今日の学習
日本語と英文をセットにして丸暗記しても、それがどれだけ日常会話によく使われ，大切な表現であってもそれは英語や英会話学習とは無縁のものといっていいでしょう。
それは日本語に英語のセリフが加わっただけの代物です。
例えば、How old are you?は誰もが知ってる表現です。でもこれは相手に対して、「どれだけの年をとってるか?」と聞いてるに過ぎません。
人の年齢を聞きまくるのはいいか悪いか，もちろん場合にもよりますが，様々な主体について年齢を聞く場合もあります。
このテーブルの[GROUP-C]のファンクションフレーズを用いると様々な主体について聞くことができます。
あるいはこれはHow are you?でも、Where are you?、あるいはWhere are you from?などのare youのフレーズを他のものに変えて表現拡大できるのも同じです。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be動詞 現在形
さらに以下のものはどうでしょうか。人主語に変わって様々な主体になっていますが、おもしろいことに日本語訳は「何歳か?」から変化していることがわかります。
How old is this tree?
樹齢が何年?
How old is this temple?
建立されて何年?
How old is your company?
設立されて何年?
How old is your school?
創立何年?
How old is your bicycle?
買って(作られて)何年?
あるいは以下のものではどうでしょうか。
Where are these potatoes from?
これらのジャガイモはどこ産ですか?
Where is this wine from?
このワインはどこ産ですか?
つまり私が言いたいのは，これらを日本語で丸暗記するよりも、英語の発想で理解することが重要だということです。
さて今まで紹介した疑問詞のついた疑問文は直接疑問文と呼ばれています。
中学英語の最後の方に登場するのが間接疑問文というものです。
「英語の九九 英会話発想トレーニング」にも中３年配当の最後の方に登場しています。
間接疑問文では、疑問詞の次に「主語+動詞」の語順になります。
直接疑問文は，テーブルの[GROUP-C]のファンクションフレーズを用い、間接疑問文は元に戻って[GROUP-A]を使うことになります。
まるで感嘆文のようですね。
How old you are!
あなたって、年寄りなんだね
What is this? → Do you know what this is?
これって，何? あなた、これが何かわかりますか?
Who am I? → Do you know who I am?
私は誰でしょう? あなた、私が誰かわかりますか?
Where am I? → Do you know where I am?
私はどこにいるでしょう? あなた、私がどこにいるかわかりますか?
[英会話発想トレーニング]
(1) 私は，あなたが何才か知ってるよ
→ I know how old you are.
(2) 私は，彼女が何才か知らないよ
→ I don't know how old she is.
(3) あなたは、私が何才か知りたいの?
→ Do you want to know how old I am?
(4) あなたは、私が何才か知りたくないの?
→ Don't you want to know how old I am?
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