たびにでるたび

***旅に出るたび **胸につもる何かを *ほんの少し、眠る前に

いとしい日々

2010-04-28 11:52:45 | Weblog
結婚して
わかったことがある
時間は有限だということ
永遠などないということ
肌で知った気がする
手で触れて
温度を感じ
風に吹かれ

限られた時間の中で
このいとしい日々の中で
一体何が出来るだろう?
あなたに何をしてあげられるだろう?
何を交わし合えるだろう

時間は少ない
たかだか数十年じゃないか
哀しんだりするヒマも
ないじゃないか

天窓

2010-04-25 01:42:19 | Weblog
話すのはあたし
聞くのは母
話すのは母
聞くのはあたし
相談するのはあたし
乗ってくれるのは母
決めかねているのはあたし
決めるのもあたし

夜更かしして
寝て起きて
天窓の向こうに青空

母の日

2010-04-19 00:59:46 | Weblog
母の日のために
花屋でアレンジメントを注文した
今年から
母が二人
淡いオレンジのカーネーションと
白いバラ

不思議なものだな
いつか慣れてしまうんだろうな

寄りかかってばかり

2010-04-07 21:44:37 | Weblog
 
誰とも話さずにいられたら
誰とも会わずにいられたら
ひとりで心穏やかに生きてゆけたら
いいのに

なにもかも忘れてしまえたら
無かったことにしてしまえたら
人生をやり直せたらいいのに
いいのに

あなたがいて
やさしくしてくれて
お互いを大事な人と思い合って
それだけに救われる毎日
わたしたちは
やさしくし合うために一緒になったから
そのためには
わたしはもっとオープンになって
社会的な人間性を学ばなくちゃならない
人間の感情とか心の機微を
学ばなくちゃならない
理解がうまくできなくて
苦しい
それでも学ばなくちゃならない
それが一緒にいること
支えてくれるあなたに
寄りかかってばかりのわたし
泣きたくなる



夢のような

2010-04-05 13:49:48 | Weblog
好きなヒトとは友達になりたいし
好きなモノは手元にほしいし
好きなものを好きと言いたい
好きな本読んで映画観て歌聴いて
好きな歌をうたって
作りたい物を作って
歩きたいだけ歩いて
眠りたいだけ眠って
食べたいだけ食べて
起きていたいだけ起きていたい
それら全ての叶う暮らしが欲しい

それが、夢

それだけのような
そんなにものような

忘れない風景

2010-04-05 00:01:08 | Weblog
すごく何気ないことです

ぼんやりしながら
とか
他の何かに気をとられながら
とか
そんな時に
パッと目に入った風景を
何気ない風景を
私はきっと
一生忘れないだろうな
と感じることがあります

それは直感
そして事実です

8才の頃
はしゃぎ疲れて眠たい目で
ぼんやり見た夏の夜の庭

今日
たまたま通りかかった橋から見た
川の両岸に連なる桜の淡いピンク
そして薄曇りの空

何気ないことです
何の感情も伴わず
ただ記憶した視覚情報が
なぜか
忘れない風景になるのです