たびにでるたび

***旅に出るたび
***胸につもる何かを
***ほんの少し、眠る前に

夕暮れの頃

2009-07-30 19:25:54 | Weblog
あと数ヶ月したら
ここから引っ越す
ふたりで新しい部屋を借りて
一緒の暮らしを始めるんだ

この部屋は陽当たりと風通しが良くて
夕暮れの頃
西の窓から見るひらけた空は
鮮やかな赤と青のまだら模様
ベランダに干したシーツが
風でバタバタ鳴るのを聞きながら
煙草を吸うのが気持ちよかった
1年くらいしか住んでいないけれど
この部屋が好きだったな

好きなものを自ら手放すのは
それを無駄しない新しいものを
手にすると知っているからだ

新しい部屋も
きっとすごく好きだと思うよ

食事の時間

2009-07-30 12:02:04 | Weblog
休憩時間
誰かと一緒にごはん食べるの嫌だな、って
話題に気を使ったり使われたり
誰かの悪口を聞かされたり
最近そういうのが憂鬱で

今日たまたま
いつもと違う人と一緒で
つい最近結婚したばかりの彼女は
普段もの静かだけど可愛らしくて穏やかな人
なんでかな
楽しく話してくれるから
ちっとも憂鬱にならなかった
やっぱり楽しい食事がいいね

うつうつ

2009-07-29 19:18:35 | Weblog
診療にかかったほうがいいんだろうか
その前にあたしは
良くなる努力をほとんどしていない気がする
どんな努力をすべきか上手に考えられない

仕事に行きたくないな、って感じ?
と尋ねられた
明日が来ないといいな、って感じです

頭痛

2009-07-29 18:37:00 | Weblog
ひとりになりたい時に
うまくひとりになれなくて

ひとりになりたくない時に
きまってひとりになる


今日は愛想笑いが上手にできない

世界と繋がる窓口

2009-07-28 23:00:35 | Weblog

女の子とおしゃべり
誰かがああ言ったとか
誰かがこうしただとか
あんまり興味のわかない噂話

私の生きる世界が
あんまりおもしろくないからだろうか
世界に生きる私の
関心が低すぎるのだろうか
おそらくどっちも本当で
私に足りないのは
意欲 もしくは 意思
世界と繋がるということについての

ときどき窓を開けるようにして
めんどくさいけどたまに風を通す
それは時にあなたを通してだったり
言葉を通してだったりする
 

テレビ

2009-07-28 11:53:35 | Weblog
いつも彼氏からのメールを待っている女の子
彼氏が浮気しないか
自分のことを気にかけてくれているか
そればかり気にしている
趣味はこれといってなくて
部屋ではいつもテレビがつきっぱなし

少し離れて花火を見た

2009-07-26 23:40:07 | Weblog
ぼんやりしがちな気分をどうにかしたくて
週末はどこかへ行きたくなる
花火大会へ行こうか、と
1週間前から恋人と話していて
なんとなく楽しみにしていたのに
いざ前日になってみたら
なんとなく面倒くさくなってしまう

明日、どうする?
俺は大丈夫だよ
うん、どっちでもいいよ
行きたくない?
行きたい気はするんだけど
きみのしたいほうでいいよ
考えてるとだるくなってきちゃうの
無理に今日決めなくてもいいよ
いや、行く…と思う
行く?
うん、行くって決めとく

当日は浴衣を着て、少し早めに待ち合わせて
一緒にごはんを食べて
久しぶりにたくさんおしゃべりをした
一緒だと
ちゃんと食べられるし
話すこともずっと楽しい
あなたも楽しそうだから嬉しい

時間が来て、
でも会場まで行くことはせずに
人だかりから離れたところに留まって空を見上げる
電車が走る夜空の少し遠くに
花火の色とりどりの明りが次々と光る
まわりはまばらな人影
人々の見上げるその顔が花火にぼうっと照らされて
夜風が気持ちいい
隣にはあなたがいて
花火が打ち上がる音が
ビルとビルとの間を反響する
この距離感がなんだかとても落ち着く

