円覚寺日記 四季綴り

このお寺が建っている環境のごとく、ゆったりとした気分で書いていきたい。
浄土真宗本願寺派 円覚寺の日記帳です。

明日は『盆前大掃除』です!

2011年07月30日 | 日記
明日、午前8時より、恒例の『盆前大掃除』です!



毎年、男性の方には境内の清掃、剪定など、ご婦人の方には本堂・門信徒会館の清掃奉仕をお願いしております。

ご近所の方もお誘いいただいて結構です。

お一人でも多くの方にお寺にご縁を結んでいただきたいと思っております。

男性の方は草刈り機や、剪定の道具、脚立など、また女性の方はぞうきんをご持参ください。

ワタクシ住職も明日は作業着で草刈りです。



それでは、皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます!

自転車練習に思ふ

2011年07月26日 | 日記

この暑さにもマケズ、子どもと一緒に夕方の散歩&自転車の練習に励んでます。


とはいえ自転車の補助輪をはずすにはまだまだ時間がかかりそう。


補助輪があるときは、実はその存在のありがたさに気付いてなくて、

いざ補助輪をはずしたとき、こどもはいかにそれに頼っていたかを気付くのではないだろうか?



ワタシが意識してなくても実は依り所となっていること、あるよね~。







砂利 入りました

2011年07月23日 | 日記
円覚寺の境内には砂利が敷き詰めてあるが、時間の経過と共に砂利が流れていったり、車が通るたびにワダチが出来たり、少しずつ砂利が減ってくる。


少しずつ補充はしていたのだが、去年くらいから状態がかなり悪くなってきていたので、思い切って境内全体に砂利を敷き直していただいた。








7月31日に予定されている恒例の盆前大掃除とともに、お盆をお迎えする準備が着々と整い中!


磨けば光るか

2011年07月18日 | 日記
まさかこんなハズではなかったんです・・・。




ん?



何のことかと申しますと、



円覚寺の周囲はどちらかというと、というかホントに田舎なので、
道路は狭いし、この季節になると草木がここぞとばかりに生い茂って、
その狭い道路にハミ出してくるのだ。




で、たまたま通った道路のその先に、そのトラップはあったのだった。



ガードレールを越えて道路にはみ出している、
見るからに柔らかそうな草たち。


「ヘイヘイ、それくらいダイジョウブよ!」



と軽くいなそうとした瞬間、




『ザザザーッ!!!』



草影から突如現われたるは竹やりであった。



私の車の左サイドには竹やり君による白い筋が一本描かれてあった。


これではまるで釘によるイタズラか、10円パンチに遭ってしまったと思われるではないか。



これはなんとかしなければと、とりあえず触ってみたところ、傷は深くない。

せいぜい塗装の一番上のクリヤー層に傷がついた位ですみそうだ。



ならば、コンパウンドの出番である。
コンパウンドとは、いわば傷を消すための研磨剤のこと。


傷にコンパウンドをスリスリすれば、
おー、数分後浅い傷は消え失せるではないか。



ただ、なにぶん車の前から後ろまでスジが付いているので、
これを全部消すのはさすがに難儀。



たまたま今週は車の定期点検が予定に入っているので、
そのときに詳しい処置方法を聞くとしよう。



さて、コンパウンドで傷は一応消えたが、
それって実は、傷の周囲をコンパウンドで削り取って平面化して傷を目立たなくしているのであって、
そのままコンパウンドで磨いているといずれ塗装を削り取ってかえって塗装面を痛めてしまうのだ。



磨いてきれいにするにも、限界があるってことか。




「自分磨きをしなければ」と邁進する姿もそれはそれで美しく思えることもあるが、

かえって自らの身体も心も削り取って痛めてないか、とふと思った。

















7月の雲林俳句会 開催 そして明日は定例法座「十六日講」

2011年07月15日 | 日記
遅くなりましたが、13日の午後1時より、

7月の「雲林俳句会」が開催されました。



私は葬儀・還骨勤行にて途中退席させていただきましたが。

皆さんの俳句を拝見しながら、日常ついつい見逃しがちな些細に思われることでも

しっかりととらえておられることに感服。



そんな視点を持ってご法話できたらと思います。



法話といったら、






・・・・・あ、


・・・・・あ、


・・・・・あ、





明日は 定例法座 十六日講です!



