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新発田まち歩き

2017-10-11 18:45:56 | 街あるき
新発田まち歩き

「結いの会」が発足した頃、まち歩き候補地の意見交換を行いました。
松浜、沼垂、新津、村上、津川、白根、内野、沢海等々、既に会としての独自企画のもと開催した
まち歩きや「まちづくり学校」さんや「路地連」さんの企画するまち歩きに参加するなど、
本当にまち歩きの大好きな「結いの会」のメンバーが、それぞれ都合の付く時間を工夫して各種イベントに参加して参りましたが、
何故か新発田は独自の企画が有りませんでしたね。
今年に入り、sさんが自分が企画すると頑張って頂きました。
お陰様で新発田野路連のT様の格段のご協力により開催出来ました。
なお、今回の参加者は7名でした。懇親会は新発田駅前「本田」でした。
席上出た意見としては、
・新発田の町は綺麗になった。歩けば歩く歩と奥深さを感じる。
・街々に「たまり駅」と言う休憩所が開設されているが、気楽に立ち寄りが出来て良い雰囲気だ。
・市役所が斬新的で驚いた。
・新発田城地域から市役所と県立病院が移転した事により、新発田城周辺に広い空間が空間が出来、城下町としての風格が出て来た。
・古地図をたよりに町を歩くとまちづくりの歴史を感じる。
・食堂「シンガポール」のB級グルメ「オッチャホイ」は長い歴史が有り、時々報道される事もあるほど。
 次回は是非食べてみたい。
・本日のまち歩きは完歩できなかったので、是非、第二弾を計画したい。


結いの会・新発田まち歩き 9月30日(土)



『城下町新発田』を読み解く
『城下町』の定義 =「城下町」を視点に=
① 戦国時代以降 の
② 臨戦体制を考慮した城郭 を中心として
③ それにある程度の 武士の屋敷群 と
④ 商工業者の集落 と
⑤ 寺社群 をもった
⑥ 非農業的要素 の強い
⑦ 町         (「城と城下町」小和田哲男・教育社歴史新書)

1 『城』   定義 ①②
     ・ 「城」と「館(やかた)・陣」の違い
     ・ 何を守るのか 「城」・「所」・「国」
     ・ 立地を視点に 「山城」・「平山城」・「平城」(※時代の反映=近世)
     ・ 曲輪・郭  「本丸」・「二の丸」・「三の丸」・「門」・「堀」・他

2 『城下町』 定義 ③④⑤⑥⑦
・ 「武士の屋敷群」
・ 「商工業者の集落」
・ 「寺社(群)」の配置
・ 街道・備え(仮想敵に対して)
・ 非農業的 (兵農分離)
・ その他

3 『新発田』 定義 ①②③
(1) 地理的条件  ・新発田川が形成した広い三角州
・加治川(北)・佐々木川(南・現太田川)・島見潟(西)
・水運(物資の輸送・沼垂湊・日本海)
※河川改修・治水工事が必要
 (2) 歴史的経緯  ・新発田重家・揚(あが)北衆の城下町として発展
     ・溝口氏の入封(加賀大聖寺より・堀秀治の与力大名として)
・新発田藩領(新発田・葛塚・沼垂・亀田・新津・白根・加茂・中之島)
(3) 築城の候補地  五十公野 ・ 新発田 ・ 加 茂 ・ 新 津

4 諸産業・職人 定義 ④⑥⑦
産業(歴史的) 米・塩・蝋燭・和紙・陶器・他  ※ 十二斎市
「抱え職人」 蒔絵師・塗師・大工棟梁・畳師・刀鍛冶・鉄砲師・
御羽織師・等・・・職種30以上
     (御免町、他所に屋敷・諸役免除の特権あり)
その他   ①溝口氏 丹波長秀(織田信長の家臣)の家人に抱えられて出世
②幕末・戊辰戦争と新発田藩(藩論・騒動・廃藩置県・現在)
③堀部安兵衛(旧姓・中山)・十返舎一九・吉田松陰・大蔵喜八郎・
渋谷利喜太郎・蕗谷虹児・佐藤和三郎・佐藤哲三・石坂智惠美
④塩留め事件・与茂七騒動
⑤諏訪神社・苔香荘・清水園・足軽長屋・石泉荘・蕗谷虹児記念館・
新発田市隣保館・市島酒造(「王紋」) ・ジャズ喫茶バード
⑥歩兵第十六連隊の創設・自衛隊白壁兵舎(現広報資料館)
⑦たまり駅(寺町・諏訪町・中央町・よろず)・地域交流センター・
新発田市観光情報センター・しばた観光ガイド・新発田まち遺産の会・
路地連新発田・新発田城を愛する会・新発田川を愛する会・他
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