少し離れたところから見てるっていうこの感じ
なんだか私たちらしいね、
とあなたに言うと
あなたが笑った
私たちは手をつないで歩いた
私たちはいつも手をつないで歩く
きっとこれからも、そんな風にしていくんだろうね

すみか

2009-07-26 02:15:18 | Weblog
なれてしまえば

そこがすみかだ
 
 

バロメーター

2009-07-25 11:21:01 | Weblog
落ちる
でもなんとなく対峙する

そういえば久しぶりだな
あなたに一週間も会わないの
私は元気 それなりに
だけどあなたと一緒じゃないと
ちゃんとごはんを食べられないなんて
子供じゃないんだからさ

早く一緒に暮らしたいな

元気も何もあったもんじゃない

2009-07-24 20:33:49 | Weblog

元気が出ない
力が入らない
だるい、と誰かに訴えかける力も出ない

帰り道、
家までたどりつける自信がないくらい
その場に座り込んで眠ったまま死んでしまいそうなくらい
ひどくぼんやりとしていた
きっと車に轢かれたって心臓が止まったって
気づかなかっただろう
代わりに、なのか
知らないうちに傘が壊れていて
ぼんやりしながらどこかに捨ててきた

こういうときは
歌をうたう
大きな声で
こっそりと
誰にも知られずに
歌には
その歌の感情があるから
そこに気を取られているのが一番いいみたい

あなたにあげるもの

2009-07-24 00:25:48 | Weblog
あなたは
私に
いつも私の必要なものをくれる

私は
あなたに
きっとあなたの必要なものをあげられるよ

あなたのほしいもの
私が持っているものだから
 

未来を愛せるように

2009-07-23 22:13:53 | Weblog
いなくなった友達が
無事に帰ってきた

知らせを受けた瞬間
生きていると知ってほっとして
ぶっ倒れそうになった
よかった
本当によかった

失踪から数ヶ月
どんな状態であれ
どんな理由であれ
帰ってきたのだから
生きているのだから
これからの未来があるのだから
未来を、愛そう
今も過去をも愛せるまで

きっとここからが
もうひとつの正念場
だけどさ、
人生はきっと
毎日がそうなんだね
未来を愛せるように
愛せる未来を持つことを
自分に許せるように

むにゃむにゃ

2009-07-23 01:10:20 | Weblog
すっきりしない
むにゃむにゃしてる
気が滅入って
取り直して
少し笑う
虚しくなる
その繰り返し

むにゃむにゃ を
分けあうことくらいしか
思い付かない

強くなるしかないんだ、
いつかあなたが静かな声で言った
慰めより、
気休めより、
ずっと真実
真実ゆえの重さ
その重さが私を現実に繋ぎ留めてくれるので
私は安堵しながら
重さを感じる

いつか強くなる日は来ますか
いつか楽になる日は来ますか
私に
友達に
いなくなった人に

日食、うつらうつら

2009-07-22 22:57:56 | Weblog
日食だから、
と事前に休みをとって家にいたのに
体の具合がとても悪くて
ベッドでうつらうつらしているうちに
その時間になってしまった。

曇りでがっかりしたせいもあって
起き上がらなかった。
窓ガラスの向こうの灰白色の空は
それでも少しだけ色を変えて
煙みたいな空だった。

夕方、歯を抜いた。
もちろん歯医者さんにやってもらった。
とても腕の良い歯医者さんだから
ちっとも痛くなかったけれど
でもやっぱり血がたくさん出る。

ヘッドフォン

2009-07-22 01:01:15 | Weblog
紙屑みたいな眠りからさめて

薄明かりは明け方か夕方

ヘッドフォンで耳をふさいで

世界を遮る僕を遮る