円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

仕方ない?

2009年07月31日 | 日記
7月も今日で終わり。

まもなくやってくるお盆に備えて、原付バイクの整備にいそしむ。
しかしぜんぜんエンジンがかからん。

しばらくキックを続けていると、マフラーから大量の藁が飛び出すと同時にエンジン始動。
おそらく鳥か何かがマフラーの穴に詰め込んでいたのだろう。


そういえば以前同じようにエンジンがかからないときがあって、そのときは蜂が中に巣を作っていた。
蜂はさぞやビックリしただろうな。ちょっと申し訳ない感情を覚えた思い出がある。

でも仕方ないんだ、と言い聞かせながらエンジンをかけ続けた。



一体どのくらい、「仕方ない」、と言ってきたのだろう。





27日 盆前大掃除

2009年07月28日 | 日記
昨日27日の午前8時より、盆前大掃除をいたしました。

本来は26日に行うはずが、大雨のために順延となったためです。


降水量が観測史上最高といわれたこのたびの豪雨、ご門徒さんもそれぞれにご心配の多い事であったでしょうが、それにもかかわらず、26日と27日の2日間合わせて仏壮24名、仏婦57名ものご参加をいただきました
こうして今年も綺麗な境内でお盆を迎えることが出来ますことに深く御礼申し上げます。

それでは写真を数点ご覧いただきたいと思います。


主に本堂や門信徒会館等屋内は仏婦の皆さんがお掃除してくださいます。



植木の剪定など、仏壮の皆さん中心に進んでいきました。



納骨堂の屋根の落ち葉除去。高いところでの作業、本当にありがとうございます。



休憩時間を十分にとって、随時水分補給などをしていただきました。



本堂裏山の草刈り。



仏婦の皆さんはだいたい午前10時頃には作業を終え、順次解散となりました。
仏壮の皆さんは外回りの作業が広範囲にわたるため、その後も作業。


正午、仏壮の皆さんも今回の大掃除を終え、昼食。
今回もバーベキューを行う予定でしたが、このたびの豪雨により中止し、お弁当に変更しての昼食です。
それでは乾杯!



境内裏手の高台を今回も会場に、楽しく会話しながら時間を過ごしました。





さて、大掃除終了後、同日午後7時半より直方市のM元寺様にて開かれた鞍手組法中会に参加。

「親鸞聖人750回大遠忌鞍手組お待ち受け法要」や「組画再編案」など重要案件の議事多く、疲れなど感じることもなく時間を過ごした。


この大雨に思う。

2009年07月26日 | 日記
本日は毎年恒例の盆前大掃除、・・・・・のはずだったが、すでにご存じのごとく、このまれに見る大雨、参加される方の安全も考慮し、本日は中止。

