英語は,方位や空間でものごとをとらえる言語です。
前回紹介した「イメージトレーニングシリーズ」のFUNDAMENTAL VERBS SERIES全96動詞フレーズのPart 2から引用したものをご覧になりましたか。まだの方は,ぜひクリックしてダウンロードしてください。
lookの動詞フレーズ Two Word Verbs
さて、私は方位語を使った表現が熟語だとか,イディオム,あるいは連語などとして丸暗記の対象となっているのが本当に問題だと思います。
よく英語圏に留学している人が,「彼らは学校では習わなかった別の英語を話している」と体験されます。
私はその原因の多くがTwo Word Verbsだと考えます。
彼らは「よく働く動詞」とその方位語との結びつきで様々な表現をします。
(11) look everywhere everywhereの本質的な意味「あらゆる場所」
look every where.
あらゆるところを見る
※これは、Look here「ここを見る」、Look there.(そこを見る」,Look over there(あそこを見る」、Look somewhere(どこかを見る」などの系列です。
(12) look for forの本質的な意味「対象・目的」
look for a butcher shop.
肉屋を捜す
(13) look in inの本質的な意味「範囲内」
look in at the dog.
犬をのぞき込む
[英会話発想トレーニング]
(1) ルーシーは(時々)、お母さんを探しています
→ Lucy sometimes looks for her mother.
(2) ルーシーは(その時)、お母さんを探しました
→ Lucy looked for her mother.
(3) ルーシーは(これから)、お母さんを探すかもしれません
→ Lucy may look for her mother.
(4) ルーシーは(今)、お母さんを探しています
→ Lucy is looking for her mother.
(5) ルーシーは(ちょうど)、お母さんを探したところです
→ Lucy has just looked for her mother.
これが英語脳の構築です。
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ファンクションメソッドは、ファンクションフレーズと動詞フレーズの組み合わせで文を生産します
脳にある「記憶の束」に対して、ある刺激に対してシナプスという神経がその取り持ちをする。
ブログ「英語の九九 英会話発想トレーニング」
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