goo blog サービス終了のお知らせ 

たびにでるたび

***旅に出るたび **胸につもる何かを *ほんの少し、眠る前に

誰かの中心

2016-01-25 01:43:13 | Weblog

誰か

私のことを

詩に書いて

歌にして

絵に描いて

思い出して


私の中に誰もいないから

せめて

誰かの中に少しだけいさせて



購入履歴と雪模様

2016-01-18 21:36:44 | Weblog
オンラインで買った本やらCDやらの

購入履歴を

過去何年もに渡って見ていたら

私と、彼と

一緒に注文したものがたくさん出てきた

あるものは2人で

あるものは彼に頼まれて

買った時の会話や

悩んで買って良かった時の気持ちまで

画面のスクロールと一緒に流れてくるようで

苦しくなった

こんなにもたやすく

不安定になりたくはないのに


ニュースでは東京の雪と全豪オープン

彼は何を見ているだろう


与え合う

2016-01-14 01:34:09 | Weblog

とても歳の離れた男の子に食事に誘われ

申し訳ないが気乗りしなかった

若く何事も経験が浅いことが

会話の端々から見て取れること、

相手に会話の糸口を見つけさせる

スマートではない振る舞い、

文化的な好奇心が感じられないところ、

顔にはこだわらないけれど

雰囲気が私のタイプではないところ

数えればきりがないほど

要するに興味が沸く要素がない

彼は私を魅力的と言うが

私は彼に魅力的な要素を見つけられない


双方が互いに魅力を感じる時、

それは互いに与え合えるものがあると感じる時だ

一方的に与えるだけ、奪われるだけの関係では

恋愛関係など立ち行かないことを

人はどの段階で知るのだろう


与えられるものの種類は無限だ

安らぎや癒し

高揚感や快楽

美や誇り

名誉やステータス

お金や住居

ニーズのあるもの全て

それらを交換し合うことで関係に親和性が生まれ

愛情は育つのではないか


そうするためにちゃんと

自分の魅力を差し出すことを

怠るべきじゃない



遍在の証

2016-01-11 01:09:16 | Weblog

連絡をくれたら嬉しい

そう思える相手はそんなに多くない

貴重な友達の中でもほんの数人だけ

私はたぶんいつも待っているんだ

その人たちからメッセージを

それが来るということは

一瞬でも相手が

私のことを考えたという意味だから

誰かの意識の中でも

私が生きていた証だから

私の遍在の証だから


子犬みたいに

2016-01-10 00:29:49 | Weblog

うんと遠くにいるきみが

私のところまで来てくれたらいい

会いに来たよ、って

へらっと笑ってくれたらいい

そうしたら

一緒に電車で遠出して

日が暮れる頃に帰りの電車で

きみの肩に頭を預けて眠るのに

子犬の兄弟みたいにくっついて

あたたかく眠るのに

私が欲しいのは

ただそれだけなのに


おかげで

2016-01-06 00:47:18 | Weblog

自分の小さな嫉妬について

ひとしきり親友に愚痴ったら

いつの間にか心が落ち着いていた

もちろん

嫉妬心の素がなくなったわけじゃないんだろう

私から醜い感情が消え失せたわけでもないだろう

だけど

日々を落ち着いて過ごすことができるくらいには

君のおかげで

落ち着いたんだよ


子供っぽい嫉妬

2016-01-01 04:29:10 | Weblog

誰かの特別な人でいたくて

そうじゃないと分かったら

途端に苦しくなる

人の交友関係に嫉妬して

だからといって

自分が対象に成り代われるはずもないのに

成る気もないのに

自分のお気に入りを取られたみたいで

嫉妬している

嫌な奴になりたくない

できれば人の愛情を向けられていたい

誰かの特別な存在になりたい