28日午後は鞍手組の第8期連続研修会(以下連研)に出席してまいりました。
連日当山の法要準備でてんてこ舞いの中、私が所属する連研部も年度初めで多くの事務をこなさなければならず、余計にバタバタしていたのですが、いざ講義の時間になると、講師のお話に聞き入ってしまいました。そしてふと気付いたのは、久しぶりに集中して仏法のお話を聞いたということであり、仏法にあうことのありがたさを実感いたしました。
忙しい現代といいますが、その忙しさを言い訳にして足を遠ざけているのが私たちです。しかし蓮如上人も
「仏法には世間のひまを闕きてきくべし。世間の隙をあけて法をきくべきやうに思ふこと、あさましきことなり。仏法には明日といふことはあるまじきよしの仰せに候ふ。」(蓮如上人聞書)
とおっしゃるように皆さんもぜひご縁に遇っていただきたいものです。「心を亡くす」と書いて忙しいと読みます。仏法を聞くことは、心を亡くした私たちに自らを振り返る機会を与え、常に阿弥陀如来に願われている我が身のうれしさに気付かせていただくご縁なのです。
さて、話題は変わって夜は当山の本堂におきまして、仏教壮年会に有志の皆さんが集まって、5月3日の法要終了後の打ち上げでの演し物の練習がありました。これは円覚寺仏壮名物?のアレですね。
どうぞお楽しみに!
それではおやすみなさい。