午後1時より開始です。


皆さまどうぞお参りください。



能称無功

2011年07月13日 | 日記
昨晩は、安心論題学習会にて「念仏為本」を担当しての学習発表。


安心論題「念仏為本」とは、

親鸞聖人のお師匠、法然聖人が選択本願念仏集の標宗において、
「南無阿弥陀仏 往生之業 念仏為本」とお示しされたのは、
決してお念仏を称えるという私の行為に浄土往生の功を認めるということでなく、
称えられる名号南無阿弥陀仏に、私が浄土に往生させていただく因も果も
すべて備わっていることを明らかにする論題である。

途中冷や汗を流しつつ、発表してまいりましたよ。





さてさて、我々は何かというと、自らのなした功績にすがりたがるもんなあ。



思い返せば20年ほど前、まだ京都で学んでいたとき、学校の先生からは、

「あなたが善くて人は手を合わせるのではないよ。阿弥陀様のご本願をお伝えするために身につけているその袈裟・衣に手を合わせているんだよ」

とよく言われたものだ。



実際のところ、法衣を脱いで洋服で歩いていてご門徒さんに会うと、8割がた、

「えーっ!全然わからんかったァ、黒い格好しか知らんし~」

と言われる。もう慣れてますけど。




そういえば、同じ組内でいつも教学についてご指南いただくあるご住職さまは、
輪袈裟をかけるときに、必ず輪袈裟を手に取って頭を垂れ御礼をされる。



お衣もそうだし、お念仏も「名号は万徳の帰する所なり」と法然聖人はおっしゃっているし、
南無阿弥陀仏のお喚び声そのものがありがたいのだ。



で、そんなことを思いながら今日も法衣を身にまとい、法務へ出かけようとしたとき、
保育所にいく準備をしていた長女から、

「お参りに行く服がかっこいい!」

と言われ、すっかり上記のことを忘れて上機嫌でお参りに行くと、






行った先で思いっきり犬に吠えられた。



全身真っ黒な格好に犬がビビッたらしい・・・。








頭がテンパったので、

2011年07月08日 | 日記

日中から勉強に精を出すも、ついに頭がテンパったので、夕方にこどもの自転車練習もかねて散歩しました。



気分転換にもなるし、歩いている最中に勉強中にモヤモヤしたところを解決する糸口が見つかったりすることも結構あるので。



これでまた夜は机にがぶり四つ。



ちなみに、散歩から帰宅後、自転車の部品が一個外れていたことに気付き、

ワタクシ一人で農道を走って汗だくで部品を探しまわっとりました。



無事見つかってよかったとです。

勉強中

2011年07月08日 | 日記

来週の安心論題学習会、発表担当なので、ただいま机に向かって奮闘中?


相変わらず机の上が散乱しとります。


広い机が欲しい…。


でも多分、広ければ広くなっただけ散らかすんだろう。


間違いない!

井上雄彦氏 親鸞聖人を描く

2011年07月03日 | 日記
昨日、心待ちにしていたものが届いた・・・。








真宗大谷派(東本願寺)が、このたびの親鸞聖人750回御遠忌を記念して、マンガ家 井上雄彦(たけひこ)氏に六曲一双の巨大な屏風画の作成を依頼した。


その屏風画は今年の4月~5月に東本願寺に展示され、連日多くの人が足を運び、その屏風画に描かれた親鸞聖人のお姿に出遇った・・・。



東本願寺では、これまもで宗祖御遠忌の際に時代を代表する芸術家に後世に残る作品を依頼してきた。その中には棟方志功氏などもいる。


このたび、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌をお迎えするにあたり、若手職員から「ぜひ、井上雄彦さんに親鸞聖人を描いてほしい」という思いが寄せられ、井上氏にご賛同いただき、六曲一双(縦2.1m、横5.8m×2)の巨大な屏風となったのだった。



井上雄彦氏は「スラムダンク」「バガボンド」「リアル」などの漫画を描き、絶大な人気を誇るマンガ家である。

その井上氏をして「過去最大級の難関」と言わしめた新たな挑戦、巨大な屏風に描かれた親鸞聖人。



東本願寺のこの柔軟な姿勢、ある意味うらやましい。




さて、屏風画の公開とともに記念グッズの販売も始まった。当初は予定されていなかったらしいが、このたびの東日本大震災を受け、グッズの収益金を被災地への義援金として送るということになったのだ。


私も京都へおもむき、ぜひこの目で屏風を拝見したかったのだが、残念ながらその思いは叶わなかった。しかし記念グッズとして屏風画のポスターやミニチュア屏風などが販売されることになったので、これはぜひ購入させていただこうということになった。



私が購入したのはポスターとミニチュア屏風。







右隻には苦悩する民衆と共に歩む親鸞聖人、そして左隻は一人凛として佇む親鸞聖人、井上雄彦氏がこの作品に込めたメッセージとは何だろうか?



ポスターは額に入れるか、表装してもらうか、考え中。いずれにしても若いご門徒さんにもお寺に来て見てほしい。




記念グッズは通販出来ます。

http://www.flow-er.co.jp/

にて販売中。