八方塞がり

気の持ちよう、てことはわかってる

打開策も妥協案もきっとあるし

それらを受け入れる準備さえすれば

状況は随分マシに感じられるはず

感じ方、それが自分を取り巻く世界の形で


わかってるのに、

わかってるだけじゃ、

閉塞感は消えない

映画を観ている夏休み

映画館に行く気分でもなく

なんとなくレンタルした映画を家で。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
『tokyo.sora』
『RED』
『恋する惑星』
『Blow-up 欲望』
『パイレーツオブカリビアン』
『お熱いのがお好き』
『50回目のファーストキス』
『レディキラーズ』
『クヒオ大佐』
などなどなど。

観たかったもの
観ても良いかなと思うもの
普段なら観ないようなもの

そういうものに使う時間

ありそうで、ないんだよね。

思考の時間

ひとりの時間を持つ ということ

目も耳も外からの刺激に触れさせず

放して遊ばせておくような

そんな自由時間に

自分の中で思考の動きや深まりがあることを

その感覚を

しばらく忘れていた気がする

疲れないために何も考えないようにとばかり

気をつける時間を少しずつ

減らしていける新しい体力をつけよう

取り戻す のではなくて

新たに 身につけるんだ