円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

力強い願い

2007年09月08日 | 日記
本日午前中は月忌参りとご法事。午後3時より、いつも自坊や鞍手組の旅行などの企画でお世話になっているN旅行のK竹さんがご来寺。毎年秋に行っている仏壮主催の一泊研修旅行についてこちらから提示してあった意見をとりまとめて、3つほどプランを作ってお寺まで持ってきてくださったのです。私と前住職、旅行委員のT司さん、遅れてM宅さんとともに旅行のプランについて検討をしました。(T司さん、M宅さん、今日は突然お電話して、そしてお寺にきていただいて誠に有り難うございました。)
この日記を読んでくださっている浄土真宗本願寺派福岡教区鞍手組のお寺さんならばご存じでしょうが、それにしてもK竹さんのお働きぶりには本当に頭が下がります。お会いしたときにはいつも「忙しい忙しい」と常に複数のお仕事を抱えて走り回っていらっしゃるのですが、その顔は活き活きとしてなんだかうれしそうなのです。私たちも寺院関係の旅行ならばこの方にお任せすれば間違いないと思っていつもおんぶにだっこ状態。はっきり言って中途半端に学んでいる僧侶より、よっぽど仏法に精通されていらっしゃるのではないでしょうか。旅行に参加される皆さんに、「絶対ココを見て欲しい!旅行を通して阿弥陀様のご本願に遇っていただきたい!」という熱意がひしひしと伝わってくるのです。願いが力として我々に伝わっているのでありましょう。
我々もお念仏に遇うよろこびをK竹さんみたく伝えてなければ・・・、ますますいのちが見えなくなってしまいますよ。