昨日は雲林俳句会。
では、参加者皆さんの句をご紹介。
蓮の骨 天の命にて 折れにけり 桜井千丈
秋仕立て ミシンは古りし アメリカ製 井上一子
白萩を 一と括りて 風通る 栗田早苗
木犀の 朝一番の 匂かな 栗田泰子
地謡と 背に一節の 秋の舞 松野賢殊
芋の露 光まるめて 転げ落つ 許斐浩三
彼岸花 つづらの棚田 咲きほこる 栗田愛子
秋の宵 届きし本が 友となる 安部きさえ
菱の花 波さらさらと 池の昼 石田傭子
烏瓜 垣を越え来て 点りけり 白石実枝
野葡萄の 活けられており 峠茶屋 松野幸子
間引菜の 夕餉一品 秋気配 花田弘子
秋夜長 話の尽きぬ 同窓会 花田房枝
つまずきて ひやりと肌へ 秋の風 六本ミヨコ
掴みては 指跡残す 熟し柿 松野淳信
季節は秋ですなあ・・・。
さてその後私は午後7時より直方市J福寺様へ、今週末厳修される継職法要の準備のため出かける。荘厳などを点検。
日付は替わって今日16日。
午後1時より円覚寺定例法座 十六日講。
真宗教団連合カレンダーの十月の法語「善人なおもて往生をとぐ いわんや悪人をや」をテーマに法話をさせていただいた。
ここは浄土真宗のご法義の重要なところ、「悪人正機」に関わる大切な部分でもあるのでレジュメを作ってじっくりとお取り次ぎさせていただいた。
阿弥陀様がお見抜きになられた私たちの本当の姿、それが悪人という表現であらわされ、そこにはたらいてくださるご本願の深さ、尊さをともに味わった。
法座終了後、なんとお参りに来られたご門徒様が今日三時二十分頃からテレビに出る!ということが分かり、急遽場所を門信徒会館に移して、一緒にテレビを鑑賞。
RKBの「今日感テレビ」の1コーナーにR本さんがご出演!!
どうやら福岡県内の様々な町に出かけてそこの名所や有名人を取材するという企画でR本さんが選ばれたらしい。
お得意の演芸をご披露なさっておりました(爆)。
テレビが始まるとお寺に「R本サンが出ていますよ!」という電話が何本か鳴りました。