今日の学習
英語脳の獲得は子供だけの特権ではありません。英語脳の獲得は大人でも可能です。
ある意味で子供よりも容易かもしれません。子供に比べて多少の英語の知識があるからです。
私はこの「コミニカ中学英語基礎編>」を社会人の方にもお勧めしてきたし,多くの方が購入され喜ばれてきました。
ファンクションメソッドは、ファンクションフレーズと補語・動詞フレーズの組み合わせで文を生産します
脳にある「記憶の束」に対して、ある刺激に対してシナプスという神経がその取り持ちをする。
私が言う英語脳とは決して頭の中に英文と日本文がセットされたものが詰まっているものではありません。英語で「いらっしゃいませ」は何だと,シナプスを働かせて「記憶の束」に蓄積されたMay I help you?やWelcome to my house.といった表現を取り出すことではありません。これははっきりいって日本語脳です。
つまり今まで述べた来たようにbe動詞系列での英文の生産はとても簡単なものです。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 現在形
![table-1](http://20.pro.tok2.com/~function/jpeg-table/table be N01.jpeg)
そのbe動詞のファンクションフレーズと(1)から(7)の補語フレーズとの順列・組み合わせで英文は生産されることになります。
したがって、英語・英会話学習というものは、それぞれ(1)から(7)の補語フレーズをどれだけ覚えることができるかということになります。
例えば,(1)が職業なら「公務員」「警察官」「消防官」「建築家」などといったフレーズが含まれます。あるいは(2)なら「親切だ」「人ななつっこい」「ケチだ」「教養がある」といった単語が並ぶことになるでしょう。
これらについて今後,個別に説明していくことにしますが,今回は最も面倒と見られる、しかしファンクションメソッドでは中学1年生でもわかる進行形について述べておきます。
さて以下の動詞フレーズは、中学英語でも登場するものです。そしてこの左の原形動詞フレーズは「コミニカ中学英語基礎編」にとりくんだ生徒は中1年配当6級などで一般動詞系列の展開としてすでに身につけるものです。
さてこの原形動詞フレーズはどんな文の生産で使われたものか想像できますか。
実は,彼らは否定形と疑問形のところでそれらを身につけてしまっているのです。
(1) 私は,(ふだん)テニスをしていません 否定形
<~は ドウする文>
① 私は ~しない → I don't
② テニスをする → play tennis
(完成文) → I don't play tennis.
(2) あなたは,(ふだん)テニスをしていますか? 疑問形
<~は ドウする文>
① あなたは ~しますか? → Do you
② テニスをする → play tennis
(完成文) → Do you play tennis?
あるいは以下のような命令形でもすでに体験しています。
(3) テニスをしましょう? 命令形
<~は ドウする文>
① ~しましょう → Let's
② テニスをする → play tennis
(完成文) → Let's play tennis.
【一般動詞フレーズ5段活用】 play tennis
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(1) play(s) tennis 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) played tennis 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) play tennis 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) playing tennis ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) played tennis ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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彼らはすでに日本語としてではなく,英語のフレーズだけでその意味をイメージできるようになっているのです。これがとても重要なことです。
(原形動詞フレーズ) (ing形動詞フレーズ)
play tennis テニスをする → playing tennis
watch TV テレビを見る → watching TV
play the guitar ギターを弾く → playing the guitar
listen to music 音楽を聴く → listening to music
have a meal 食事をする → having a meal
feed the dog 犬にえさをやる → feeding the dog
walk the dog 犬を散歩させる → walking the dog
do the dishes 皿洗いをする → doing the dishes
empty the trash ゴミを捨てる → emptying the trash
jog ジョギングをする → jogging
take a shower シャワーを浴びる → taking a shower
make the beds ベッドメーキングする → making the beds
さて進行形ですが,補語の動詞フレーズはing形動詞フレーズとなる、それだけのことです。
ただその意味が,「~しながら」といった意味に展開しています。
ただし、ファンクションフレーズはbe動詞系列での展開となります。
つまり私の言う英語脳とは、ファンクションフレーズと上にあげた動詞フレーズがどれだけ頭に蓄積され,その運用ができるかどうかということです。
蛇足ですが,これらing形動詞フレーズはいわゆる動名詞として使われることになったり,逆にto不定詞としてつかわれることになります。
Do you like playing tennis?
あなた、テニスをするのがお好きですか?
Do you want to play tennis?
あなた、テニスをしたいの?
あるいは、以下は(5)での表現となります。もちろんこれもbe動詞系列での展開です。
Are you going to play tennis?
あなた、テニスをするつもりなの?
[1] be動詞系列のもの
(1) 「~は ナニだ文」 補語が名詞のもの
I am a junior high school student.
私は,中学生です
(2) 「~は ドンナだ文」 補語が形容詞のもの
I am happy.
私は,幸せです
(3) 「~は ある・いる文」 補語が方位副詞
I am home.
私は(ふだん、今)、家にいます
(4) 「~は ある・いる文」 前置詞+名詞のもの
I am on a diet.
私は(ふだん、今)、ダイエットをしています
(3つの非時制フレーズを用いたもの)
(5) 「~は ドンナだ文」 be (going) to
I am going to take a walk.
私は(これから)、散歩をするつもりです
○○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be going to+原形動詞フレーズ
![table-3](http://20.pro.tok2.com/~function/jpeg-table/table be going.jpeg)
(6) 「~は ドンナだ文」 現在進行形
I am taking a walk.
私は(今)、散歩しています
(7) 「~は ドンナだ文」 現在受身形
I am injured.
私は(今)、怪我をしています
[コミニカ英作法]
(1) 私は(今),シャワーを浴びています
<~は ドンナだ文>
① 私は ~です → I am
② シャワーを浴びながら → taking a shower
(完成文) → I am taking a shower.
(2) 私は(今),シャワーを浴びていません
<~は ドンナだ文>
① 私は ~ではない → I am not
② シャワーを浴びながら → taking a shower
(完成文) → I am not taking a shower.
(3) あなたは(今),シャワーを浴びているのですか?
<~は ドンナだ文>
① あなたは ~ですか? → Are you
② シャワーを浴びながら → taking a shower
(完成文) → Are you taking a shower?
(4) あなたはどうして,シャワーを浴びてるの?
<~は ドンナだ文>
① どうしてあなたは ~いるの? → Why are you
② シャワーを浴びながら → taking a shower
(完成文) → Why are you taking a shower?
(5) あなたは(今),シャワーを浴びているのでしょう?
<~は ドンナだ文>
① あなたは,シャワーを浴びている → You are taking a shower
② そうではないですか? → aren't you?
(完成文) → You are taking a shower, aren't you?
(6) あなたは(今),シャワーを浴びてないのでしょう?
<~は ドンナだ文>
① あなたは,散歩をしてない → You aren't taking a shower
② そうでなのですか? → are you?
(完成文) → You aren't taking a shower, are you?
今回あげた動詞フレーズで様々に試してみてください。
【オンライン通信講座受講者の方に】
本文の省略した部分をオンライン通信講座受講者用ページに掲載しています。
引き続きお読みください
あるべき英語・英会話学習というものはファンクションフレーズと動詞フレーズが確実に脳に蓄積していきます。
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