国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

NZの商法

2009-05-10 23:25:05 | 仕事
先月のバーゲンが終わってから、仕事ではだいぶ自分のペースで動けるくらいお客さんの数が減った。

しかし。大問題が。

セール中、どの商品にも50%オフ!とか60%オフ!というシールを貼ったのだが、セールが済んだらみんな元の価格に戻るということで、ゼーンブはがす作業があった。

これが、半端じゃない量で、大変だった。

だった、と過去形でいいたいところなのだが、なんと、未だに時々そのシールがくっついた商品が出てくるのである。

というか、お客さんというのはそういうのを探して持って来ては,レジでその値段で売れとごねるものなのだ。

さて、こういう場合、どうすべきか。

NZでは、ごめんなさい、これは間違いでした。と店側が謝り、客が受け入れればそれで商売は成立である。

しかし、たいていの客は、
false advertisingだ!コンシューマーサービスに電話してやる!とか、
あのね、知ってる?こうやって値段をつけてたら、その値段で買う権利がお客にあるんだよ、と老婆心を出す客もいる。

果たして誰が正しいか。

実は、店側である。

NZの商法では、店と言う施設の中にいる限り、店側が絶対の決定権を持ち、その場で値段を変えることもできる。
コンシューマーサービスに電話するような人は、あとで苦虫をかむことになるのだ。

これはここ10年内で変わったことなので、文句を言う人も古い知識をそのまま持っている世代の人が多い。

それにしても。。。
客にどうのこうの言われても、
だれだって、ミスは犯すのです!
と、店側が胸を張って言ってるその様子は、ちょっと。。。

やっぱり、悲しいのである、このNZのカスタマーサービスが。