早朝、中止の決定をして、仏壮・仏婦役員さんを中心に中止の連絡を取っていただき、明日に順延のご案内をさせていただいた。


しかしながら仏壮役員さんは心配して様子を見にお寺に早くからお越しになり、また連絡の行き違いからであろうか、仏婦の方も十数人お越しになった。

結果として、お寺にお越しのご門徒さんとともに出来る範囲の屋内清掃を2時間ばかりして午前11時には解散。

明日あらためて、来ていただける方にはお掃除をお願いすることとなった。



振り返って思うに、このような事態への対処法をもっと早くから話し合っておくべきでだった。

毎年恒例の大掃除であるから、という思い込みが、取り返しのつかない事態を生む可能性だってあるのだということを身にしみて感じた一日であった。
反省しきりである。

24日

2009年07月24日 | 日記
本日午後3時より当山仏婦の役員さんがお見えになり、あさっての盆前大掃除の準備をしてくださった。本日も感謝。


さて、準備終了後より雨が激しく降り始め、各地で警報・注意報が発令。不安な夜を過ごさなくてはならない。

22日~23日

2009年07月23日 | 日記
昨日午後6時過ぎより、宗像組連研に出講させていただいているご講師方とプチ懇親会。

多いに語り合ったが、カリキュラムの中に一貫してぶれない願いを持つことが必要だと再確認。



さて今日は午後一時半より、納骨堂前の排水に関する調査を、役員さんとともに実施。排水が滞る原因を見極め、どのような対策をすべきか現場で話し合う。

その話し合いが終わる頃、仏壮役員のHさんとKさんがご来寺。今月26日の盆前大掃除の下準備をしてくださった。

こうしていつもお寺を気にしてくださる方々の、尊いお支えに感謝。

3連休 称名と共に

2009年07月20日 | 日記
3連休で夏休み突入ということで、お寺の近くを通る高速道路は朝から渋滞。

それを横目に見ながら連休3日間はご法事をお勤め。


先週の日曜日の宗像組連研で担当した講義が自分の中でもかなり効いているのだろうか、「法事の意義とは?」を以前にも増して意識しながらのお勤め。仏法を中心とした時間と空間の中で自らのいのちの意味を自分自身が問われる気がする。

ただあまり強く思いが出過ぎるとご門徒さんにたいして押しつけがましくなってしまいそうなので、そこは気をつけながら。


ただ、お話しをさせていただけるのが嬉しいと思ったこの3日間であった。

夕散歩

2009年07月18日 | 日記
今日から夏休みに入り、しかも3連休という事で、お寺の近くを通る高速道路を見ると朝から下り線は渋滞。

私は夕方散歩しながらスナップを撮る。梅雨明けはもう少し先か・・・。

鞍手組本典学習会

2009年07月17日 | 日記
本日午後一時半より、当山にて鞍手組同朋教学部主催の本典学習会が行われた。

5月に引き続き会所を受けさせていただいている。ご講師は山口県周南市より渓宏道師。

親鸞聖人がお書きになった教行信証(本典)の信巻の中、追釈と言われるところを学習。

横超断四流釈(横超釈・断四流釈)→真仏弟子釈(真の仏弟子・便同弥勒・悲歎述懐)と学習。

阿弥陀さまのお慈悲をいただいても、それをよろこぶことが出来ない・・・「恥じずべし傷むべし」、そんな私を、しかしだからこそ阿弥陀さまはさらに救おうと私のためにはたらいていてくださるのである。

有り難かったです。南無阿弥陀仏。

定例法座 十六日講

2009年07月16日 | 日記
本日16日、午後一時より定例法座十六日講をお勤めいたしました。

真宗教団連合カレンダー七月の法語、「信は願より生ずれば 念仏成仏自然なり」をテーマとしてご法話させていただきました。

煩悩具足の身であるこの私は、自ら善を積もうとしても、それはなしえないことであります。
まことの信心とは私たちが自らおこすものではなく、出来ぬ私と見抜いた上で、阿弥陀如来のほうで私が煩悩を離れ悟りに至るための功徳を成就してくださるという、阿弥陀如来よりたまわるものであるとお取り次ぎさせていただきました。

蒸し暑い中にもかかわらず、ご参拝くださり、誠にありがとうございました。

雲林俳句会

2009年07月15日 | 日記


7月15日、午後1時より、7月の雲林俳句会を開催いたしました。
17名ものご参加をいただき(そのほかに投句2名)、楽しく過ごさせていただきました。



それでは皆さんの句をご紹介。

竹皮を 脱ぐや一つは 山の音    櫻井千丈
墨磨れば くれなひにほふ 梅雨さなか  浅原とほる
着慣れたる 木綿がよろし 梅雨あがる  井上一子
巻紙に 父の遺墨や 梅雨の月     櫻井達子
甘いかと 聞けば甘いと 西瓜売り   栗田泰子
鉄線の 遅咲き空に 遊びけり   島友幸
梅雨出水 遠賀の大河 ごみ流る    松野賢珠
紫陽花や 和菓子一握 盛りし皿   石田傭子
裏庭に 来客ありし あげは蝶    栗田武
窓明けて 座敷よしずに 風通す   栗田愛子
鍬洗ふ 何時もの川に 目高すみ    花田房枝
なめくじや 塀キャンバスに 地図画けり 山内博子
梅雨曇り 検査結果 待つごとく    白石実枝
苔むした 寺の碑(いしぶみ) 雨蛙    許斐浩三
明け空や 彩の風立つ 花菖蒲    安部きさえ
五月闇 ネオンに光る 肥後の城   松野幸子
植田より 葉先並びて 宿二階   花田弘子
仕事にて 息子は真夏の インド行き   六本ミヨコ
襟元を 開けて団扇を 使ひけり   松野淳信