今日の学習
今回から数回に分けて,小から大への英会話学習法について述べます。
(1) 補語が形容詞のもの (a) important(大切だ)、possible, impossible, necessary
(b) useful(役に立つ)、useless(役に立たない)、good (良い)、bad(悪い)
(c) interesting(おもしろい), exciting(わくわくする)、surprising(驚くべきことだ),
(2) 補語が名詞のもの mine(私のもの)、yours(あなたのもの)、his(彼のもの)
(3) 補語が方位副詞のもの here(ここにある)、down(壊れている)、out of order(故障している)
(4) 補語が前置詞+名詞のもの under repair(修理中), under construction(工事中)
(5) 補語がing形動詞フレーズ(進行形) working well(正常に動いている),
(6) 補語がed形動詞フレーズ(受身形) broken(壊されている)
言葉というものは,ワンフレーズのような小の表現から大の表現へと進化していくものです。
これは日本語でも英語でも同じことです。
ところが不思議なことに日本の英語教育は大の表現を教え、それを構文などと教えています。
ところがこの構文というのは、日本式訳読法のためのもので、日本語に訳しにくいものを集めたものです。
今回とりあげたのはc) のinteresting(おもしろい), exciting(わくわくする)、surprising(驚くべきことだ)などの言葉です。
これらは、進行形と同じing形動詞フレーズですが、veryやmuchで飾られることもあり,喜怒哀楽を表す形容詞と呼ばれています。
私はいつも思うのですが,チャーミングとかエキサイティング、ショッキングなどと、日本語で使っています。
どうしてそれを英語で使えないのか不思議でたまりません。
She is charming.
彼女って、チャーミングだよ
This game is exciting.
この試合って,エキサイティングだよ
This story is shocking.
君の話って,ショッキングだよ
以上は,「~は ドンナだ」文ですが,「~は ナニだ文」としても使えます。
She is a charming girl.
彼女って、チャーミングな女の子だよ
This is an exciting game.
これって,エキサイティングな試合だよ
This is a shocking story.
これって,ショッキングな話だよ
あるいは、こんな表現も。
This is surprising.
こりゃ 驚きだよ
これらは動詞から作られた形容詞です。これについては次回にくわしく説明しますが,今回は以下の「イメージトレーニング教材 Vol.1 be動詞+形容詞」から抜粋した,interestedとinterestingの文例をご覧ください。
ここで以下のアドレスをクリックして「保存」しご覧になってください。
http://20.pro.tok2.com/~function/sample/interesting.pdf
少し,余談ですが、私はこの教材が日本中の塾や学校教育で使われるのが夢です。
あるいは社会人の方の語彙力増強にはとても有効的だと思います。
文法や構文などよりも、ネイティブの人たちが日常生活で使っている表現を身をもってイメージし、体験することが重要です。
このような豊富な用例を体験できるのは、何よりPCでしかできないことです。
○英語の九九 テーブルbe動詞 it
下に,4つの時制での英文の生産をとりあげましたが,これには否定,疑問,否定疑問,そして付加疑問での展開があることを忘れないでください。
と書きましたが,日本人にはこのトレーニングが根本的に欠けているといっていいでしょう。
「コミニカ中学英語基礎編>」が、今社会人の方に使われているのはこの点がようやく理解されてきたのではと、思います。
【be動詞フレーズ5段活用】 be interesting「おもしろい」
=============================
(1) (are, is) interesting 現在形
(2) (was, were) interesting 過去形
(3) be interesting 未来形など
※助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being interesting ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been interesting 現在完了形
※完了進行形で使われる。
=============================
【コミニカ英作法】
(1) それはおもしろい 現在形
<~は ドンナだ文>
① そりゃ ~です → That's
② おもしろい → interesting
(完成文) → That's interesting.
(2) それはおもしろかった 過去形
<~は ドンナだ文>
① そりゃ ~でした → That was
② おもしろい → interesting
(完成文) → That was interesting.
(3) それはおもしろくなるでしょう 未来形
<~は ドンナだ文>
① そりゃ ~なるしょう → That will
② おもしろいこと → be interesting
(完成文) → That will be interesting.
それはおもしろくなるかも 情緒表現
<~は ドンナだ文>
① そりゃ ~なるかも → That may
② おもしろいこと → be interesting
(完成文) → That may be interesting.
(5) それはずっとおもしろいよ 現在完了形
<~は ユウする文>
① そりゃ ~ユウする → That has
② おもしろかったこと → been interesting
(完成文) → That has been interesting.
英語ほどシンプルで合理的な言葉はありません。
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