん中にあり(こちらも校区。大きな公園です)、骨上げまでは各自家にご飯を食べに帰ることになりました(その方がゆっくりできる笑)
前日の雨で小高い山の新緑も一層美しく、色鮮やかなツツジで満開の道が火葬場まで続いていました。


孫#1は知人と昼御飯の約束があったようでそっちに行ってまた戻って来ていました(そして初七日の後はまたそっちに合流。笑)
#2は東京で独り暮らしをしているのに急遽新幹線で帰ってきていました(姫路は新幹線です笑。新幹線の方が便利)。
#3(私の息子)は欠席。

女の子たちは優しいね。泣いていました。

私の結婚式の時は、両親四人の仕事の休みは日曜日だけだったので日曜日が絶対条件でした(笑)
義父の告別式も、私の父も、義母も…皆が狙ったように全部日曜日で(友引だったり会場の都合だったりで最短の告別式の日が日曜日だった)…。
急には休めない仕事の主人を皆が気遣ってくれているかのようです…(ここ数年有給休暇取ってません苦笑)

こじんまりとした家族葬はいいですね。
全員をよく知っているので変な気を遣わなくていいのがいい。
部屋も大きくない方が距離も近く、充分なお別れの時間を過ごすことができました。

新型コロナウイルスのせいでいろいろと生活も変わりました。
お葬式のスタイルも変わってきて当然だと思います。

ニコニコと、いつも穏やかな笑顔のお義母さんでした。
94才。両膝に人工関節が入っていたのでチタンの塊が燃えずに残っていました。

私が嫁いで来たこの家は、サザエさん一家のような穏やかな家でした(問題を起こすようなサザエもカツオもいませんが)。
学歴こそなかったけれど(時代のせいで苦労して来た世代)勤勉で立派なお義父さんとお義母さんでした。
私もこんな家に生まれたかった。

ベタベタとした付き合いを押し付けられることもなく好きなようにさせてくれました(法事も無い家でした)。
有難いお義父さんとお義母さんでした。
私にはずっと高齢な両親でしたが、感覚は現代的でした(長年客商売をしていたからかと)。



(初七日は骨上げのあと義父の時からお世話になっているお寺様へ。このお寺はとても美しいのです。見事な天井絵も…)