たびにでるたび

***旅に出るたび
***胸につもる何かを
***ほんの少し、眠る前に

平穏

2015-01-30 00:31:10 | Weblog
びっくりするほど

穏やかで

誰も私の心の中にいなくて

それは静かでとても心地が良い

波が引いたあとの砂浜みたいに

山道で立ち止まって耳を澄ますみたいに

なんだろうこの感じ

いつか寂しくなるのかな

物足りなくなるのかな

そんなの信じられないな

今は



スッキリした

2015-01-26 10:41:34 | Weblog
好きだ、と言ったら

それだけで段々スッキリしてきた

付き合いたいとか

一緒にいたいとか

そういうのではないのだ、おそらく

ただオープンに愛していたい

それができるなら

充分なのだ


一晩明けて宙がえり

2015-01-25 14:06:52 | Weblog
何が起きたのか

一晩寝て起きて

飛行機を待っているときに

突然電話で話したくなって

なぜだか私は彼に

好きだ、と言った

そんなつもりじゃなかったのに

異性としても好きだと言った

言うつもりがなかったのに

言ってみたらそれは本当だった

親友として

家族みたいに

男性として

まるごと好きだな、と思った

その上で、

私は今の友人としての関係が好きで

十分満足してもいる

彼が女性の話をするのを聞くのは

少し辛いけれど、でも聞くんだろう

兄弟と話すみたいに

ずっと彼の

話すのを聞いていたいのだ


答えの出ないものを抱き続けること

2015-01-24 23:36:29 | Weblog

白か黒か
はっきりしないものを
はっきりしないままで
抱き続けるのは苦しい

はっきりさせてしまうことは
勇気や思い切りを要するけれど
抱え続ける重たさは無いし
白でも黒でもあるという曖昧さが付きまとう

私は
抱き続けることを選んでしまった
選んだつもりはなかったのに
それが結果だった

明確な解答が存在しないということが
現状での解答なのだ





感情に振り回されない

2015-01-19 14:58:26 | Weblog
感情は尊い

星の瞬きのようで

薄氷の割れる音のようで

転がるボールのようで


けれども

感情に振り回されまい

尊いものだからといって

それに引きずられては

尊さをも台無しにするだろうから


おとぎ話みたいに

2015-01-17 23:07:00 | Weblog

 

別に会話が続くように努力なんかしていない

だけど

途切れると少しだけ悲しくなる

悲しいと認めたくないから

強がって

強がりと悟られないように

おどけてみせる

それなのに

私がそうする前に

話が途切れたときに

話題を変えられて

うれしかった

なんで私はうれしいんだろう

あの子のことになると

なんで私はこんなに感情的なんだろう

家族みたいな親友で

遠慮のいらない関係なのに

どうしてこんなに考えてしまうんだろう

あの子には言わないけれど

もしかしたら本当にいつか昔

家族だったのかな、なんて思うんだよ

生まれるよりずっと昔の話

おとぎ話みたいに昔の知らない話

 

 

 


切妻屋根

2015-01-13 01:22:45 | Weblog
私の新しい部屋は

切妻屋根になっていて

屋根の途中に窓がある

雨だから

屋根をつたう雨音が

ころころと

ぽろぽろと

きれいに聞こえて

まどろみながら雨を思う

雨だね、

かわいい音がするね、

と 誰かに言いたい気もして

けれど1人の今が心地よくもある



振り回される

2015-01-12 01:45:52 | Weblog

親友の言葉は

私にいちいち突き刺さる

他愛ないであろう気軽な批判も

小さなネガティブな言葉も

逆に

些細な褒め言葉も

微かにポジティブな言動も


自分でわかっていることを

親友も同じく分かっていて

それを自分自身に指摘されたようで

その言葉が

感性に直接触れるのだ

だから

いつも、期せずして振り回される

他の友人に言われても

何も心は波立たないのに



それくらい特別な存在だと

認めざるを得ない

振り回されたくなんかないのに








そっちもいい天気?

2015-01-10 03:14:10 | Weblog

 

あなたを愛していると

私はあなたに言えないから

天気の話をする

こっちは天気いいよ

そっちもいい天気?

あなたの今いる場所に

気持ちのいい空があるといい

あなたがふと空を見上げたときに

ふと笑みがこぼれるような

ほっと心が休まるような

そんな空があるといい

あなたに

幸せがあることを祈るから

愛する言葉の代わりに

今日も

これからも

 


行かないでよ

2015-01-05 23:30:39 | Weblog

誰かのところになんか

行かないでよ

恋人でもなんでもない人に

変だな、私はやきもちを焼く

うらやましいのか

いや違うな

お気に入りを取られるみたいで

嫌だから我儘に思う

行かないでよ


こんな子供じみた

感情を持つのはもう嫌だから

行かないでよ



栄養バランス

2015-01-05 21:14:44 | Weblog

家族で恋人なあなたは
親友ではないし

家族のような親友のあの人は
恋人ではないし

恋人みたいに仲の良い幼馴染は
家族ではない


足りない
ほんの少しずつ


栄養みたいだな
ある程度の種類の食品からしか
バランス良い栄養が摂れないように

たったひとつだけでは
生きてゆけないのだ

けれどそのくせ
一番栄養の詰まった果実を欲しがる


ほんの少しずつ足りない栄養を
補って余りあるような
豊かな果実を


つなぐ手が届くか届かないか

2015-01-05 21:03:52 | Weblog

私はあなたと
家族で、恋人で
そのうえ親友でいたかった

親友になりたくて
なれなかった
なんでも包み隠さず打ち明け合えるような
親友にだけはなれなかった


あなたが
家族で恋人でいたい、と言った日
私が
そのうえ更に親友でいたい、と言うと
あなたは少しだけ困った風に笑った

なれないよ、それは違う
そう言われた気がした
それでもよかった
別々の気持ちがあってもよかった
共通する気持ちも充分にあったから
あったから


場所が離れて
私たちの共通する気持ちは恐らく
減ったのだ
充分、というラインまで
ほんの少し届かなくなった
ほんの少しなのに
届くか届かないか
その違いは絶対的なのだろう

つなぐ手が
届くか届かないか
みたいに
届きそうでも触れなければ
手はつなげないのだ




電話のベル

2015-01-05 02:15:21 | Weblog
馬鹿なことばかり言う親友の

声を聞いたら嬉しくなった

無理に元気を出さなくても

たくさん気を遣わなくても

だらだら話しているだけで

フラットな自分に戻れる


一旦用事があるからまた後で、

と言うので

うん、気が向いたらでいいよ

と言った私は

そのあと自然に電話のことを忘れて

再び呼び出しベルが鳴った時には

びっくりした

でも覚えていてくれて嬉しかった

穏やかに話す声を聞けて嬉しかった






無限ループ

2015-01-03 16:04:32 | Weblog
大事な人との距離を

今すぐ縮めたい、と思ったり

遠くてもいいや、と思ったり

もうずっと長いこと

そんな感情を行ったり来たりしている

少し疲れたのかな

往復する足跡だけが

無限にループしているようで

踏み固められて道になって

もう他の場所を歩けないかのようで

それでいて恐らく

完全には諦めることが出来ないから

立ち止まることさえ出来ずに

同じ道を行ったり来たり

苦しい

無理にでも

その距離を壊して

道の外に飛び出してしまいたい







思い合えたら

2015-01-03 00:00:10 | Weblog
会いたい
声が聞きたい

と言えばそうかもしれない

でも違うな

そばにいなくてもいい
話ができなくてもいい

ただ
心を通わせることができたら
他に何もいらないや


それが一番
難しいんだけどね